夏休みの宿題の参考に!小学生にオススメのおもしろい俳句
漢字や計算のドリル、読書感想文、自由研究など、小学生のお子さんにはたくさんの夏休みの宿題がありますよね。
その中に、俳句を作るという宿題があるというお子さんもいるのではないでしょうか。
ですが、いざ作るとなってもどんなふうに作ればいいのかわからない、というお子さんも多いはず。
そこでこの記事では、そんな小学生のお子さんの参考になるような、夏をテーマにしたおもしろい俳句を紹介していきます!
俳句は言葉を「五七五」に並べることと、季節を表す言葉「季語」を入れるのが基本的なルールです。
紹介する俳句を参考にして、ステキな夏の俳句を作ってみてくださいね!
もくじ
- 夏休みの宿題の参考に!小学生にオススメのおもしろい俳句
- はえたたき たたいてたたいて またたたく
- 夏休み 明日もグウタラ する自分
- 夏祭り ビー玉目当てに 飲むラムネ
- げんかんの 蚊取線香 ガードマン
- 手をはさむ おれがきらいか クワガタよ
- ただいまと 言うよりさきに まず麦茶
- せん風機 アイウエオーと すずしいな
- なぜだろう かにさされるの わたしだけ
- なつ休み しゅくだいなければ 天ごくだ
- 当るかな アイスのぼうを またなめる
- 夏休み ボーとしてたら もう終わり
- 学校を 忘れて遊び 始業式
- 説教に 耳せんがわりの 蝉の声
- ポケモンで 今年の夏は 休みなし
- 宿題の BGMは セミの声
- 面倒で 最後に残す 感想文
- かき氷 いつのまにかに とけていた
- 夏休み 次の楽しみ 冬休み
- 宿題を 徹夜で書いた 夏休み
- 目覚ましが ほこりをかぶった 夏休み
- 俳句にチャレンジ
- おしゃべり俳句
- 簡単な俳句の作り方
- 今日の俳句
- 俳句に興味をもつきっかけに!
- 俳句に親しもう
- 俳句の作り方
- 俳句を作る3つのステップ
- 俳句を楽しく読んでみよう
- 子供の言葉が俳句になる
- 季語ってなくてもいいの?
- 小学生でも使いやすい夏の季語10選
- 振り付き夏の俳句
- 覚えておきたい俳句
- 俳句、短歌を作ろう
夏休みの宿題の参考に!小学生にオススメのおもしろい俳句(1〜20)
はえたたき たたいてたたいて またたたく

気温が高い夏休みの時期は、蚊やハエなどの虫に悩まされることも多いですよね。
そんな夏における虫との戦いの日々を、繰り返す言葉でしっかりと表現した俳句です。
はえたたきという道具を冒頭に、後はたたくという行動を繰り返すだけの内容だからこそ、戦いの激しさや長さがしっかりと伝わってきます。
繰り返してたたいてもキリがないという部分から、戦いが終わらないというフラストレーションも込められている印象ですね。
言葉がシンプルだからこそ込められた感情がまっすぐに伝わってくる内容です。
夏休み 明日もグウタラ する自分

夏休みの宿題を後回しにしたりなど、長いお休みだからこそ、ついのんびりしてしまいますよね。
そんなだらけてしまう夏休みの生活をありのままに表現した俳句です。
あえてイベントではなく、家の中の何気ない場面を描くというところでも、周りと差をつけられるのではないでしょうか。
明日もというワードもポイントで、グウタラとした日々を長く続けたことがしっかりと伝わりますね。
華やかさはなくても、自分なりに夏休みを過ごしていたことが表現されたような内容ですね。
夏祭り ビー玉目当てに 飲むラムネ

夏休みには欠かせない大きなイベントである夏祭り、そんな夏祭りを涼しく彩ってくれるラムネをテーマにした俳句です。
あえてビンに入った見た目やさわやかな味わいという部分ではなく、ビー玉が入っていることに注目しています。
ビー玉が目的だという内容から、ラムネを飲んだ後のビー玉を取り出そうと奮闘する姿も想像されますね。
ビー玉にキラキラとしたイメージが強いことから、夏祭りの楽しさやキラキラとした時間についても描いたような内容です。
げんかんの 蚊取線香 ガードマン

夏休みという暑いシーズン、家の中に侵入してしまった蚊に悩まされる人も多いかと思います。
そんな蚊が家の中に入っていることをどのように防いでいたのかを紹介、その信頼感を描いたような俳句です。
玄関に置かれた蚊取り線香によって蚊を防いでいる様子を描いたシンプルな内容ではありますが、それをガードマンにたとえているところで効果の高さや強さという部分をしっかりと強調しています。
実体験から蚊取り線香の使用をオススメしているようにも思える内容ですね。
手をはさむ おれがきらいか クワガタよ

夏休みのイベントとして、カブトムシやクワガタを探しに行く昆虫採集は定番ですよね。
どこにかくれているのか、どのようにすればおびき寄せられるかを考える工程も含めて楽しいイベントです。
そんな昆虫採集で見つけたクワガタに手をはさまれてしまった光景と、そのときによぎった感情を描いた俳句がこちら。
手をはさまれたというできごとが描かれていることで、クワガタを手で持っていることがわかり、クワガタを発見したうれしい感情が伝わってきます。
その高いテンションと手をはさまれたときの痛みとのギャップで、コミカルな雰囲気を演出しているところも印象的なポイントですね。
ただいまと 言うよりさきに まず麦茶

大量の汗をかいてしま夏休みの暑い時期、そんな季節には水分補給を意識することが重要ですよね。
そんな水分補給の大切さについても考えさせられる、耐え切れないほどの暑さを描いた俳句です。
家に帰ってきたあとの行動が描かれており、なによりも先に水分を求める様子から余裕のなさがうかがえます。
理由については明言されていませんが、夏を象徴する麦茶がチョイスされているからこそ、ただいまのあいさつを飛ばした理由が暑さであることがしっかりと伝わってきますね。