洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】
この記事では、2025年6月の洋楽リリース情報を紹介していきますね。
アメリカのラッパー、カーディ・Bさんの赤裸々な心境を綴った話題作から、イギリスのウェット・レッグによる意外性に満ちたラブバラード、さらにはゲーム音楽という新たな舞台で輝くキャロライン・ポラチェックさんの運命的な楽曲まで。
それぞれが異なる魅力を放ちながらも、聴く人の心に深く刻まれる力強さを秘めています。
音楽が持つ無限の可能性を感じられる、珠玉の作品群をじっくりとご堪能ください。
洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】(1〜10)
Mr Electric BlueBenson Boone

SNSでの注目をきっかけにスターダムを駆け上がり、デビュー作で世界的な成功を収めたアメリカ出身のベンソン・ブーンさん。
感情を揺さぶるパワフルな歌声は聴く人の心を掴み、彼が支持されるのも納得なのですよね。
そんなブーンさんが2025年6月リリースのアルバム『American Heart』で披露したのがこの一曲。
70年代のクラシック・ロックを彷彿とさせる陽気なサウンドの中で、自身の父親への敬意を歌い上げています。
一発屋を自虐するユーモラスなMVとは対照的な、誠実な愛情が伝わる本作は、ドライブのお供にも、大切な人を想う時間にもばっちりはまってくれることでしょう。
OutsideCardi B

自身のプライベートなゴシップさえも、容赦のない過激なリリックで音楽に昇華させてしまうのが、アメリカ出身のラッパー、カーディ・Bさん。
彼女が2025年6月にリリースしたソロシングルは、元夫への怒りを爆発させたかのような内容で大きな話題を呼んでいますよね。
クラシックなビートを引用したバウンシーなトラップサウンドは、聴いているだけで気分が上がることでしょう。
この楽曲は、当初非公開の予定だったものがファンの熱い要望で世に出たという背景も、生々しさを物語っています。
来るべきセカンドアルバム『Am I the Drama?』への期待を煽る一曲で、何かを吹っ切りたい時にぴったりの楽曲と言えそうですね。
On The BeachCaroline Polachek

インディーバンドChairliftでの活躍はもちろん、ソロとしても独創的なアートポップで高い評価を得ているアメリカ出身のキャロライン・ポラチェックさん。
そんな彼女が2025年6月に公開した作品が、多くの音楽ファンを惹きつけています。
この楽曲、もともとは約8年前に制作されたものの、ゲームクリエイター小島秀夫さんとの出会いを経て完成したという逸話があり、その運命的な背景を知ると感動もひとしおなのですよね。
哀愁漂う歌声とインダストリアルな質感が融合したサウンドは、PlayStation 5用ゲーム『Death Stranding 2: On The Beach』のタイトル曲にも採用。
壮大な世界観とシンクロする本作は、世代をこえて多くのリスナーを獲得するポテンシャルを持った名曲だと言えましょう!
洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】(11〜20)
GUILT TRIPPINCentral Cee x Sexyy Red

UKラップの覇者にして、今や世界を席巻する英国のセントラル・シーさんと、パワフルな表現でヒップホップ界を揺るがす米国のセクシー・レッドさん。
そんな大西洋を越えた二人が組んだ強力な一曲が2025年6月に公開されました。
本作は、UKドリルのクールなビートにアマピアノの陽気なリズムが見事に融合しており、夏の高揚感を誘うダンサブルなサウンドがたまりませんよね。
感傷的な男性心理をのぞかせるラップと、自信に満ちた奔放なフロウが対話するように交錯する構成は、二人の化学反応を最大限に引き出しています。
2025年1月にリリースされたアルバム『Can’t Rush Greatness』以来となる本作は、ジャンルを超えた刺激を求める音楽ファンにこそ聴いてほしいですね。
DriveEd Sheeran

アコースティックな歌心で世界中のファンを魅了してきた、イギリス出身のエド・シーランさん。
そんな彼が2025年6月にリリースした本作は、パブリックイメージを覆すパワフルなロック・アンセムに仕上がっています。
この楽曲はブラッド・ピット主演の映画『F1: The Movie』の主題歌で、デイヴ・グロールさんやジョン・メイヤーさんといった豪華な面々が集結しているのも大きな話題ですよね。
限界に挑むレーサーの高揚感と、どこまでも突き抜けていくような疾走感をサウンドで見事に表現しており、まさに圧巻です。
休日の高速道路で本作をかければ、最高のドライブ体験が待っていることでしょう。
GoodnightFlorence Road

アイルランドのウィックロウで結成された幼馴染4人組バンド、フローレンス・ロード。
The Cranberriesなどの影響を感じさせつつ、ソーシャルメディアでの共感を足がかりに2024年11月には大手レーベルとの契約も果たした実力派です。
そんな彼女たちが2025年6月にリリースしたEP『Fall Back』に収録された一曲は、インディーロックらしい軽快でキャッチーなサウンドが心地良いですね。
ボーカルのリリーさんのパーソナルな感情から紡がれる切実な世界を、あえて少しコミカルで突き抜けたバンドサウンドに乗せているのが実にユニーク。
やるせない気持ちを笑い飛ばすような、若さあふれるエネルギーに元気をもらえることでしょう。
気分を切り替えたい時にぴったりのナンバーです。
All over meHaim

カリフォルニア州ロサンゼルス出身の三姉妹バンドとして、グラミー賞ノミネート歴も誇るハイム。
彼女たちが2025年6月に公開した5年ぶりのアルバム『I Quit』から、とびきりスウィートでセクシーな一曲を紹介しましょう。
この楽曲は、甘美でありながらも深入りはしない、もどかしい関係性の高揚感を描いたポップロックなのですよね。
官能的なスリルと絶妙な距離感が織りなす大人の恋模様が目に浮かぶようです。
元ヴァンパイア・ウィークエンドのロスタムさんが共同プロデュースした洗練されたサウンドは、心地よいグルーヴで、少し大人びたムードに浸りたい夜にばっちりはまってくれることでしょう。