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名曲ばかり!90年代にヒットした洋楽バラードソング

1990年代の音楽はジャンルが細分化され、オルタナティブ・ロックにR&BやHIP-HOPなどの音楽が続々とチャート入りを果たすなど、音楽史において非常に重要な時期です。

同時に、時代をこえて人々に温かな感動を生み出す名バラードが多く生まれたのも、90年代がいかに音楽的に豊潤な時代であったのかを端的に示すものでしょう。

今回の記事では、そんな90年代に大ヒットを記録した洋楽の名バラードソングを厳選してご紹介します!

名曲ばかり!90年代にヒットした洋楽バラードソング(16〜20)

End Of The RoadBoyz II Men

ボーイズIIメンといえば、日本でも絶大な人気を誇る米国フィラデルフィア出身の男性ボーカル・グループです。

圧倒的な歌唱力と抜群のコーラス・ワークから織り成す楽曲の数々は、世代をこえて一度は耳にしたことがあるものばかりですよね。

そんな彼らが1992年にリリース、全米チャートで13週連続1位という記録を打ち立てた代表曲がこの『End of the Road』です。

バラードの名手として名高い彼らの魅力がすべて詰まっているといっても過言ではない、素晴らしいメロディとボーカルに温かな感動が生まれる名曲となっています。

余談ですが、13週連続1位という記録は同年の終わりにリリースされた、ホイットニー・ヒューストンさんの『I Will Always Love You』で破られるというのは、とんでもなくレベルの高い争いですよね。

I Don’t Want to Miss a ThingAerosmith

Aerosmith – I Don’t Want to Miss a Thing (Official HD Video)
I Don't Want to Miss a ThingAerosmith

日本においては映画『アルマゲドン』の主題歌として有名な、アメリカ出身の5人組ハードロックバンド・エアロスミスの楽曲。

発売当時、すでに活動28年になる世界的ロックバンドでありながら、意外にも同曲が全米シングルチャートで初めて一位を獲得した曲でした。

ストリングスから始まる荘厳なイントロは映画のイメージと相まって、すでに名曲の予感を感じさせてくれます。

これぞハードロックボーカルといった個性的で力強い歌声は、バラード曲でありながら聴き手に高揚感を与えてくれる、まさに1990年代の洋楽ロックシーンを代表するバラード曲の一つです。

TornNatalie Imbruglia

Natalie Imbruglia – Torn (Official Video)
TornNatalie Imbruglia

バラードという言葉から想像されるスロウなテンポでドラマティックに盛り上がって……といった楽曲とは少し違う、爽やかなギターのバッキングを軸とした軽やかなポップネスと、暗いわけではないのにどこか哀愁を帯びたメロディが静かな感動を呼ぶ90年代の大ヒット曲。

もともとはアメリカのロック・バンド、Ednaswapが1995年にリリースした楽曲をオーストラリア出身の女優兼シンガー、ナタリー・インブルーリアさんがカバーして世界中でヒットを記録したという経緯があります。

2010年のThe X Factorにおいて、あのワン・ダイレクションがこの曲を取り上げて見事に歌い上げたことから、若い方々にも知られているのでは?

時代をこえて歌い継がれる、素晴らしい名曲ですよ。

AlwaysBon Jovi

Bon Jovi – Always (Official Music Video)
AlwaysBon Jovi

世界的なモンスターバンド、ボン・ジョヴィはアップテンポなハードロックだけでなく、哀愁の名バラード曲を多く生み出しています。

主に80年代の特大ヒット曲を思い出される方も多いかとは思いますが、今回は彼らが90年代に残した素晴らしい楽曲を紹介しましょう。

1994年にリリース、バンドにとって初のベスト盤となった『Cross Road』に収録された新曲で、シングルとしても全米チャート4位のヒットを記録しています。

オルタナティブ・ロック~グランジ全盛期という時代背景を考えると、大健闘したと言えるのではないでしょうか。

これぞボン・ジョヴィといったエモーショナルなメロディはもちろん、ブルージーな味わいを持った、リッチー・サンボラさんのギターもまた抜群の効果を発揮しているロック・バラードの名曲です!

More Than WordsExtreme

Extreme – More Than Words (Official Music Video)
More Than WordsExtreme

1985年にアメリカで結成され、解散と再結成を経て2020年現在も活動を続けている4人組ロックバンド、エクストリームの楽曲。

ハードロックやメタルといった激しいサウンドにファンクのリズムを取り入れた楽曲を得意とするバンドが発表した、ボーカルとアコースティックギターのみのバラード曲です。

パーカッションの役割も兼ねたアコースティックギターの演奏に美しいコーラスハーモニーといった極限まで音を削った演奏からは、バンドの底知れない実力を感じます。

ギターテクニカル時代のど真ん中に発表された曲だけあって、アウトロでは高速のタッピングフレーズも聴くこともできる、最初から最後まで聴きどころ満載の楽曲です。