RAG MusicMusic
素敵な洋楽
search

洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】

2025年5月の洋楽シーンには、カナダのザ・ビーチズが繊細な感情を描いたオルタナティブロック、アメリカのアディソン・レイさんによるキラキラ輝くダンスポップ、そしてイギリスのトム・グレナンさんがデジタル時代の内省を込めた力強いバラードなど、個性豊かな作品が集結。

世界各国のアーティストたちが紡ぎ出す音楽の世界が、あなたの心に新しい感動を運んでくれることでしょう。

洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】(21〜40)

Jumpy ft. Ski Mask The Slump GodRich Brian

1999年生まれ、インドネシア・ジャカルタ出身のラッパー兼プロデューサーとして国際的な成功を収めているリッチ・ブライアンさん。

こちらの楽曲は2025年5月にスキー・マスク・ザ・スランプ・ゴッドさんを迎えてリリースされたもので、8月リリース予定のアルバム『WHERE IS MY HEAD?』からの第3弾シングルとされているのですね。

前作までのメロディアスな歌唱から一転して力強いラップに回帰したサウンドと、スキー・マスクさんの独特なフロウが融合したエネルギッシュな仕上がりとなっています。

2017年のローリング・ラウドで出会って以来温められてきたコラボレーションの成果として、まずはこの曲を聴いてアルバムの続報を待ちましょう!

I Want It AllRise Against

シカゴ出身で1999年から活動を続けるメロディックハードコアバンド、ライズ・アゲインストが2025年5月にリリースした力強い新曲が素晴らしい仕上がりとなっています。

通算10枚目のアルバム『Ricochet』の先行シングルとして制作されたこの楽曲は、バンドらしい攻撃的なギターリフとエネルギッシュなボーカルに加え、コール&レスポンス形式の印象的なアンセムが特徴的ですね。

グラミー賞受賞者のキャサリン・マークスさんがプロデュースを手掛けており、パンクロックの精神を維持しつつより洗練されたサウンドに仕上がっています。

社会的メッセージ性の強い楽曲を求める方や、エネルギッシュな音楽でモチベーションを上げたい方にぴったりの一曲と言えそうです。

brand new teethSamara Cyn, Smino

Samara Cyn, Smino – brand new teeth (Official Video)
brand new teethSamara Cyn, Smino

テネシー州出身で現在ロサンゼルス拠点のシンガー兼ラッパー、サマラ・シンさんとセントルイス出身のラッパー、スミノさんによるコラボレーション楽曲が2025年5月にリリースされています。

成長する名声とそれに伴うプレッシャーをテーマにした内省的な作品で、南部の黒人文化におけるグリルの象徴性について歌われていますね。

メロウなジャズからクラシックオーケストレーションへと展開する多層的なビートが印象的で、富の罠と現代社会の葛藤を描いた深みのあるリリックが心に響きます。

本作は6月リリース予定のEP『Backroads』にも収録されており、夜の静寂の中でじっくりと聴き込みたい一曲です。

ForgivingSir Chloe

Sir Chloe – Forgiving (Official Lyric Video)
ForgivingSir Chloe

アメリカ・バーモント州出身のインディロックバンド、サー・クロエが2025年5月にリリースした衝撃的な新作。

ダナ・フートさん自身が体験した恐ろしい出来事からインスパイアされた本作は、許しを拒絶する叫びとして制作されており、重厚なギターリフと感情的なボーカルが融合したダークなサウンドが印象的です。

プロデューサーのステフ・マルジアーノさんが手掛けた90年代の影響を感じさせるオルタナティブロックは、2024年3月のトロント公演でダナさんが床に倒れ込む激しいパフォーマンスを披露したように、深い感情表現が特徴的ですね。

Tiempos Violentos (Featuring Mon Laferte)St. Vincent

St. Vincent – Tiempos Violentos (Featuring Mon Laferte)
Tiempos Violentos (Featuring Mon Laferte)St. Vincent

アメリカ出身で現在音楽シーンの最前線で活躍するセイント・ヴィンセントさんとチリ出身のモン・ラフェルテさんによるバイリンガルなデュエットが、2025年5月にリリースされた話題の楽曲。

もともとアルバム『All Born Screaming』収録の楽曲をベースに、英語とスペイン語が交錯する構成で時間やアイデンティティといったテーマを二つの視点から描き出しています。

トリップホップやジャズの要素を取り入れたミステリアスでシネマティックな雰囲気は、ポーティスヘッドやジェームズ・ボンドのサウンドトラックを彷彿とさせる仕上がりですね。

国境や言語の壁を越えた芸術的なコラボレーションに興味がある方もぜひ聴いてみてください。