カントリー、フォーク、ブルーグラスを音楽の核とするテキサス出身のバンド、Dixie Chicks。
バンド名の”chicks”(女の子の意味)からもわかるように3人の女性で構成されています。
カントリーなど伝統的な音楽を現代風に解釈した楽曲で、かなりおもしろいことをやっているバンドです。
今回は彼女らの数ある曲の中でも人気の高いものをランキング形式でお届けします!
Dixie Chicksの人気曲ランキング【2025】
Daddy LessonsBeyoncé featuring Dixie Chicks1位

デスティニーズ・チャイルドのメンバーとしてはもちろん、ソロとしても世界的な成功を収め、現代最強の女性音楽家の1人としてシーンに君臨し続けるビヨンセさん。
ビヨンセさんの父親、マシュー・ノウルズさんは幼いビヨンセさんを厳しく指導、音楽的なマネジメントを務め、後にビジネス上の決別を迎えるといったように、2人が複雑な関係性であることはよく知られています。
この楽曲は、そんなビヨンセさんが2016年に発表したアルバム『レモネード』に収録された曲で、人気女性グループのディクシー・チックスを迎えたリミックス版がよく知られています。
軽快なサウンドに乗せて歌われる歌詞の内容は、先述したようなビヨンセさんの父親に対する複雑な気持ちが描かれていますから、この曲を贈られたお父さんたちは思わず戸惑ってしまうかも?
Cowboy Take Me AwayDixie Chicks2位

カントリーソングの影響を強く感じさせるサウンド作りが特徴的なディクシー・チックス。
ボーカルの歌のうまさが光ります。
本作は、ゆったりと気持ち良く体を揺らすのにぴったりの作品。
3ピースバンドである彼女たちは、商業的にも成功を収めている実力派です。
Goodbye EarlDixie Chicks3位

もともとは1990年代後半にSons of the Desertによって歌われた曲。
2000年にDixie Chicksによってカバーされヒットしました。
キュートでコミカルなミュージック・ビデオには、TVドラマでも活躍しているDennis FranzとJane Krakowskiが出演しています。
LandslideDixie Chicks4位

アメリカのカントリーバンド、ディクシー・チックスさんによるカバー曲です。
フリートウッド・マックのオリジナルを、彼女たちならではのハーモニーとアコースティックサウンドで見事に再解釈しています。
自己反省や個人的な成長、人生の変化をテーマにした歌詞は、多くの人の心に響くことでしょう。
2002年11月にリリースされ、ビルボードのホット100やカントリーチャートでトップ10入りを果たしました。
落ち着いた雰囲気の中にも力強さを感じる本作は、人生の岐路に立った時や、自分自身と向き合いたい時におすすめです。
Not Ready To Make NiceDixie Chicks5位

アメリカのカントリー・ミュージック・バンドであるDixie Chicksによって、2006年にシングル・リリースされたトラック。
Jay-Zなどの作品も手がけている、Rick Rubinが制作に携わっています。
世界各国でヒットしアメリカとカナダでプラチナ認定を受け、グラミー賞を受賞したトラックです。
Silent HouseDixie Chicks6位

ナタリー・メインズさんの、アルツハイマー病を患っていた祖母が住んでいた家について歌われている甘く悲しい曲。
バンドDixie Chicksの2006年にリリースされた7枚目のアルバム『Taking the Long Way』に収録されています。
このアルバムはグラミー賞を受賞しています。
Tortured, Tangled HeartsDixie Chicks7位

カントリーやブルーグラスなどルーツ音楽を軸としながらポップスのフィールドでも記録的な成功を収め、世界中で3,000万枚以上というセールスを誇る女性グループのディクシー・チックス。
政治や社会問題への積極的な発言でも知られている彼女たちが2002年に発表、トラディッショナルな色の濃い作風が特徴的な『Home』に収録されている楽曲『Tortured, Tangled Hearts』を紹介します。
シングル・カットされた楽曲というわけではないのですが、陽気な王道のブルーグラスといった趣で、今回の記事のテーマとしてはぴったりはまる曲と言えましょう。
とはいえ、歌詞は楽しげなものではなく、皮肉な意味合いが多分に込められた楽曲なのですね。
その後の彼女たちが巻き込まれた騒動などを踏まえると、なんだか意味深なものがありますね……。