2025年5月の洋楽リリースは、デジタル社会への内省を込めたトム・グレナンさんの深みあるサウンド、TikTokスターから音楽界へ華麗に転身したアディソン・レイさんのキラキラとしたシンセポップ、そして母への愛情をつづったベンソン・ブーンさんの心温まるバラードなど、多彩な物語が紡がれています。
それぞれのアーティストが込めた思いと革新的な音楽表現が、あなたの日常に新しい彩りを添えてくれることでしょう。
洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】(1〜10)
Bad As I Used To BeChris Stapleton

アメリカの実力派カントリースター、クリス・ステイプルトンさんが2025年5月にブラッド・ピット主演の話題作『F1』のサウンドトラック『F1 The Album』収録曲としてリリースした注目の楽曲です。
過去の自分と向き合いながら再び情熱を取り戻していく姿を描いたこの楽曲は、ステイプルトンさんらしいソウルフルなヴォーカルとブルース調のギターリフが印象的で、カントリー、ソウル、ロックが見事に融合した重厚感あるサウンドとなっています。
長年のコラボレーターであるデイブ・コブさんとの共同制作による本作は、映画のストーリーとも深くリンクしており、人生の転機を迎えた大人世代にぜひ聴いてもらいたい力強いメッセージが込められていますね。
Self-Inflicted$UICIDEBOY$

アメリカ・ルイジアナ州ニューオーリンズを拠点とするアンダーグラウンドヒップホップデュオ$uicideboy$が、2025年5月に次のアルバム『Thy Kingdom Come』に向けた先行曲を公開しました。
ダークトラップに、うつ病や自己破壊的な感情を吐露する赤裸々なリリックが融合し、重厚なベースラインと高速なラップがわずか1分程の短い尺ながらも強烈なインパクトを残します。
アルバムのプロデュースには、メンバーの$crimことBudd Dwyerが手がけており、彼らの音楽的原点に立ち返った楽曲に仕上がっています。
本作は、同年8月からスタートする全米44都市ツアー「Grey Day Tour 2025」のキックオフトラックとしても位置付けられており、内面的な葛藤を赤裸々に描写する彼らのサウンドを堪能したい方にお勧めです。
hope u don’t mind4Batz

アメリカ・テキサス州ダラス出身のフォーバッツさんが男女の官能的な関係を描いた印象的なR&B作品を2025年5月に公開。
スローテンポのビートに、彼の特徴的なピッチ加工ボーカルが絡み合うサウンドメイクは、ザ・ウィークンドやジェレマイの初期作品を思わせる雰囲気を湛えています。
ミックステープ『U Made Me a St4r』に続く本作は、アップルミュージックの「R&B Now」や「Pillow Talk」プレイリストにも選出。
TikTokでバイラルヒットを記録し、ドレイクさんとのリミックス作品も話題となった彼の楽曲は、スクリュード&チョップドなビート展開で地元ダラスの音楽シーンを反映しつつ、独自の官能的世界観を構築しています。
心地よい夜を演出したい方に、ぜひおすすめしたい一曲です。
me u & pride4Batz

アメリカ・テキサス州ダラスを拠点に活動するフォーバッツさんは、繊細で夢幻的なR&Bサウンドとミステリアスなビジュアルで知られるアーティストです。
2024年5月にミックステープ『U Made Me a St4r』をリリースして以来、TikTokやSNSで大きな話題を集めています。
本作は、彼の代表的な高音域のボーカルと、トラップソウルの要素を融合させた楽曲で、プライドと愛情の狭間で揺れる心情を描いた歌詞が印象的です。
iHeartRadio Music Awardsでは「Best New R&B Artist」を受賞、Apple Musicの「Up Next」アーティストにも選出されるなど、業界からも高い評価を得ています。
ドレイクやアッシャーとのコラボレーションも話題となった彼の本作は、R&Bとヒップホップのジャンルを超えた新しい音楽を求めるリスナーにおすすめの一曲です。
3rd Time LuckyAJ Tracey

ロンドン出身で多様なジャンルを融合させたスタイルで知られるラッパー、エイジェイ・トレイシーさん。
2025年5月に自身が「これまでで最も個人的な曲」と語る新曲をリリースしていますね。
この楽曲は癌と闘った母親の体験をもとに制作されており、困難を乗り越える力と希望をテーマにした感情的な内容となっています。
6月リリース予定のアルバム『Don’t Die Before You’re Dead』の先行シングルで、売上の一部は英国のがん支援団体「Maggie’s」に寄付される仕組み。
ヒップホップやR&Bを基調としながらも内省的なメロディが印象的で、同じような困難を抱える方にとっては心の支えとなる作品として楽しめますよ。
Paid In Full (feat. Big Zuu, Wax, Ets & D7)AJ Tracey

イギリスの名門ラッパー、AJ・トレーシーさんが約10年ぶりに旧友たちと再会を果たした記念碑的な1曲。
97年のホワイト・タウンのヒット曲を大胆にサンプリングしたビートに、グライム・クルー「My Team Paid」の面々が鋭いフローを重ねていきます。
本作は、UKドリル、トラップ、ポップスなど多彩なジャンルを横断してきた彼が、原点回帰を果たした意欲作。
6月公開予定のアルバム『Don’t Die Before You’re Dead』の先行シングルとしてリリースされています。
懐かしいグライムサウンドと現代的なプロダクションの融合を楽しみたい方、UKヒップホップシーンの歴史に触れたい方におすすめです。
加えて、Sky・NowTVの料理番組『Seriously Rich Flavours』とのタイアップも決定しており、音楽以外の活動も注目を集めています。
Killed to Death by PiracyAlestorm

スコットランドを拠点に活動するエイルストームの新曲は、海賊をテーマにした個性的なフォークメタルサウンドを体現する渾身の一曲です。
鋭いギターリフと力強い合唱に加え、アコーディオンやティン・ホイッスルなどの民族楽器が織りなすメロディーが、波乱万丈な海賊の世界へと誘います。
本作は、2025年6月発売のアルバム『The Thunderfist Chronicles』に収録される楽曲で、長年のプロデューサーであるラッセ・ラメルトの手腕によってさらに磨きがかかった彼らのサウンドが堪能できます。
前作アルバム『Seventh Rum of a Seventh Rum』がドイツのアルバムチャートで7位を記録するなど、商業的にも成功を収めている彼らの真骨頂を感じられる一曲となっており、メタルファンはもちろん、ユーモアと冒険心に満ちた音楽を求める方にもおすすめの楽曲です。







