夏に聴きたいバラード|切なさに寄り添う珠玉のサマーソング
プールや海に行ったり、バーベキューをしたり、音楽フェスに行ったり……夏には楽しいことがたくさんありますよね。
そうした開放的で楽しい季節だからこそ、ふと寂しくなったり、切なさを感じたりすることもあるのではないでしょうか?
この記事では、夏の切ない気持ちに寄り添ってくれる、しっとりとしたバラードソングを紹介します。
夏の終わりの寂しさを込めた曲や、恋愛や失恋をテーマにした楽曲など、センチメンタルな気持ちがふとやってきたとき、あなたを包み込んでくれる温かい曲ばかりです。
ぜひ聴いてみてくださいね!
夏に聴きたいバラード|切なさに寄り添う珠玉のサマーソング(1〜5)
真夏の通り雨宇多田ヒカル

大切な人を失った深い悲しみと、それでもなお止むことのない愛情が繊細な言葉でつづられた楽曲。
まるで心の奥底に降り続く優しい雨のように聴く者の胸を打つ、宇多田ヒカルさんらしい作品ですよね。
2016年4月にアルバム『Fantôme』へ収録された本作は、宇多田さんが約8年ぶりに音楽活動を再開した時期の曲。
夏の終わりの寂しさや、ふとした瞬間に訪れる切なさにそっと寄り添ってほしいとき、この温かい旋律があなたを包み込んでくれるはずです。
大切な誰かを思う夜に、じっくりと耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
蛍福山雅治

穏やかでありながらも力強いバラードで、福山雅治さんの柔らかく情熱的な歌声が心に響く作品です。
夏の夕暮れ、はかなく光る蛍のように、過ぎゆく時間や大切な人への切ない思いが描かれており、限られた時間を精一杯生きること、誰かを深く思いことの大切さを教えてくれます。
この楽曲は、2010年8月に発売された福山雅治さんの26枚目のシングルで、日本テレビ系ドラマ『美丘-君がいた日々-』の主題歌にも起用されました。
夏の終わりに感じる寂しさや、センチメンタルな気持ちに寄り添ってほしいとき、本作を聴けば温かい気持ちに包まれることでしょう。
明日晴れるかな桑田佳祐

壮大なスケール感と、希望に満ちたメッセージを持つこのバラードは、1日の終わりに感じる一抹の寂しさと、それでも明日への期待を抱く心模様に重なるようです。
歌詞に込められた「自分を信じ、願うこと」の大切さは、夏のにぎやかさが過ぎ去った後の静けさのなかで、ふと自分の内面と向き合う瞬間にそっと力をくれるのではないでしょうか。
本作は、桑田佳祐さんの9枚目のソロシングルとして2007年5月に登場した作品で、フジテレビ系列のドラマ『プロポーズ大作戦』の主題歌として多くの人々の記憶に刻まれました。
夏の終わりに感じるセンチメンタルな気分に浸りたいとき、少し立ち止まって未来への希望を見つけたいあなたに、ぜひ耳を傾けてほしい珠玉の1曲です。
海と少年安全地帯

玉置浩二さんの情感豊かな歌声と、安全地帯の繊細な演奏が織りなす、ノスタルジックな情景が目に浮かぶような作品。
まるで遠い日の夏の記憶、キラキラ光る水面と、そこにたたずむ少年の姿を優しく描き出すかのような、過ぎ去った過去への愛おしさを呼び覚ます楽曲です。
1986年12月にシングルとして世に出され、同年リリースの名盤『安全地帯V』にも収められました。
ふと訪れる静寂のなかでセンチメンタルな気分になったとき、きっと本作の温かいメロディがあなたを包み込んでくれるはず。
あの頃の淡い思い出に浸りたい、そんなときに聴いてみてはいかがでしょうか。
Point of No ReturnCHEMISTRY

航空用語で「帰還不能点」を意味するタイトルが印象的な、CHEMISTRYの楽曲。
もう戻れない過去への未練や、前に進むことの難しさが描かれた歌詞と、美しいハーモニーが溶け合い、聴く人の感傷的な心に寄り添います。
この楽曲は2001年6月に発売され、ファーストアルバム『The Way We Are』にも収められた珠玉のバラード。
オリコンチャートで2週連続1位を獲得し、ダブル・プラチナ認定も受けました。
夏の終わりの寂しさや、ふとした瞬間の切なさを感じたとき、この曲が優しく包み込んでくれるでしょう。