元気ハツラツ!高齢者向けの歌体操
健康のためには運動がかかせないですが、大人になると体を動かす機会が減っていく方も多いのではないでしょうか?
そして声を出して歌う機会も少ないと思います。
そんな方におすすめなのが、このふたつを同時におこなえるステキな体操なんです!
この記事では高齢者の方向けの、歌いながら体を動かせるオススメの体操を紹介しますね!
デイサービスなどの介護施設でもぜひ取り入れてみてください。
もちろん座ったままでも楽しめますよ。
みなさんで動いて歌って、楽しい時間を過ごしてくださいね。
元気ハツラツ!高齢者向けの歌体操(51〜60)
茶摘み文部省唱歌

『茶摘み』は、初夏に茶摘みをする様子を歌にした文部省の唱歌です。
この曲は手でももをたたいたり、肩をたたいたりする体操にピッタリなんですよ。
『茶摘み』はのどかな自然と前向きな農村の人々を歌った曲なので、体操をしているうちにいつのまにか明るい気持ちになり、リラックスできるのもよいところ。
また、覚えやすいメロディーなので、みなさんで口ずさみながら体操をしてみるのもいいかもしれません。
ぜひ試してみてくださいね!
炭坑節福岡県民謡

福岡県から伝わったとされる民謡『炭坑節』。
この曲は盆踊りの歌としても有名で、ご高齢の方にはなじみがあるので介護施設で使う体操の曲としてオススメ。
ちなみにこの歌は、明治初期に炭こうで働いてた労働者が、仕事を頑張るために歌っていた『伊田場打選炭唄』というものがもとになっています。
それにならって、炭こうをほるように大きく手を動かしたり、肩を回したりして全身の筋肉を使うのがオススメですよ。
もともと労働歌だったこともあり、やる気がわいてくるような歌詞と曲調になっているので、この曲を聴きながら体操すれば活力もやしなえそうですね!
憧れのハワイ航路岡晴夫

戦前から戦後にかけて活躍した歌手である岡晴夫さんの代表曲で、1948年にリリースされ大ヒットしたのが『憧れのハワイ航路』です。
岡さんや美空ひばりさんが出演し映画にもなったので、高齢者の方なら知っている人も多いはず。
腕を大きく上下左右に伸ばしたり肩をたたいたりする振り付けなら、上半身だけでも可能なので施設のレクリエーションにオススメです。
ぜひみなさんで歌いながらダンスにチャレンジしてみてくださいね!
あいうべ体操ようかいver

心が弾むような明るい妖怪をモチーフにしたアニメの曲で「あいうべ体操」をしてみましょう!
高齢者の方の中には、かつてお孫さんとこのアニメを見た方もいらっしゃるかもしれませんね。
なじみのある曲なら、体操にも取り組みやすいかもしれませんよ。
あいうべ体操は、歯並びや、虫歯にもつながる「口呼吸」予防にオススメです。
体操をすることで、舌の位置が変わり「鼻呼吸」がしやすくなるそうです。
いつもの体操も、メロディーを付けるなどすると高齢者の方の意欲につながるかもしれませんよ。
ぜひ、ご活用くださいね。
あいうべ体操顔のたるみシワ予防

ほかの方と会話をすると、悩んでいることが解消されてストレスが発散されることがありますよね。
高齢者の方も抱えている悩みがあり、考えていることがあるかと思います。
周りの方とのコミュニケーションをとおして、イキイキとした生活を送っていただきたいものです。
「あいうべ体操」は発声するときに使う筋肉も鍛えられるのでオススメですよ。
口を大きく開けて、舌を突き出す体操や喉のストレッチも加えてみましょう。
慣れてきてからでも大丈夫なので歌のメロディーに合わせるなどアレンジしてもいいですね。