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蕭条として 石に日の入る 枯れ野かな与謝蕪村
与謝蕪村が詠んだ句で、荒れ果てて草木も枯れた冬の野原が寂しく静かな様子を描いています。
枯れ野にある石に、冬の夕日が差し込んでいる光景ですが、その物寂しい雰囲気の中に、冬の終わりや静けさが読み込まれているのではないでしょうか。
蕭条という漢語がさびしさを増加させ、強調する役目を担っています。
冬の句はやはりわびさび感が強いものが多いですが、そんなさびしさのなかにうつくしさを見いだすのが日本人だなあという感じがしますね。
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雁
俳句/ 雁

渡り鳥の雁が群れをなして空を飛び去る様子、その後に広がる静かな空の様子、とさまざな句が思い浮かびそうですね。
連なって飛ぶ姿はにぎやかでありながら、やがて遠ざかり、空がすっと広くなる瞬間には、どこか寂しさと季節の移ろいがにじみます。
澄んだ高い空や、ひんやりとした空気も思い起こされます。
俳句に「雁」を取り入れると、動きと静けさが重なり合う奥行きのある情景が自然に浮かび上がるでしょう。
去っていくものへの思いや、残された空の広がりを描くことで、秋の深まりや心の余白を感じさせる一句へとつながりますよ。
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