盛り上がるネタで楽しい!高齢者の方との会話
高齢者の方と会話する中で、その日の体の調子や気分を知れますよね。
今回は、会話を増やす手助けになるような、昭和の懐かしい思い出について質問できるネタを紹介します。
写真や動画があると分かりやすくなり、さらに会話が広がりますね。
高齢者の方同士でも、懐かしい話に花が咲くきっかけになるのでオススメですよ。
他にも、意欲がわくような声かけの方法も紹介しているので、食事や入浴などの場面でぜひ取り入れてみてくださいね!
もくじ
- 盛り上がるネタで楽しい!高齢者の方との会話
- ペットの話
- 家族や孫の話
- 旅行の話
- 相撲の話
- 家庭にあった懐かしい物の話
- やる気を引きだす言葉
- オノマトペを取り入れた会話
- 懐かしい文化の話
- 懐かしい遊びの話
- 戦中戦後の食事の話
- 有名人の名前を質問
- 衣類の昔の呼び方
- 料理を通した会話
- よく作る家庭料理は
- 一番幸せを感じる瞬間は
- 初恋の思い出
- 子どもの頃の話
- 学校で好きだった科目
- 孫と一緒に楽しんでいることは
- 昔のテレビ番組で印象に残っているものは
- 昔の夏休みの思い出
- 昔の流行やブームで印象的だったものは
- 毎日の習慣
- 長生きの秘訣
- 三段オチを取り入れた会話
- お誘いのネタ
- 入浴に誘う、おもしろい会話
- 歩行の見守りで使えるネタ
- 笑いを取り入れた会話
- これからやりたいこと
- どんなお仕事をしていた?
- 人に教えたくてムズムズすること
- 今、楽しいこと
- 何歳に戻りたい?
- 好きな食べ物嫌いな食べ物は?
- 家族への感謝
- 恥ずかしかった話
- 最近行ったところ
- 自分の好きなところ
- 若かりし頃の甘酸っぱいできごと
- 願いがひとつ叶うとしたら何をお願いする?
盛り上がるネタで楽しい!高齢者の方との会話(1〜20)
ペットの話NEW!

これまでにどのように動物とかかわってきたのかは人によって違うもの、飼ったことのあるペットにも個性が出ますよね。
そんな動物とのかかわり方や飼ったとこのあるペットについて、それまでの思い出を振り返ってもらうのはいかがでしょうか。
さまざまなペットを飼ってきた人、本当は飼いたかったのに実現しなかった人などの違いから、それぞれの歩んできた道のりも見えてきそうですね。
ペットとともに過ごした時間で何を感じたのかも思い出せれば、心が安らぐきっかけにもなりそうですね。
家族や孫の話NEW!

家族はそれぞれの人生において影響を受けているもので、それぞれにエピソードがあるかと思います。
そんな家族にまつわるできごとを思い出してもらい、これまでの歩みについても考えていくのはいかがでしょうか。
家族がどのような関係性だったのか、どのように影響を与え合っていたのかも人によって違うので、語り合うことで新たな発見があるかもしれませんね。
おもしろい方向のエピソードがなかったとしても、家族の愛情を実感すれば安らぎのきっかけになりそうですね。
旅行の話NEW!

高齢者の方と盛り上がる話題のひとつに、旅行の話はいかがでしょうか。
若い頃に友人と行った旅行や新婚旅行、子どもや孫と行った家族旅行。
誰しも思い出深い旅行がひとつはあるものでしょう。
これから行きたい旅行先を挙げるのも盛り上がりそうですね。
ほかの利用者の方と旅の思い出を語り合ったり、相手の話を聞いて刺激を受けることで楽しい時間を共有し、コミュニケーションを促進します。
また、昔の記憶を辿ることは、脳を活性化させ、ストレス解消にも効果が期待できますよ。
相撲の話

相撲が好きな高齢者の方は多いようです。
実際に国技館で相撲の観戦をする方も、いらっしゃるかもしれませんね。
高齢者の方が幼少の頃、テレビなどで多く中継されていたのが「相撲と野球」だったそうです。
そういった経緯から、高齢者の方に相撲ファンが多いという見解もあります。
自分の好きな話題が出ると誰でも嬉しいですし、会話も盛り上がりますよね。
事前に相撲のニュースをチェックして、高齢者の方から相撲の話を引き出してみましょう。
そこから、いろいろな会話が広がることもあるかもしれませんよ。
家庭にあった懐かしい物の話

自宅にあった物で過去を思い出していただき、会話の糸口にしてみましょう。
現在ではあまり見かけなくなった「足踏みミシン」や「黒電話」ですが、高齢者の方にとっては生活に欠かせないアイテムでした。
日常でよく使うアイテムだったからこそ、深い思い入れがあるのかもしれませんよ。
懐かしい物を思い出し、周囲の方と会話をしたり相手の話を聞いたりすることは、脳の活性化につながります。
思い出に浸っていただく楽しい会話を通して、精神的な安定にもなりますよ。
ぜひ「家庭にあった懐しいもの」を取り入れた会話で、楽しい時間をお過ごしくださいね。
やる気を引きだす言葉

高齢者施設では、身体を維持する機能の向上などの理由で、体操をおこなっているところは多いですよね。
無理のない範囲で取り組んでいただきたいものですが、「参加しない」高齢者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなときに、高齢者の方に信用していただける名称を加えると、スムーズに参加していただける場合もあります。
例えば、体操の前に「NHKの番組でやっていた」や「お医者様が考案した」という情報を伝えてみましょう。
この2つを信用している高齢者の方は多いそうです。
ぜひ、取り入れてみてくださいね。