渡辺貞夫クインテット2010

日本ジャズ界のリーダー「ナベサダ」こと渡辺貞夫。76歳になる今もジャズへの深い愛情と世界への好奇心は尽きることがない氏の円熟の音色、洗練された空間をご堪能下さい。

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渡辺貞夫
1933年2月1日宇都宮市生まれ。18歳で上京後、秋吉敏子のコージー・カルテットをはじめ数々のバンドへの参加、バークリー音楽大学への留学等を経て、日本を代表するトップミュージシャンとして、ジャズの枠に留まらない独自のスタイルで世界を舞台に活躍。中学生を対象としたリズム・スクールの指導や学生バンドとの共演、クラシックホールでのバッハの演奏のほか、6冊目のフォト・エッセイ集を発表し写真家・渡辺貞夫としての顔も存分にアピールするなど近年は更にその活動の幅を広げる。2005年“愛知万博”では政府出展事業の総合監督を務め、世界中から集まった子供達と、国境や文化を越えた歌とリズムの共演という長年の夢を実現させた。その活動は海外へ拡がり07年はジャカルタ、グアムで行われた。こうした長年の音楽を通しての様々な活動に対し平成17年度秋、「旭日小綬章」を受章。8月には30年ぶりとなる日本人グループとのライヴ・アルバム「Basie’s At Night」を発表し秋にはシンガポール、バンコクにて公演。08年7月開催、サラゴサ万博にて再び世界の子供たちとの共演。又、８月下旬から２週間に亘り、14年ぶりに自身のオリジナル・グループとアメリカ６都市９公演を敢行。各地で多くの聴衆を魅了した。

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