暑い暑い夏の盛り、「じわりん工房」ではWEB SITEの構築作業に追われていました。
その中で実際にどなたかに「じわりん工房」でCDを作る体験をしていただき、その様子をレポートするコーナーのことも考えていました。
そのターゲットとしてまず頭に浮かんだのが、国際日本文化研究センター教授で、テレビ、新聞など多方面でご活躍の井上章一さん。JAZZファンで以前よりRAGにもよくいらっしゃり 、著書*「アダルト・ピアノ―おじさん、ジャズにいどむ」(PHP新書 2004年)を出版された折にはLiveSpotRAGにてLIVE&TALKショーもなさいました。
「アダルトピアノ」出版後、きっとさまざまな反響があって井上さんのピアノライフも充実されているに違いないと思い、「じわりん工房でCDをつくってみませんか?」とお電話してみました。
井上さんはご本人曰く「一瞬のためらい」のあと誘いにのって下さり、初めてのCDづくりが始まりました!
聞き手:河上ひかる(じわりん工房)
アダルト・ピアノーおじさん、ジャズにいどむ
41歳からだって遅くはないんだ!モテたくてピアノに挑戦、ステージ活動まで始めてしまった大学教授の悲しくも心温まるジャズ体験記。
今回の話は私からのお願いの電話から始まりましたが、即答でやりましょう!と言って下さいましたね。とてもうれしかったのですが、もうそろそろCDを出したいとお考えの頃だったのでしょうか?
いえいえ、考えたこともなかったのでびっくりしました。それで戸惑い、ためらったつもりでしたけど。
私なんかが録音なんてとんでもないと。
はい、3秒ほど。(笑)
つらいなぁ、私のためらいは単なる社交辞令にしか響かへんかったわけやね。
そういうことでしょうか。
心のどこかにね、録音できたらいいなあという思いを秘めているアマチュアは少なくないでしょう。でも一応戸惑う人が多いと思います。いやミュージシャンを目指している若い人なら別ですよ。だけど素人でお稽古事にやってるような人はやっぱりね、戸惑いますよ。
でももう今となっては「勇気を持って、挑んでもいいよ。」というふうに言えるような気がしますね。
この程度のピアノでも録音するおっさんがいるわけですから、他の皆さんの励みになるかもしれません。
少しでも思いがあったら、ためらわずに行動していった方が面白い体験ができるよってことですね?
ホンマ、面白い体験ができますね。粗品として配ることも出来ますし。
商品にすることもできたんですが、、、。
いや〜、それはお天道様の罰があたると思います。
では初めてのCDづくりはどんな体験だったのか、順を追って振り返ってみましょう。
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