洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】
この記事では、2025年6月の洋楽リリース情報を紹介していきますね。
アメリカのラッパー、カーディ・Bさんの赤裸々な心境を綴った話題作から、イギリスのウェット・レッグによる意外性に満ちたラブバラード、さらにはゲーム音楽という新たな舞台で輝くキャロライン・ポラチェックさんの運命的な楽曲まで。
それぞれが異なる魅力を放ちながらも、聴く人の心に深く刻まれる力強さを秘めています。
音楽が持つ無限の可能性を感じられる、珠玉の作品群をじっくりとご堪能ください。
洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】(1〜20)
Now and at the Hour of Our Death (Feat. Bones)NEW!$UICIDEBOY$

アンダーグラウンドから絶大な支持を集め、自らの力で成功を掴んだアメリカのヒップホップデュオ、スーサイドボーイズ。
彼らが2025年8月発売のアルバム『Thy Kingdom Come』に先駆けて公開した一曲は、クラウド・ラップの先駆者BONESと10年以上ぶりに公式コラボを果たしたことでも話題です。
ミステリアスなピアノの旋律と重厚なベースが織りなすサウンドは、まさにホラーコアとトラップの融合。
本作で描かれるのは、女性への依存心や自傷衝動といった内面の闇であり、その赤裸々な叫びも含めてこそのスーサイドボーイズなのですよね。
彼らが放つダークな魅力に深く引き込まれることでしょう。
The StormNEW!Alestorm

自らを「真のスコティッシュ・パイレーツ・メタル」と称し、陽気で壮大な海賊の世界を音楽で表現するのが、スコットランド出身のエイルストームです。
2025年6月にリリースされたアルバム『The Thunderfist Chronicles』に収録されている本作は、バンドの魅力が凝縮された痛快なナンバーだと言えましょう。
嵐のように吹き荒れる激しいギターリフと、宴を思わせるフォーク調のメロディ、そしてシンガロング必至のパワフルなコーラスはまさに圧巻の一言!
リードボーカルが制作中に「溶けたアスファルト」から着想を得たと語る逸話も、彼らのユーモラスで混沌とした世界観を象徴していて素晴らしいですよね。
とにかく陽気に騒ぎたい、そんな気分の時に聴けば気分が高揚すること間違いなしです。
S.M.O.NEW!Amaarae

ニューヨーク生まれ、ガーナ育ちという背景を持つガーナ系アメリカ人シンガー、アマラエさん。
ポップやR&B、アフロビーツを融合した独創的な音楽は、世界中から高い評価を得ているのですよね。
そんな彼女が、2025年8月リリースのアルバム『Black Star』に先駆けて2025年6月に公開したこの楽曲は、性的解放と自己肯定をパワフルに歌い上げる、非常に刺激的なナンバーです。
ガーナの伝統音楽ハイライフやディスコが混ざり合うグルーヴィなサウンドは、聴くだけで自信が湧いてくるかのよう。
気分を高めたい時や、自分を鼓舞したい時に聴けば、きっとエネルギーをもらえることでしょう。
Bowling alleyNEW!Audrey Hobert

親友グレイシー・エイブラムスさんとの共作『That’s So True』がUKチャートで8週連続1位を記録するなど、ソングライターとしても脚本家としても非凡な才能を見せるアメリカのオードリー・ホバートさん。
2025年5月のデビュー曲『Sue Me』に続くシングルを6月に公開しました。
本作は、パーティーでの居心地の悪さや、人に見られることへの複雑な心境を、皮肉とユーモアを交えて描き出しています。
軽やかでキャッチーなインディーポップのサウンドと、誰もが一度は抱くであろう内省的な感情との対比が実に巧みですよね。
一人で物思いにふけりたい夜や、人間関係の機微に心を寄せたい時に聴くと、深く染み渡ることでしょう。
Off The RailsNEW!BENEE

TikTokでの世界的ヒットも記憶に新しい、ニュージーランド出身のベニーさん。
彼女が2025年6月に公開した作品は、これまでのポップなイメージを覆す攻撃的なサウンドが魅力なのですよね。
本作は、世の中への不安や内なる混沌を「フェミニン・レイジ」として昇華させたもので、女性チームでの制作がこの生々しいエネルギーに繋がっているのでしょう。
2020年のアルバム『Hey U X』以来となる新作への期待が高まる中、『A Minecraft Movie』のサントラも担当するなど、その才能は多方面で開花しています。
何かを打ち破りたい時に聴けば、最高の解放感を与えてくれるはずですよ。