洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】
2025年5月の洋楽リリースは、デジタル社会への内省を込めたトム・グレナンさんの深みあるサウンド、TikTokスターから音楽界へ華麗に転身したアディソン・レイさんのキラキラとしたシンセポップ、そして母への愛情をつづったベンソン・ブーンさんの心温まるバラードなど、多彩な物語が紡がれています。
それぞれのアーティストが込めた思いと革新的な音楽表現が、あなたの日常に新しい彩りを添えてくれることでしょう。
洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】(161〜170)
Got to Have LovePulp

イギリスを代表するロックバンドとして1990年代のブリットポップムーブメントを牽引したパルプ。
1995年にリリースされた名盤『Different Class』から約30年、ジャーヴィス・コッカーさん率いる彼らが2025年6月発売予定のアルバム『More』から素晴らしい新曲を届けてくれました。
こちらの楽曲は1999年に初回デモが録音されるも長らく未発表だった楽曲で、ソウルとディスコの要素を巧みに取り入れたサウンドが非常に印象的ですね。
愛というテーマに対するコッカーさんの内省的な想いが込められており、以前は口にできなかった「愛」について歌うバンドの成熟を感じさせる名曲となっています。
Dope Boy PhoneQuavo & Takeoff

アメリカのヒップホップシーンを牽引し、ミーゴスとして活動していたクエイヴォさんによる、故テイクオフさんとのデュオ作が2025年5月に公開。
2022年11月に銃撃で命を落としたテイクオフさんの未発表音源を活かしたポストヒューマス作となる本作は、プロデューサーにバッダ・ブレスさんを迎え、トラップミュージックの本質を体現。
彼らの不朽の絆を、洗練されたビートとシャープなラップで昇華した重要作です。
2023年のアルバム『Rocket Power』に続く作品で、1,000曲以上あるとされるテイクオフさんの未発表音源からの選曲。
ヒップホップの正統進化を感じさせるフロウと、二人の強い結びつきを感じたい方に推奨です。
Right Here, Right NowR3HAB

ダンスミュージックの歴史を塗り替える圧倒的なサウンドを持つ新曲が、オランダ出身のDJ・プロデューサーR3HAB(リハブ)さんから登場です。
1999年にFatboy Slimがヒットさせた象徴的なフレーズを現代的に再解釈し、シネマティックな緊張感あるイントロから重厚な低音と鋭いシンセが融合する力強いドロップへと展開する本作は、まさにフェスティバルのために生まれてきたかのよう。
世界的な音楽フェスTomorrowlandで既に観客を熱狂させた実績も持つこの楽曲は、R3HABさんならではのビッグルーム・ハウススタイルに落とし込まれています。
12億回以上のストリーミング再生を誇る彼の作品の中でも重要な位置を占める一曲で、フェスやクラブでの盛り上がりはもちろん、ワークアウト中の背中を押してくれる一曲としてもぴったりですよ!
Golden EyeRay Vaughn

ウェストコースト・ヒップホップシーンの新鋭として注目を集めるレイ・ヴォーンさん。
2021年にTop Dawg Entertainmentと契約を結び、EPやミックステープで実力を発揮してきたカリフォルニア州ロングビーチ出身のラッパーです。
縦横無尽なフロウと重厚なビートが絡み合う本作は、ヒップホップの伝統的なディス曲の要素を現代的にアレンジ。
プロデューサーJ. White Did Itが手がけた攻撃的なサウンドスケープの上で、鋭いリリックを展開しています。
2025年5月にリリースされたこの楽曲は、アーティスト間の対立を象徴する一曲として大きな反響を呼び、ヒップホップコミュニティで話題沸騰中です。
ラップミュージックの真髄に触れたい方や、現代のヒップホップシーンの動向に興味がある方にお薦めの一曲となっていますよ。
Hoe EraRay Vaughn

カリフォルニア州ロングビーチ出身のレイ・ヴォーンさん。
12歳からラップを始め、ドレイクさんやリル・ウェインさんの影響を受けて育ったという彼が2025年5月に新曲をリリース。
重厚なベースラインにダークなビートが印象的な本作は、東海岸と西海岸のヒップホップシーンの緊張関係を体現したJoey Badassさんへのディストラック。
ウエストコースト・ヒップホップの伝統を踏襲しつつ、鋭いリリシズムと洗練されたフロウで魅せる圧巻のパフォーマンスです。
この楽曲は、ミックステープ『The Good, The Bad, The Dollar Menu』のリード曲としても位置付けられています。
ストリート感溢れる生々しいリリックと硬質なサウンドメイクから、リアルなヒップホップを求めるファンには必聴の一枚といえるでしょう。
Leave Me AloneReneé Rapp

ノースカロライナ州出身のシンガーソングライター兼女優として多方面で活躍するルネー・ラップさん。
ブロードウェイミュージカル『Mean Girls』でのレジーナ・ジョージ役やHBOドラマでの演技で注目を集めた彼女が、2025年5月に発表した新曲は前作『Snow Angel』のシネマティックなバラードスタイルから一転、ファンキーでクラブ調のプロダクションが印象的な楽曲となっています。
自己主張と自由を求める大胆な歌詞が特徴的で、本作は2025年8月リリース予定のセカンドアルバム『Bite Me』のリードシングル。
AMAsでのバスルームセットを突き破る演出も話題となった一曲ですね。
ButterflyRich Brian

インドネシア・ジャカルタ出身で1999年9月生まれのRich Brianさん。
アジア出身のアーティストとして国際的なヒップホップシーンを席巻した彼が、2025年5月リリース予定の3rdアルバム『Where Is My Head?』からの第2弾シングルを2025年4月に公開しています。
本作はこれまでの楽曲とは異なり、よりメロディアスでドリーミーなサウンドが特徴的。
恋愛の複雑さや自己との葛藤を描いた内省的な歌詞と、アトモスフェリックなプロダクションが見事に融合した一曲です。
同時に公開されたミュージックビデオも幻想的な映像美で魅了します。
孤独や変化について考えたい夜、または自分自身と向き合いたいときにぴったりの曲といえるでしょう。
Jumpy ft. Ski Mask The Slump GodRich Brian

1999年生まれ、インドネシア・ジャカルタ出身のラッパー兼プロデューサーとして国際的な成功を収めているリッチ・ブライアンさん。
こちらの楽曲は2025年5月にスキー・マスク・ザ・スランプ・ゴッドさんを迎えてリリースされたもので、8月リリース予定のアルバム『WHERE IS MY HEAD?』からの第3弾シングルとされているのですね。
前作までのメロディアスな歌唱から一転して力強いラップに回帰したサウンドと、スキー・マスクさんの独特なフロウが融合したエネルギッシュな仕上がりとなっています。
2017年のローリング・ラウドで出会って以来温められてきたコラボレーションの成果として、まずはこの曲を聴いてアルバムの続報を待ちましょう!
BUTTERFLY KISSES x CAN’T WIN EM ALLRico Nasty

パンクとヒップホップを融合させた独自のサウンドで知られる、アメリカ・メリーランド州出身のリコ・ナスティさん。
3枚目のアルバム『LETHAL』から先行公開された2曲は、彼女の多面的な音楽性を存分に引き出しています。
ハードなシンセサウンドとトラップビートが融合した1曲目では、自己主張の強いハイパーポップ・ラップを展開。
対照的に2曲目では、フィルターがかかったリバーブの効いたサウンドと共に内省的な心情を吐露しています。
アルバム『LETHAL』は2025年5月16日に発売予定で、全15曲が収録。
また、Apple TV+とA24が制作するドラマシリーズ『Margo’s Got Money Troubles』での女優デビューも控えています。
パンクやヒップホップファンはもちろん、ジャンルを超えた新しい音楽体験を求めるリスナーにもおすすめの意欲作です。
Friend Of MineRihanna

アフロビーツの影響を感じるポップダンスナンバーを携えて、バルバドス出身のリアーナさんがスクリーンへの挑戦となる楽曲を2025年5月に公開しています。
アニメ映画『スマーフ』のサウンドトラックとしてリリースされた本作は、リアーナさんが声優も務めるキャラクター「スマーフェット」の視点から紡がれる物語を彩る楽曲で、温かみのあるシンセと軽快なドラムパターンに乗せた心地よいレイヤードボーカルが魅力的ですね。
2016年のアルバム『ANTI』以来の新曲であり、夏のプレイリストにぴったりの明るいサウンドを堪能できますよ。
洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】(171〜180)
I Want It AllRise Against

シカゴ出身で1999年から活動を続けるメロディックハードコアバンド、ライズ・アゲインストが2025年5月にリリースした力強い新曲が素晴らしい仕上がりとなっています。
通算10枚目のアルバム『Ricochet』の先行シングルとして制作されたこの楽曲は、バンドらしい攻撃的なギターリフとエネルギッシュなボーカルに加え、コール&レスポンス形式の印象的なアンセムが特徴的ですね。
グラミー賞受賞者のキャサリン・マークスさんがプロデュースを手掛けており、パンクロックの精神を維持しつつより洗練されたサウンドに仕上がっています。
社会的メッセージ性の強い楽曲を求める方や、エネルギッシュな音楽でモチベーションを上げたい方にぴったりの一曲と言えそうです。
Rule 4080Rome Streetz & Conductor Williams

ロンドン出身でニューヨークのクイーンズ地区を拠点とするローム・ストリーツさんとミズーリ州カンザスシティ出身のプロデューサー、コンダクター・ウィリアムズさんが音楽業界の闇を鋭く指摘する強烈な告発作をリリース。
本作は今年5月30日に発売予定のアルバム『Trainspotting』からの先行シングルとして2025年5月14日に公開された楽曲です。
コンダクター・ウィリアムズさんが手掛ける幻想的なジャズグルーヴを基調とした楽曲に乗せて、ローム・ストリーツさんの研ぎ澄まされたリリックが展開されます。
音楽業界の真実を知りたい方はもちろん、洗練されたブームバップヒップホップに興味をお持ちの方にも必聴の一曲です。
SINCERITYSAILORR

米フロリダ州出身の期待の若手R&Bシンガーソングライター、セイラーさんが2025年4月に新曲を発表しています。
本作はベトナム系アメリカ人のカイラさんが紡ぐスムーズでポップなR&Bの魅力が詰まったナンバー。
誠実さと自己表現をテーマにした歌詞に感情豊かなボーカルが織り込まれ、繊細なアレンジが見事に融合した楽曲となっていますね。
プロデューサーのアダム・クレヴリンさんを迎え、ミュージカル劇場出身の彼女の音楽的成熟が窺える一曲です。
この楽曲は、今後リリース予定のデビューアルバム『FROM FLORIDA’S FINEST』の先行シングルとしても注目を集めています。
SZAさんやKehlaniさんを思わせる現代R&Bテイストが好きな方、感情の機微を大切にする音楽ファンにぜひ聴いていただきたい作品です。
Infinity of HorrorsShadow of Intent

アメリカ・コネチカット州を拠点とするシンフォニック・デスコアバンド、シャドウ・オブ・インテントの壮大な新曲が2025年5月に公開されました。
戦争と人類の暴力性を主題に、荘厳なオーケストレーションとテクニカルなギターリフ、重厚なブレイクダウンが融合した本作は、彼らの真骨頂とも言えるサウンドを余すところなく表現。
6月発売予定のアルバム『Imperium Delirium』からの先行曲として、バンドの進化を如実に感じさせる意欲作となっています。
マルコ・パヴォーネ監督によるミュージックビデオは、紀元前から未来までの人類の歴史を描き、時代を超えて繰り返される暴力の連鎖を鮮烈に映し出しています。
重厚なテーマと緻密な音楽性を求めるメタルファンにお勧めの一曲です。
HELLMUSTFEARMESigns of the Swarm

アメリカ・ペンシルベニア州ピッツバーグが誇るデスコアバンド、サインズ・オブ・ザ・スウォームが2025年8月に発売予定のアルバム『To Rid Myself of Truth』から先行曲を公開しています。
本作は、過去の自殺未遂経験から着想を得たという、デイヴィッド・シモニッチさんの苦悩を昇華した楽曲です。
全開でブレーキなしのアグレッシブなサウンドにもかかわらず、絶望の中から生まれる力強さを感じさせる展開は見事としか言えません。
バンドの原点であるデスコアサウンドを基盤としながら、スラムやブラックメタルの要素も絶妙にブレンドされており、ヘヴィな音楽を愛するすべてのリスナーへと贈る渾身の一曲になっています。
Head Over HeelsStarset

80年代の名曲をスターセットならではのシネマティックなサウンドで大胆にリメイクしています。
宇宙や未来をテーマに壮大な音楽性を追求するオハイオ州コロンバス出身のロックバンド、スターセットによる本作は、ティアーズ・フォー・フィアーズの楽曲を原曲の40周年を記念して2025年5月にカバー。
エレクトロニックな要素とヘヴィなギターサウンドが融合した彼らならではの解釈で、まったく新しい魅力を引き出すことに成功しています。
これまでにアルバム『Transmissions』『Vessels』『DIVISIONS』『HORIZONS』と4枚のアルバムを発表し、壮大な物語世界を構築してきた彼らの真骨頂がここにも発揮されています。
音楽と科学の融合という独自のスタイルで、映画のようなスケール感のある音楽を求めるリスナーにぴったりの一曲です。
TemplarsSABATON

中世の騎士団「テンプル騎士団」の興亡を描いたスウェーデンのパワーメタルバンド、Sabatonの新曲が登場です。
重厚なギターリフと壮大なシンフォニックサウンドで彼らの真骨頂とも言える歴史ものの世界観を構築しています。
赤い十字をあしらった白いマントで知られる騎士団の栄光と没落を描いた本作は、2025年4月にリリースされたもので、バンドの11枚目となるスタジオアルバムの先行シングルとして位置づけられています。
2025年11月からスタートする「The Legendary Tour」でも披露予定とのことで、戦車型のドラムセットなど彼らならではの迫力あるステージングとともに楽しみたい一曲です。
歴史的題材の音楽に興味がある方におすすめします。
TyrantsSam Fender

息を呑むほど壮大なサウンドと情熱的なメッセージが交差する一曲が、イギリス出身のシンガーソングライター、サム・フェンダーさんから届けられました。
2025年4月25日、彼の31歳の誕生日に合わせて公開されたこの楽曲は、EP『Me and the Dog』に収録され、Record Store Dayの限定リリースとして話題を集めています。
アメリカのロックバンドThe War On Drugsのフロントマン、アダム・グランデュシエルさんとの共同プロデュースにより生み出された本作は、自己のエゴとの葛藤や個人の成長をテーマにした力強いメッセージが込められています。
この楽曲はフェンダーさんの2025年ヨーロッパ・北米ツアー中に初披露され、特にコーチェラ・フェスティバルでの共演が大きな話題となりました。
今夏の完売御礼のUKスタジアムツアーへ向けて、前向きなエネルギーを感じたい方にぴったりの一曲です。
brand new teethSamara Cyn, Smino

テネシー州出身で現在ロサンゼルス拠点のシンガー兼ラッパー、サマラ・シンさんとセントルイス出身のラッパー、スミノさんによるコラボレーション楽曲が2025年5月にリリースされています。
成長する名声とそれに伴うプレッシャーをテーマにした内省的な作品で、南部の黒人文化におけるグリルの象徴性について歌われていますね。
メロウなジャズからクラシックオーケストレーションへと展開する多層的なビートが印象的で、富の罠と現代社会の葛藤を描いた深みのあるリリックが心に響きます。
本作は6月リリース予定のEP『Backroads』にも収録されており、夜の静寂の中でじっくりと聴き込みたい一曲です。
ForgivingSir Chloe

アメリカ・バーモント州出身のインディロックバンド、サー・クロエが2025年5月にリリースした衝撃的な新作。
ダナ・フートさん自身が体験した恐ろしい出来事からインスパイアされた本作は、許しを拒絶する叫びとして制作されており、重厚なギターリフと感情的なボーカルが融合したダークなサウンドが印象的です。
プロデューサーのステフ・マルジアーノさんが手掛けた90年代の影響を感じさせるオルタナティブロックは、2024年3月のトロント公演でダナさんが床に倒れ込む激しいパフォーマンスを披露したように、深い感情表現が特徴的ですね。

