【高齢者向け】クスッと笑えるシルバー川柳。面白く書くコツと文例をご紹介
年齢を重ねたからこそ見える景色や、人生経験があるからこそ生まれるユーモアが詰まったシルバー川柳は、クスッと笑えるだけでなく、思わず「わかる!」と共感してしまう作品ばかりです。
この記事では、読めば自然と顔がほころんでしまうような面白いシルバー川柳を集めました。
時事ネタを取り入れたり自分の置かれた状況を面白おかしく表現したり、あるあるを取り入れた文例が盛りだくさん。
家族との会話のネタにしたり、自分なりの川柳を作ってみてはいかがでしょうか?
ぜひ気軽に楽しんでみてくださいね!
【高齢者向け】クスッと笑えるシルバー川柳。面白く書くコツと文例をご紹介(1〜10)
WEB予約 予約できたか 電話するNEW!
スマホやパソコンなどネットから予約や注文をすることが、普通になりつつあります。
病院の予約も、WEBでできるところもありますよね。
ですが、数年前までは予約といえば電話が主流でした。
高齢者の方も、電話予約の方がなじみがある方が多いのではないでしょうか?
WEB予約は電話で相手が言葉で、予約を承認したわけではないので、ちゃんと予約ができたか不安になる気持ちを、上手に川柳で伝えていますね。
「電話で確認しなくても大丈夫だよ」と思う方もいるかもしれませんが、それでも不安に思う高齢者の方もいらっしゃるようですよ。
お年玉 持続可能か 聞くな孫NEW!
お年玉は年に一度の子供の楽しみです。
しかし高齢者のみなさんにとっては、年末年始の大きな出費ですよね。
「孫の数が多くて大変……」という方もおられるでしょう。
この川柳は、お年玉はあげたいけれど、いつまで続くかは分からないから聞かないでほしいという気持ちを、ストレートに表していますね。
仕事を退職して年金生活になったら終わりにしようか……?
それとも子供が高校生になるまではあげようか……?
本当に悩みどころですよね。
こんにちは 思い出せずに さようならNEW!
「あれ?
誰だったかな?」高齢者の方でなくても、こういった経験がある方もいるのではないでしょうか?
お散歩中の道端や、お買い物中のスーパーで「こんにちは」と、声をかけられたけれど、相手を思い出せない。
相手に、「誰だかわからない」という気持ちが知られないようにやり取りをする姿も、伝わってきそうですね。
そういったひやひやしている様子が、ユーモラスに描かれているようにも感じます。
日常にありそうなシチュエーションを、面白く川柳にしてみてはいかがでしょうか?
どうしましょ 三個あります マヨネーズNEW!
買い物に行くと、ついつい同じものを買ってしまうこともあるのでしょう。
高齢者の方のお買い物のトラブルは多く、きらせてしまうと、不安になる物を買ってきてしまうこともあるそうですよ。
一緒にお買い物に付き添ったり、行きつけのお店の店員さんに協力してもらうなどの対応も有効だそうです。
お買い物など日々の、高齢者の方の生活を川柳にすると、おおらかな気持ちになるのではないでしょうか?
「そういうこと、あるよね」と高齢者の方との会話にもつながり、コミュニケーションの促進にもなりそうですね。
マイナンバー ナンマイダーと 聴き違えNEW!
マイナンバーは、国民に付与される個人番号のこと。
そしてナンマイダーとは、南無阿弥陀仏のことですね。
本当は「なむあみだぶつ」という読むのですが、なんまいだと略して使われる事もあります。
マイナンバーは保険証としても使われるためなじみが出てきたかと思いますが、語感が似ており、仏教の念仏を聴き慣れている方にとっては、ナンマイダーと聞こえてしまうかもしれませんね。
続けて言うとまるで早口言葉みたいで面白いです。
厚化粧 笑う亭主は 薄毛症NEW!
長年連れ添った夫婦からは、深みを感じます。
お互いに信頼しあい、成熟した関係を築いている夫婦も高齢者の方の中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
仲がよい二人だからこそ、相手の欠点も笑って言い合えるのかもしれませんね。
夫婦の川柳は、ネタも豊富にありそうですし、面白い作品が作れそうですよ。
夫婦の川柳から、結婚生活やなれ初めなど、質問してみるのもオススメです。
お二人のことで、話が盛り上がりそうですね。
高齢者の方も、過去を懐かしく思い出すことでしょう。
名が出ない あれこれそれで 用を足すNEW!
高齢者の方と会話をしていると「あれがあれになって」という言葉も多く見られます。
ものや行動の名前がなかなか出てこないときに、よく使われる言葉のようです。
自分の行動を振り返った、ユーモアがあふれる川柳が高齢者の方から出てきたら、面白いですよね。
川柳を通して、笑いあったり会話をしたりと楽しい時間も過ごせそうです。
あれやこれが多い高齢者の方と家族との会話なら、ツッコミが入ることもあることでしょう。
そういった様子は、和やかでもあり家族の温かさも感じますね。






