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流行りの洋楽【2025年4月】

音楽の世界は、国境を越えて新たな風を運んでいます。

2025年4月の洋楽シーンでは、アメリカのベンソン・ブーンさんの80年代テイストや、ザ・マリアスのヨットポップが話題に。

そして、ワンリパブリックがアニメとコラボレーションするなど、ジャンルの垣根を超えた魅力的な作品が続々と誕生しています。

あなたの心に響く特別な一曲との出会いが、きっとここにあるはずです。

流行りの洋楽【2025年4月】(1〜20)

Off The Meter (ft.Playboi Carti & Destroy Lonely)Ken Carson

Ken Carson – Off The Meter (ft.Playboi Carti & Destroy Lonely)
Off The Meter (ft.Playboi Carti & Destroy Lonely)Ken Carson

アメリカのアトランタ出身で、わずか24歳にして音楽プロデューサーとしても活躍するケン・カーソンさんが、レーベルのボスであるプレイボーイ・カルティさんと盟友のデストロイ・ロンリーさんを迎えた強力なコラボ作をアルバム『More Chaos』のボーナストラックとして加えました。

本作は、レーベル「Opium」を代表する3者による初の正式なコラボレーションとなった楽曲で、8ビットゲーム風のチップチューンのビートと、独特の歪んだシンセサイザーが織りなす実験的なサウンドが魅力的です。

2025年4月11日の自身の25歳の誕生日にアルバムをリリースし、アルバムそのものもBillboard 200で11位にランクインする成功を収めました。

エネルギッシュなビートと革新的なサウンドメイクが光る本作は、レイジジャンルの新たな地平を切り開く意欲作として、ドライブミュージックにもぴったりです。

lutherKendrick Lamar & SZA

ソウルフルな旋律に深い愛の告白が描かれる傑作。

アメリカのラッパー、ケンドリック・ラマーさんとR&Bアーティストのシザさんの共演が実現した音楽界注目の一曲です。

ルーサー・ヴァンドロスさんへのオマージュとして制作された本作は、808ビートと弦楽器が織りなすメロディの上で、ラマーさんの力強いラップとシザさんの艶やかなボーカルが見事に調和しています。

アルバム『GNX』からの先行曲として2024年11月に公開され、世界各国のチャートで首位を獲得。

2025年2月のスーパーボウルでは両アーティストの共演が実現し、2025年4月にはスタイリッシュなMVも公開されました。

切なくも力強い愛の歌として、静かな夜に聴きたい一曲に仕上がっています。

Henry, come onLana Del Rey

Lana Del Rey – Henry, come on (Audio)
Henry, come onLana Del Rey

カントリーやアメリカーナの要素を取り入れた変化球で、新境地を見せてくれたアメリカ出身のラナ・デル・レイさん。

温かみのあるアコースティックギターやストリングスをバックに、切ない印象を残す歌声は、より一層魅力的な色彩を帯びています。

来たる2025年5月に発売されるアルバム『The Right Person Will Stay』の先行シングルとなる本作は、元恋人との別れに纏わる感情を詩的に紡ぎあげ、ラナさんの心情に触れることができますよ。

音楽誌のPitchforkでは「Best New Track」に選ばれ、さらに2025年4月末に開催予定のStagecoach Festivalで、カントリーミュージックの祭典の目玉を飾るなど、活動の幅を広げています。

ドライブ中や静かな夜のリラックスタイムに、しみじみと聴いていただきたい1曲です。

You’ll be in my heart (Phil Collins Cover)niki

NIKI – You’ll be in my heart (Spotify Single) | Music Lyric Video
You'll be in my heart (Phil Collins Cover)niki

スマッシュヒットを記録したディズニー映画『ターザン』の主題歌を、インドネシア・ジャカルタ出身のシンガーソングライターのニキさんが独自の解釈で表現。

88risingに所属する彼女ならではの繊細でソウルフルなボーカルと、ミニマルなアレンジが見事に調和した印象的な一曲です。

2022年9月にリリースされた本作は、父親と弟たちへの愛情を込めた温かなメッセージソングとして仕上がっており、ポップとR&Bを巧みに融合させた心地よいサウンドが魅力的。

2025年の現在、TikTokなどSNSを通じてバイラルヒットを続けており、改めてこの名カバーに注目が集まっていますよ。

Ojos Tristes (with The Marías)Selena Gomez, benny blanco

Selena Gomez, benny blanco – Ojos Tristes (with The Marías) (Official Lyric Video)
Ojos Tristes (with The Marías)Selena Gomez, benny blanco

米英を超えて世界中のリスナーの心を揺さぶるバイリンガル・ポップが、セレーナ・ゴメスさんとベニー・ブランコさんによって2025年3月に披露されました。

スペインの名曲を現代的に解釈した本作は、二人の実生活での関係性が色濃く反映された名盤『I Said I Love You First』の中でも際立つ存在感を放っています。

インディーポップバンドThe Maríasが参加することで、ドリーミーなサウンドと繊細なボーカルが見事に調和し、言語の壁を越えた感動を生み出しています。

ビルボードの「Hot Latin Pop Songs」で初登場1位を獲得するなど、商業的な成功も収めた本作は、ロマンティックな夜のドライブや心静かに音楽に浸りたい時間にぴったりの1曲となっています。