New York Standards Quartet

デイヴィッド・バークマン/piano

8歳から出身地のクリーヴランドでピアノを始め、バー クリー音楽大学とミシガン大学で学んだ後、故郷で ミュージシャンとしての経験を積む。1985年に ニューヨークに移り、トラディショナルジャズに対する 豊富な知識と独特な現代的感性を兼ね備えたプレイで、 現在はニューヨーク・ジャズシーンにおけるかけがえの ない存在となっている。ソニー・スティット、セシル・ マクビー、トム・ハレル、クリス・ポッターをはじめと する数多くのトッププレイヤーとの共演に加え、ヴィ レッジヴァンガードオーケストラのピアニストもつとめ る。デイヴィッド・バークマンのCD「ハンドメイド」 は、ハービー・ハンコックらと並び1998年ジャズタ イムマガジンのトップ5に選ばれ、リーダーとして発表 したレコード7枚すべてが多くの批評家による年間最優 秀作品リストに登場している。受賞歴のある作曲家、バ ンドリーダー、レコーディングアーティストの活動に加 え著名なジャズの教育者としてニューヨークのクイーン ズカレッジ、オランダの音楽大学、インディアナ大学な ど多くの教育機関で意欲的に後進の指導にあったってお り、これまでに三冊のジャズ教本を出版している。

安ヵ川大樹/bass

兵庫県西宮市出身。幼少のころよりピアノを始め、明治 大学入学後「ビッグ・サウンズ・ソサエティ・オーケス トラ」入部を機に、コントラバスをはじめる。牧島克彦 氏、古野弘志氏、吉田秀氏に師事。1989年「第19 回山野ビッグバンドコンテスト」にて最優秀賞受賞。1 991年 プロ活動を開始する。1996-97年にはマ リーナ・ショー(vo)の全国ツアーに参加。その力強い ベースのサウンドは日本発のレコーディングに欠かせな い存在となり、アジアをツアーする国際的なミュージ シャンからツアーやレコーディングのリクエストも多 く、エディ・ヘンダーソン、日野元彦、デイブ・ピエト ロをはじめとする数多くのミュージシャンと共演経験が ある。その一方でソロアルバム「レット・マイ・ティ アーズ・シング」を含むリーダーとしてのプロジェクト も高い評価を受けている。2009年、昭和音楽大学 ジャズ科講師に就任。2010年11月にはリーダート リオで台中ジャズフェスに招聘され、2万人の観衆のス タンディングオベーションを受ける。2012、13、 14年と3年連続で自己のレーベルアーティストのイベ ント「ダイキムジカ祭り」を開催。ジャズライフ誌等に 絶賛される。2012、13年 ジャズページのベーシス ト部門 2年連続第一位。今最も注目のベーシストであ る。