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【小学生向け】夏の思い出が俳句に!面白い夏の俳句アイデア集

夏の俳句の作り方、子供たちは意外に悩むものですよね。

いつも「季語が難しい」「どんな内容にすれば良いの?」という声が聞かれます。

それでも大丈夫!

子供たちならではの素直な感性をいかせれば、面白い俳句が生まれるんです。

「夏祭りビー玉目当てに飲むラムネ」この俳句のように、日常のちょっとした出来事や感動を言葉にしてみるのもオススメです。

こちらでは、小学生でも楽しく取り組める夏の俳句のアイデアをご紹介。

遊び感覚で始められる方法から、保護者の方と一緒に楽しめる方法まで、きっと新しい発見がありますよ。

【小学生向け】夏の思い出が俳句に!面白い夏の俳句アイデア集(21〜30)

ひまわりが見つめる空は晴れわたり

ひまわりが見つめる空は晴れわたり

ひまわりは夏を象徴するような花で、太陽の方向に花が咲くというところから晴れのイメージも強いですよね。

そんなひまわりの花をテーマにして、ひまわりが咲き誇る夏の風景を俳句で表現していきましょう。

ひまわりが空を向いているという表現から、いきいきと咲いている様子と、空がしっかりと晴れ渡っていることを伝えています。

ひまわりといっしょに青空を見上げている姿もイメージされる、さわやかな夏を感じさせるような内容ですね。

夏休み明日もグウタラする自分

夏休み明日もグウタラする自分

春休みや冬休みよりも、夏休みの期間が長い小学校もありますよね。

長期休みは、子供達も不規則な生活になりがちです。

そういった毎日を詠んでいるかのような、俳句ですね。

特に夏休みは暑さもあってか、体を動かすのもしんどさを感じやすい様です。

子供達も何もせずに、グウタラしたくなってしまいますね。

素直な子供の気持ちが表現されています。

子供達のグウタラした姿に、イライラしてしまう保護者も多そうですよね。

そんな家庭の背景まで読み取れ、ユニークさも感じます。

げんかんのかとりせんこうガードマン

げんかんのかとりせんこうガードマン

夏の時期はどこからともなくやってくる蚊が悩みのひとつで、それを防ぐ蚊取り線香は欠かせなアイテムかと思います。

そんな蚊取り線香があることでどれほど安心なのかを表現した俳句です。

風景としては玄関に蚊取り線香を置いているというシンプルなものですが、ここに「ガードマン」という言葉を加えることで、その効果や安心を強調しています。

蚊取り線香の煙をイメージさせることで、玄関からにおいが漂ってくる様子、夏の風も感じられるような内容ですね。

せみの声季節のお手紙ゆうびん屋

せみの声季節のお手紙ゆうびん屋

夏の音といえば代表的なのはセミの声で、うるさく感じつつも、この音が聞こえてくると夏の到来を感じますよね。

そんなセミの声から夏が来たことを感じつつ、季節について書かれた手紙の到着を表現した俳句です。

「季節のお手紙」という部分がポイントで、夏に手紙が届いたという表現でもありつつ、セミが季節の移り変わりを伝えていることの表現にも感じられますね。

セミの声をとおして、暑さやさわやかさがイメージされるような内容ですね。

そぼの家今年も出会った牛がえる

そぼの家今年も出会った牛がえる

夏休みに遠方に住んでいるおじいちゃんやおばあちゃんの家に行くという人も多く、そこでは普段とは違った風景が広がっていますよね。

そんないつもとは違う風景を夏の時期には体験しているというところを、そこでであう生き物をテーマに描いた俳句です。

ここで登場するのはウシガエルで、この表現から豊かな自然がイメージされ、それによる夏のさわやかな風も感じさせます。

「今年も」というところで、ウシガエルの声を毎年聞いていること、これで夏を感じているのだということが伝わってくる内容ですね。

シュートしたぼくのみぎあしなつのあさ

シュートしたぼくのみぎあしなつのあさ

サッカーのクラブに入っていたり、習っている小学生も多いかと思います。

夏の暑い日でも試合や日々の練習も、大切な時間ですよね。

サッカーはバスケットボールなどと違い、シュートを決めるのが難しいスポーツです。

練習でも試合にしても、シュートを決めた瞬間は嬉しい気持ちが、込み上げてくるのではないでしょうか?

俳句からは、ゴールに入った瞬間の気持ちも伝わってきますね。

また、夏の暑い時間帯を避けてのサッカーの時間だったのでしょう。

「なつのあさ」からは、日々の様子も感じられますね。

タネをまき今は見上げるひまわりだ

タネをまき今は見上げるひまわりだ

夏を象徴する花のひまわりといえばその背の高さも特徴、空に向かって伸びる姿でもポジティブな雰囲気を伝えていますよね。

そんなひまわりが成長していく様子を描き、夏の晴れ渡る青空もイメージさせるような俳句です。

タネをまいたところから高く成長するまでを振り返る内容で、下を向いてタネをまいていた時から、見上げるほどに成長したというところから、力強さが感じられますよね。

ひまわりの花を見上げるというところで、花の向こうに見える夏の青空もイメージさせているのが大切なポイントですよ。