2000年代にヒットした洋楽のバラードソング
長い音楽史の中でも2000年代というのは激動の時代で、現在では当たり前のジャンルとして知られるEDMやパンクロックなど、さまざまなジャンルが時代時代を彩ってきました。
そんな、さまざまなジャンルが生まれた2000年代ですが、実はR&Bの黄金期とも呼べる時期でもあります。
今回はそんな2000年代にヒットした洋楽のバラードをピックアップいたしました。
時代的にR&Bの名作がラインナップしておりますので、ブラックミュージックが好きな方は必見です!
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2000年代にヒットした洋楽のバラードソング(6〜10)
Prayer for You InterludeUsher

激動の2000年代を象徴するR&Bシンガー、アッシャーさん。
こちらの『Prayer for You Interlude』は彼のバラードのなかでも特にオススメしたい作品です。
本作は、彼の人生の大きな転機となった2008年のアルバム『Here I Stand』に収録されています。
息子への祈りとして捧げられた本作は、アッシャーさん自身の経験を基に描かれており、親子の絆の深さを感じさせます。
アッシャーさんが父親になることで感じた想いや、自分の父親との関係を通して、より良い父親になりたいと願う心情がこもった本作は、育児に悩むすべての親に大きな勇気を与えてくれるでしょう。
Hometown GloryAdele

イギリス出身のシンガーソングライター、アデルさんのデビューシングルである『Hometown Glory』は、2007年の10月22日にリリースされ、その後の彼女のキャリアに大きな影響を与えた作品です。
ピアノ伴奏にのせた、アデルさんの温かみのあるボーカルが印象深く、故郷であるトッテナムへの愛情と、そこで形成された自分自身への認識を見つめ直す内容が心に響きます。
ルーツという確固たる存在があるからこそ、私たちはさまざまな場所に飛び立つ勇気を得られる。
そんなメッセージが隠された本作は、2000年代を象徴する非常に奥深いバラードと言えるでしょう。
Untitled (How Does It Feel)D’Angelo

2000年1月1日、ディアンジェロさんがリリースした『Untitled (How Does It Feel)』は、ブラックミュージック世界において、歴史を変えたと言っても過言ではない作品です。
プリンスさんへのリスペクトがいたるところで感じられる本作は、『Purple Rain』と並ぶ、歴史上最も偉大なバラードと言えるでしょう。
ヒップホップから影響を受けた官能的な表現は、生々しくもありながら、美しさも感じさせます。
Don’t Wanna TryFrankie J

メキシコ・ティフアナ生まれのR&Bシンガー、フランキー・Jさんが2003年にリリースした『Don’t Wanna Try』は、単なるバラードではなく、破綻した恋愛関係の痛みと葛藤を赤裸々に表した楽曲です。
本作は、切ないメロディーと共に、4年間という長い時間を共にした関係の終わりが表現されており、リスナーの心に深く訴えかけます。
ビルボードホット100での19位という成績も納得の深みのある本作。
失恋を経験した人なら、きっとそのメッセージ性に心を打たれるはずです。
A Thousand MilesVanessa Carlton

アメリカ出身のシンガーソングライター、ヴァネッサ・カールトンさんが描く切ない恋心が胸を打つピアノバラードです。
幼い頃からクラシック音楽を学び、ジュリアード音楽院で学んだ彼女の卓越したピアノの腕前が光る壮大なメロディラインと、大切な人への想いを率直に綴った歌詞が見事に調和しています。
2002年に発売されたデビューアルバム『Be Not Nobody』からのシングルで、全米チャート5位を獲得。
第45回グラミー賞では2部門でノミネートされました。
映画『White Chicks』での印象的な使用でも知られ、遠く離れた恋人を想う普遍的な感情を優しく包み込む本作は、大切な人との再会を願う時に心に響く一曲です。