新しい年を迎えるとき、心に決めた目標を四字熟語で表現してみるのはいかがでしょうか。
日本に古くから伝わる四字熟語には、決意や願いを力強く表す言葉がいっぱいあります。
一年の始まりに前向きな表現から、自分らしさを大切にする言葉まで、さまざまな四字熟語に触れることで新たな発見があるかもしれません。
言葉の響きやその意味を味わいながら、今年一年の指針となる四字熟語を探してみましょう。
ご家族やお仲間と一緒に、それぞれの抱負を語り合う時間も心温まるひとときを作ってみてくださいね！
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一念発起NEW!
一念発起はもともと仏教用語で、一心に悟りを求め心を起こすという意味があります。
転じて、あることを成すと強く決意する際に使われています。
新年には、新しい事を始めたいとお考えの方も多いと思いますので、この言葉を抱負に掲げてみてはいかがでしょうか。
何をするか決まっていなくても「新しい事をやってみよう」という気持ちを込めてこの言葉を選んでも良いと思います。
1年は長いようであっという間に過ぎてしまいますから、何か1つでも新しい事を始めて、去年とは違う自分になりたいですよね。
一期一会NEW!
いちごいちえと読み、一生に一度の出会いを意味する四字熟語、一期一会。
こちらは茶道に由来する言葉で、茶会ではその場が一度きりの場である事を重んじ、互いに誠意を尽くそうという考え方があるそうですよ。
とてもステキな考え方だと思いますので、新年の抱負に掲げてみてはいかがでしょうか。
人との出会いも、新しい仕事のきっかけも、それが一度きりだと思う事で、より丁寧に対応しようと思えます。
他者への誠意は巡りめぐって、きっとあなたの幸福にもつながると思いますよ。
七転八起NEW!
何かに挑戦するとき、この言葉を胸にがんばっている方も多いのではないでしょうか？
七転八起という漢字からも分かる通り、何度転んでも立ち上がる事を意味します。
つまり、何度失敗しようとも挫けずに、やり遂げるまで進み続けるという事ですね。
失敗するともうダメだ……そう思いがちですが、失敗するからこそ次は失敗しないように考え、成功につながるのです。
ぜひ新しい1年はこの言葉を抱負に掲げて、強い心で成功をつかみにいきましょう！
不言実行NEW!
不言実行は、何か行動を起こす際に不要なことは口にせず、ただ黙って実行する事を意味します。
孔子が君子を表現する際に使った言葉だそうですよ。
似た言葉に有言実行がありますが、有言実行は自分の言葉に責任を持とうという意味合いを持つ、不言実行をもじった言葉です。
するべき事をなかなか実行に移せない……そんな方はこの言葉を抱負に掲げてみてはいかがでしょうか。
やらない事に慣れてしまった自分を正す良い機会になるかもしれませんよ。
大義名分NEW!
大義名分は、何か行動を起こす際の事由や根拠を指す言葉です。
自分だけで完結する事なら良いですが、周囲の人に影響を与えるような言動には、はっきりとした納得できる理由が必要ですよね。
この言葉を新年の抱負に掲げる事によって、衝動的、感情的に動いてしまいそうになったとき、その正当性をあなたに問いかけてくれるかもしれません。
やってしまった……と、後悔する前にこの言葉を抱負に掲げて、自分の言動を見つめ直してみましょう。
正当性のある発言を心がける事で意見する際にも自信が持て、周りからの信頼度もアップするかもしれません。
心機一転NEW!
去年はうまくいかなかったから、今年はステキな1年にしたい。
そんな思いを抱えている方は、この言葉を抱負にしてみてはいかがでしょうか。
心機一転とは、何かをきっかけとして、気持ちを良い方向に切り替えるという意味です。
つまり、新たな年の始まりをきっかけとして、去年の嫌な気持ちを忘れようという事ですね。
気持ちを切り替えるのはなかなか難しいかもしれませんが、目標を言葉にする事で心に留まりやすくなり、過去の記憶に引きずられそうな時の助けになるのではないでしょうか。
悠々自適NEW!
現代を生きる私たちは、知らずしらずのうちに時間に追われ、タスクに追われ、気づけば1日が終わっている……そんな忙しい日々を送っていますよね。
それが楽しいという方もおられるとは思うのですが、休息したい、自由な時間がほしいと感じている方もいらっしゃるはず。
そこで新年の抱負に掲げる四字熟語として、悠々自適をオススメします。
この言葉は、心身ともにストレスがなく、自分の思うままに過ごす事を意味します。
がんばりすぎる自分のストッパーとして、この言葉を書き初めなどでしたためてみてはいかがでしょうか。