日本でも大人気のジャンル、バラード。
バラードという言葉はよく耳にしますが、厳密な定義をご存じの方は少ないと思います。
というのも、バラードは定義が非常に曖昧で、邦楽、洋楽を問わずに認識がざっくりとしています。
今回は私たちが認識している、やんわりとしたバラードのイメージで洋楽のバラードをピックアップしてみました。
日本でも人気の海外アーティストが多く登場するので、洋楽に詳しくない方も、日頃から洋楽を聴く方も、ぜひ最後までごゆっくりとご覧ください。
最新の洋楽バラードの人気曲・流行曲(1〜5)
SurviveNEW!Lewis Capaldi

スコットランド出身のシンガーソングライター、ルイス・キャパルディさんが手掛けた魂のバラードは、深い苦悩の淵から「それでも生き抜く」と誓う、力強い再生の物語です。
2023年6月の公演で挫折を味わった彼が、ちょうど2年後にこの作品を世に出したという背景を知ると、その覚悟に胸が熱くなりますよね。
自分は不十分だと感じる夜の恐怖を乗り越え、何があっても立ち上がろうとする歌詞の世界観は、まさに彼の心の叫びそのもの!
名盤『Broken by Desire to Be Heavenly Sent』に続く本作は、人生の壁にぶつかっているあなたの心をきっと奮い立たせてくれるはずです。
First TimesEd Sheeran

2021年10月にエド・シーランさんがリリースしたアルバム『=』に収録された名曲『First Times』。
こちらの楽曲は、アコースティックギターの音色が美しく、リリックでは奥さまと初めて経験したことを歌っていて、エドさんらしさの詰まったロマンチックなバラードに仕上げられています。
エドさんは「ファンが私たちのための曲だと思えるような曲」と語っていて、確かに聴いていると彼の優しい歌声と穏やかな曲調が安らぎを与えてくれます。
ぜひ恋人や結婚相手と一緒に聴いて、二人のエピソードを思い出してみてください。
AM I DREAMING ft. Miley CyrusLil Nas X

寂しい気分で感傷に浸りたいならリル・ナズ・Xさんの『AM I DREAMING』がオススメです。
アメリカのシンガーソングライターであるマイリー・サイラスさんと共演した作品で、2021年にリリースされたリル・ナズ・Xさんのファースト・アルバム『モンテロ』に収録されています。
「僕のことを忘れないでほしい」と歌う歌詞がなんとも悲し気で、聴いていると切ない気分になるんですよね。
ヒップホップ界の異端児と呼ばれるリル・ナズ・Xさんの新たな魅力が詰まった1曲なので、ぜひ聴いてみてください!
My HeroWestlife

アイルランド出身の5人組ボーカルグループ、ウエストライフが2021年にリリースした『My Hero』は、彼らの美しいボーカルを味わえる楽曲の1つです。
どんなことがあっても、恋人にそばにいてほしいという思いが詰まった歌詞に、胸が打たれますね。
聴く人を限定しない彼らの音楽は、国際的な人気を得ており、さまざまな国でチャートインしています。
サウンド全体からも、壮大な雰囲気と優しさが伝わってくるこの楽曲をぜひ、聴いてみてください。
SlowlyOlivia Dean

しっとりとした夜には、ジャジーなピアノが聴きたいという方は多いと思います。
R&Bアーティストとしても名高いオリビア・ディーンが2021年にリリースしたこちらの『Slowly』は、寂しい夜を暖かく包み込んでくれる楽曲です。
コーラスが聖歌のように響いて、酔いしれたくなりますよ。
イギリス出身の彼女は、幼い頃からゴスペル合唱団に参加したり、ミュージカルのレッスンを受けていました。
彼女の美しい歌声や、物語を感じさせるサウンドに影響を与えているのかもしれませんね。