名曲ばかり!90年代にヒットした洋楽バラードソング
1990年代の音楽はジャンルが細分化され、オルタナティブ・ロックにR&BやHIP-HOPなどの音楽が続々とチャート入りを果たすなど、音楽史において非常に重要な時期です。
同時に、時代をこえて人々に温かな感動を生み出す名バラードが多く生まれたのも、90年代がいかに音楽的に豊潤な時代であったのかを端的に示すものでしょう。
今回の記事では、そんな90年代に大ヒットを記録した洋楽の名バラードソングを厳選してご紹介します!
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名曲ばかり!90年代にヒットした洋楽バラードソング(11〜15)
Candle in the windElton John

もともとエルトン・ジョンさんが1973年にリリースしたアルバム『黄昏のレンガ路』に収録した、マリリン・モンローさんにささげた曲がこちらです。
1997年にバーニー・トーピンさんによってリメイクされ、ダイアナ元英皇太子妃の葬儀でエルトン・ジョンさんが歌い、追悼のレコードとしてその後発売されました。
マリリンさんと、ダイアナ妃という、違った人生ながらも同じように孤独な思いを持った2人の女性に対し、エルトンさんのピアノがやさしく強く響きます。
To Be With YouMr. BIG

Mr. Bigが2枚目にリリースして本国アメリカでも注目されたアルバム『Lean Into It』。
こちらのアルバムからシングルカットされたのがこちらの『To Be With You』で、エリック・マーティンさんの若いころの恋を歌ったもの。
Mr. Bigは2002年に一度解散しましたが、2009年に再結成。
ドラマー、パット・トーピーさんのパーキンソン病による死去など悲しいニュースを乗り越えて、サポートメンバーを入れて活動が続いています。
HeroMariah Carey

マライア・キャリーさんとウォルターアファナシエフさんがもともとはダスティン・ホフマン主演の映画『ヒーロー』の主題歌としてグロリアエステファンさんのために作った曲がこちら。
最終的には映画とは関連せず、マライアさんが歌う形で1993年にリリースされました。
自分自身が歌うために、歌詞は当初のものとは多少変更されており、彼女自身のオリジナリティーを出したものになりました。
マライアさんといえばこの曲を思い出すほど、彼女の代表曲のひとつとなりました。
Kiss Of LifeSade

ミステリアスかつ魅惑的な、シャーデー・アデュさんが持つスモーキーなアルト・ボイスを軸とした、無駄のない楽曲アレンジによって素晴らしい名曲の数々を生み出し、寡作ながらもリリースした作品すべてが世界的なヒットを記録しているシャーデー。
今回紹介する『Kiss of Life』は、1992年にリリースされたアルバム『Love Deluxe』に収録され、翌年にシングル・カットされた楽曲です。
たった2つのパターンのコード進行というシンプルな構成ながら、メロディの変化やたくみなバンド・アンサンブルで織り成す美しい楽曲となっています。
バラードとはいっても、湿っぽい雰囲気は皆無、スムーズジャズにも通じるしゃれた味わいを持っているのが見事ですよね。
BreatheFaith Hill

カントリー歌手としてキャリアをスタート、後にポップ・ミュージック界においても大きな成功を収めることになる、アメリカの歌手フェイス・ヒルさん。
歌手としての優れた才能はもちろんのこと、ゴージャスなブロンドヘアーと際立った美貌の持ち主でもあります。
この楽曲は1999年にリリースされ、特大ヒットを記録したアルバム『Breathe』の表題曲にして、カントリーの枠内をこえたポップ歌手としてのキャリアを決定付けた名バラード。
カントリーのテイストを残しながらも、より洗練されたサウンドの中で伸びやかに歌われるメロディがとにかく素晴らしく、フェイス・ヒルさんのシンガーとしての歌唱力および表現力に圧倒される名曲となっていますよ。