流行りの洋楽【2025年3月】
2025年3月、世界の音楽シーンは新たな輝きに満ちています。
アメリカのプレイボーイ・カーティさんの実験的なサウンドや、英国のSleep Tokenが放つ革新的なロックサウンド、そしてリンキン・パークの再始動と、流行りの洋楽は多彩な表情を見せています。
アーティストたちの個性が光る楽曲の数々は、私たちの心に鮮やかな彩りを添えてくれることでしょう。
流行りの洋楽【2025年3月】(1〜20)
Cry BhabieAlabama Barker

アメリカのラップシーンで注目を集める新星、アラバマ・バーカーさん。
Blink-182のドラマーであるトラヴィス・バーカーさんを父に持つ彼女は、2025年2月に公開した2作目となるディストラックで大きな反響を呼んでいます。
本作は、ラッパーのバッド・ベイビーさんとの確執をきっかけに制作された楽曲で、攻撃的なリリックと力強いビートが融合した印象的な仕上がり。
アーティストとしての自信に満ちたパフォーマンスと、現代的なヒップホップの要素を取り入れた楽曲は、ラップミュージックの新たな才能の登場を予感させるものとなっています。
若者を中心に支持を集める彼女の音楽は、現代のヒップホップシーンの空気感を鋭く切り取った作品として注目を集めています。
OG CRASHOUTBhad Bhabie

2003年生まれのフロリダ州ボイントンビーチ出身、バッド・バービーさんのトラップミュージックが、強烈なインパクトを残しています。
エネルギッシュなラップフローと力強いビートが融合した本作は、彼女の代名詞とも言えるアグレッシブなスタイルが全開。
2025年にリリースされた楽曲では、思わず体が揺れだすようなリズムと共に、彼女の個性的なパフォーマンスが存分に発揮されています。
2017年のデビュー曲『These Heaux』でBillboard Hot 100の77位を記録し、史上最年少の女性ラッパーとしてチャート入りを果たしたバッド・バービーさんの勢いは、今も止まることを知りません。
力強いビートとキャッチーなメロディーラインが織りなす本作は、パーティーシーンで盛り上がりたい方や、現代のトラップミュージックを楽しみたい方にぴったりの一曲です。
The GiverChappell Roan

2010年代後半から米国のポップミュージックシーンで台頭してきたチャペル・ローンさんが、これまでとは全く異なる斬新なカントリーミュージックに挑戦。
耳に心地よいフィドルの音色をバックに、力強く歌い上げる彼女のボーカルパフォーマンスは圧巻です。
2025年3月にリリースされて米国ビルボードのホット・カントリー・ソングス・チャートでは初登場1位という快挙を達成。
アメリカの建設作業員や探偵、歯科医など、さまざまな職業の女性の姿を描いた意欲作です。
本作は、個性的なプロモーション展開とオリジナリティ溢れるミュージックビデオでも話題となり、多様なジャンルの音楽ファンから熱い支持を集めています。
No PoleDon Toliver

ヒューストン出身のラッパー、ドン・トリヴァーさんは、メロディアスなフローとソウルフルなボーカルで知られる実力派アーティストです。
2018年にトラヴィス・スコットの楽曲『Astroworld』でブレイクを果たして以来、独自の音楽性で多くのファンを魅了し続けています。
アルバム『Love Sick』の冒頭を飾る本作は、ムーディーなサウンドスケープとドン・トリヴァーさんの滑らかなボーカルが見事に調和した1曲。
2023年2月に発売され、2024年後半にはTikTokで再注目を集めて2025年には改めてMVが公開。
メロディアスなトラックと幻想的なサウンドが織りなす世界観は、夜のドライブや落ち着いた雰囲気のパーティーシーンにぴったり。
R&Bテイストの洋楽にこれから親しみたい方にもおすすめの1曲です。
Somebody That I Used To Know (feat. Kimbra)Gotye

軽やかなギターのバッキングと木琴のメロディラインが印象的なアートポップ・ナンバーで、ベルギー出身でオーストラリアを拠点に活動するゴティエさんが2011年7月に発売したアルバム『Making Mirrors』からカットされた1曲です。
ニュージーランド出身の実力派シンガー、キンブラさんをゲストに迎え、過去の恋愛関係の終焉を男女双方の視点から描いた本作は、世界23カ国以上の音楽チャートで1位を獲得。
アメリカのビルボード・ホット100では8週連続1位を記録し、第55回グラミー賞では年間最優秀レコード賞に輝きました。
2025年3月に公式にリリースされたグラミー賞受賞アーティストのドーチさんによる楽曲『Anxiety』においてこちらのこちらの曲が引用され、改めて注目が集まっています。