ウェディングソングというと、どんな楽曲を思い浮かべますでしょうか?
人生においての晴れの日をお祝いするにふさわしいハッピーな空気感があったり、明るいメロディーで前向きな歌詞の楽曲であったりなど、近年ではそういった楽曲が多いですよね。
しかし、結婚という一大イベントの裏で切ない気持ちが生まれるのも事実で、特に一昔前にはそういった楽曲も歌われてきました。
そこで今回は、昭和を彩ったウェディングソングをご紹介します。
幸せを感じさせるものから胸が締め付けられるものまで、幅広く選曲しましたので、ぜひチェックしてみてくださいね!
誰もが知る不朽の名曲ばかり!昭和に生まれたウェディングソング(1〜5)
結婚しようよ吉田拓郎

昭和を代表する名曲として知られる吉田拓郎さんの楽曲。
フォークソングの枠を超え、より広い音楽活動への第一歩となったナンバーです。
1972年1月にリリースされ、それまでのプロテストソングのイメージを一新。
カラフルな言葉遣いと独特のアレンジで、新しいフォークソングの形を提示しました。
男性から女性への積極的なプロポーズを描いた内容は、当時としては非常に斬新なアプローチでしたね。
フォークソングが若者のポップミュージックとして広く受け入れられるきっかけとなった本作。
結婚式の余興やカラオケでも歌いやすく、幅広い世代に愛される1曲です。
てんとう虫のサンバチェリッシュ

夢のような幻想的な世界を描く、チェリッシュの代表作。
森の中の小さな教会で結婚式を挙げるカップルを、色とりどりの衣装を着たてんとう虫たちがサンバに合わせて祝福するという、ユニークな歌詞が特徴です。
1973年にリリースされ、ミリオンセラーを記録した本作は、結婚式の定番曲として注目を集めました。
子供からお年寄りまで幅広い層に愛され、今でも結婚式のお祝いソングとして人気があります。
愛と自然の美しさが強調された歌詞は、聴く人を幻想的な物語へと誘いますよ。
大切な人との幸せな時間を過ごしたい時にピッタリの一曲です。
お嫁サンバ郷ひろみ

1981年5月に発表された本作は、明るくポップなリズムと遊び心あふれる歌詞が特徴の楽曲です。
郷ひろみさんの軽快な歌声に乗せて、結婚を控えた女性への複雑な思いが表現されています。
サビの部分では特徴的なダンスも話題となり、多くの人々に親しまれました。
2000年代には人気バラエティー番組でも使用され、さらに注目を集めましたね。
結婚式や二次会の余興など、みんなで盛り上がりたいシーンにピッタリの1曲です。
郷ひろみさんの魅力が詰まった、昭和を代表するウェディングソングとして今でも多くの人に愛されています。
さざなみウェディングロード松田聖子

潮風と波の音が聞こえてきそうな、柔らかな雰囲気漂う楽曲。
松田聖子さんの伸びやかな歌声が、さざ波のように心地よく耳に届きます。
1985年6月発売のアルバム『The 9th Wave』に収録された本作は、2人の穏やかな愛を優しく包み込むような歌詞が印象的。
素足でビーチを歩くカップルの姿が目に浮かぶようですね。
特別な時間を大切な人と共有したい方にオススメの一曲です。
秋桜山口百恵

昭和を代表する歌姫、山口百恵さんの19枚目のシングル曲。
さだまさしさんの作詞作曲による本作は、1977年10月にリリースされました。
嫁ぐ娘が母への感謝の気持ちを歌った歌詞と、はかなげな秋桜をイメージさせるメロディが多くの人々の心を揺さぶります。
山口百恵さんの優しく透き通った歌声が、楽曲の魅力をさらに引き立てていますね。
本作は、第19回日本レコード大賞で山口百恵さんが歌唱賞を、さだまさしさんが作詞で西条八十賞を受賞するなど、高い評価を得ました。
結婚式や母の日など、人生の節目に聴きたくなる1曲です。