盛り上がるネタで楽しい!高齢者の方との会話
高齢者の方と会話する中で、その日の体の調子や気分を知れますよね。
今回は、会話を増やす手助けになるような、昭和の懐かしい思い出について質問できるネタを紹介します。
写真や動画があると分かりやすくなり、さらに会話が広がりますね。
高齢者の方同士でも、懐かしい話に花が咲くきっかけになるのでオススメですよ。
他にも、意欲がわくような声かけの方法も紹介しているので、食事や入浴などの場面でぜひ取り入れてみてくださいね!
盛り上がるネタで楽しい!高齢者の方との会話(11〜20)
お誘いのネタ

食事や入浴のときに、別のことがしたかったり興味が出なかったりして、行動に移すのがむずかしい高齢者の方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな時オススメなのが、お願いする声のかけ方です。
まずは、「いっしょに行ってくれないかな〜?」と誘ってみましょう。
さらに、車イスを外車の名前で呼ぶなどのユーモアを加えれば、笑顔が増えますよ!
「べっぴんさん」のように、聞きなじみのある言葉でお話しするのもポイントですね。
三段オチを取り入れた会話

レクリエーションのときなどに活用できる「三段落ち」を取り入れた会話をご紹介します。
三段落ちとは、三回の発言のなかで、最後に笑いを取るようなボケを言うことです。
例えば「〇〇を今日は持ってきてま」と言って、最初と二回目の発言では「せん」と言います。
三回目では「〇〇を今日は持ってきてます」と言うことで、笑いが生まれますよ。
「三回目も、二回目と同じだろう」と思わせて、違う発言をすると楽しくなるそうです。
お笑い番組がお好きな高齢者の方なら、盛り上がりそうですよね。
三回目の発言が、最初と二回目の発言を大きく裏切ることで、大きな笑いをとれますよ。
入浴に誘う、おもしろい会話

入浴の声かけによっては、高齢者の方に拒否されることもありますよね。
ですが、介護の現場では、めずらしいことではありません。
職員の方も高齢者の方に合った声かけに取り組まれているかと思います。
「入浴に誘う会話」は、笑いを取り入れたり洋服を取り換えたりするなど、いろいろなアイディアが盛り込まれています。
拒否する理由として、入浴の必要性を感じていなかったり、服を脱ぐなどの動作を負担に感じていることがあるようです。
高齢者の方に合う対応があれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。
歩行の見守りで使えるネタ

歩行の見守りで大切なのは、高齢者の方の自立心を尊重しながら、安全面でサポートすることですね。
「ひとりで大丈夫!」と言われたときは、まず「自分でできることはすごいですね」と褒めましょう。
そのうえで、「楽しくおしゃべりしながら一緒に歩けたら嬉しいな」と声をかけると、自然に見守りができますよ。
無理強いはせず、高齢者の方のペースを大切にしましょう。
一緒に歩くことで、昔の思い出話に花が咲くかもしれません。
楽しい会話をしながら、安全に歩ける環境づくりを心がけましょう。
笑いを取り入れた会話
認知症予防の一つに「笑い」があります。
実は、笑うことで、認知症になりにくいといったデータもあるんですよ。
また、笑うときの呼吸の力は、横隔膜や表情筋を動かすトレーニング効果もあります。
年齢を重ねるごとに日々の生活で笑うことは少なくなっていきます。
ですが、笑いを取り入れたヨガや体操なら、無理なく笑うこともできそうですよね。
特にインド発祥の「笑いヨガ」は、笑いの呼吸と運動を取り入れた体操なのでオススメですよ。
認知症予防で大切なことは、脳、内臓、筋肉、心を鍛えることだそうです。
「笑いヨガ」は全てを鍛えられるので、ぜひレクリエーションなどで挑戦してみてくださいね。
よく作る家庭料理は

わが家のお味自慢!
と題して、「よく作る家庭料理」について、皆さんでお話をしてみませんか?
シンプルな料理や手の込んだ料理、食材にこだわった料理や、家族が好きな料理など、料理を作る目的や誰のために作るかでも大きく答えが変わりそうですよね。
また、「よく作る家庭料理」というテーマからから、どうやってそれを作るのか、わが家では……といった話題に発展することも。
皆さんの知恵と工夫が詰まったアイディアを聞いて、作ってみるのもまた楽しいですよ。
盛り上がるネタで楽しい!高齢者の方との会話(21〜30)
一番幸せを感じる瞬間は

あなたが一番幸せを感じる瞬間はなんですか?
をテーマに、皆さんでお話しをしてみませんか?
美味しいものを食べた時、良い作物が実った時、自慢の歌声を披露している時など、人の数だけ幸せを感じる瞬間があるはずです。
自分にとっての幸せを皆と共有することで、話し合いのあとも、大いにコミュニケーションが促進されることでしょう。
お互いが好む話題が明確になるため、さまざまな場面での会話のきっかけになること間違いなし!
ぜひ試してみてくださいね。