思わず一句詠みたくなる!一般的に使われる秋の季語まとめ
空気が澄み切った空や、ちょっぴり涼しい風に秋の訪れを感じることはありませんか?
日常のささやかな変化を言葉にして紡ぐ俳句は、心を豊かにしてくれますね。
しかし、いざ一句詠もうとしたとき、どのような言葉を使えばいいのか悩んでしまうことも多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、一般的で俳句に取り入れやすい秋の季語を紹介します。
草花や生き物にまつわる言葉など、表現のヒントになる季語が盛りだくさん!
ぜひこの記事を参考にして、あなただけのステキな秋の句を詠んでみてくださいね。
思わず一句詠みたくなる!一般的に使われる秋の季語まとめ(1〜10)
もみじNEW!

秋に一句詠むとき、やはり「もみじ」は欠かせない存在ではないでしょうか。
赤い紅葉の主役ともいえるもみじは、紅葉が美しく見られる晩秋の季語として使われています。
松尾芭蕉や小林一茶、与謝野蕪村など名だたる俳人ももみじを季語に句を詠んでいます。
色づく美しいもみじ、散った後に道に広がるもみじ、誰かと出かけるもみじ狩りの思い出など、題材にできそうな光景はたくさんありそうですね。
もみじの赤や形を別のものと重ね合わせて詠むのもいいかもしれませんよ!
七夕NEW!

七夕は7月7日にお祝いをすることが多く、夏のイメージがありますよね。
ですが、昔は今とは違う暦だったため、旧暦に合わせて、七夕は初秋の季語として使われています。
日本でも東北方面では旧暦に合わせて、8月7日に七夕のお祝いをしている地域があるんですよ。
七夕を季語として使用する際は、季節感などに注意しながら詠まなければいけませんね。
旧暦でお祝いする地域はそのまま七夕の光景を、今の暦でお祝いする地域は少し知恵をしぼって違った視点で七夕を詠んでみてはいかがでしょうか。
台風NEW!

夏は夕立やゲリラ豪雨に襲われ、秋は台風が夏以上に頻繁に訪れてしまう季節です。
台風は旧暦の8月、大体今の9月頃である仲秋の季語として使われてきました。
ちなみに「野分」という表現も、台風を表す言葉なんですよ。
一文字だけで台風と読める「颱」の漢字を使って「颱風」と書き、詠まれている句もあります。
風が強く吹き、雨がうるさく地面を鳴らす恐ろしい台風の光景、台風が去った後の晴れやかな景色など、あなたが見て感じた台風への思いを句にしてみてくださいね。
夜長NEW!

いつまでも太陽が照り付けて明るい夏とは違い、秋は涼しくなるとともに徐々に夜が長くなっていきますよね。
そんな夜が長い状態を表す「夜長」という言葉は、秋の3カ月を表す三秋の季語として使われています。
本格的に夜が長さを増していくのは初冬の頃ですが、夏との対比によって秋は夜が長く感じられるのかもしれませんね。
長い夜に月を眺めたり、読書を楽しんだり、芸術にいそしんだり……。
さまざまなあなたの秋の夜長を詠んでみてはいかがでしょうか。
新米NEW!

その年に収穫されたばかりの米がもつ、みずみずしさと豊かな実りを感じさせる新米。
炊きあがったご飯はつややかに光り、ふわりと立ちのぼる湯気とともに、やさしい甘みと香りが広がります。
ひと口ほおばると、秋の恵みが体にしみわたるような、ほっとする温かさが感じられますよね。
俳句に「新米」を添えることで、収穫の喜びや暮らしのぬくもりがにじみ出て、素朴で親しみ深い情景が浮かぶでしょう。
食卓を囲むひとときや、炊きたての香りに包まれる瞬間などを描いてみてはいかがでしょうか。
月NEW!

空気が澄んで空がすっきりと見える秋は、月の美しさも味わえますよね。
十五夜のお月様をじっくり眺めるのも秋です。
秋の季語である月を使って、あなたが見た月の景色を詠んでみるのはいかがでしょうか。
松尾芭蕉や正岡子規などの有名な俳人も、美しい月の光景に魅せられて月の句を詠んでいます。
美しく見える月の光景をそのまま詠むもよし、花より団子のように月よりも供えられた団子に目がいく様子を詠んでもよし。
天気によって、見えない月に思いをはせるのもいいのではないでしょうか。
残暑NEW!

近年の秋は特に、この残暑の威力が増していますよね。
真夏と変わらない猛暑のような暑さがいつまでも続いたり、秋の運動会が灼熱になったり、困ることがたくさんあります。
8月上旬に訪れる立秋以降の初秋の季語として使われる残暑で、あなたの思ういつまでも去ってくれない残暑を詠んでみてはいかがでしょうか。
マイナスなイメージで詠む方が多いかもしれませんが、暑い夏が好きな方はうれしいできごととして、残暑に思いをはせて詠むのもいいかもしれませんね。



