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洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】

この記事では、2025年6月の洋楽リリース情報を紹介していきますね。

アメリカのラッパー、カーディ・Bさんの赤裸々な心境を綴った話題作から、イギリスのウェット・レッグによる意外性に満ちたラブバラード、さらにはゲーム音楽という新たな舞台で輝くキャロライン・ポラチェックさんの運命的な楽曲まで。

それぞれが異なる魅力を放ちながらも、聴く人の心に深く刻まれる力強さを秘めています。

音楽が持つ無限の可能性を感じられる、珠玉の作品群をじっくりとご堪能ください。

洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】(61〜80)

BYE BYE 25NEW!Kim Gordon

音楽家や視覚芸術家として、アメリカのオルタナティヴ・ロックシーンで多大な影響力を誇るキム・ゴードンさん。

2025年6月に発表されたこの楽曲は、2024年リリースの名盤『The Collective』収録の一曲を、より強い社会的メッセージと共に再構築したものです。

インダストリアルで不穏なトラップビートに乗り、日常的な品々を列挙する前半から、後半では社会的に示唆的な言葉を畳みかける構成は、現代への痛烈な批評性を帯びていますね。

ボブ・ディランさんを思わせる手法のミュージックビデオも話題となり、原曲はグラミー賞にもノミネートされています。

本作は特定の抗議デモと連動し、収益は関連団体に寄付されるなど、音楽による意思表示ともなっています。

社会性と実験性を兼ね備えたサウンドに触れたい方に、強く響く一作ですよ。

Half The PlotNEW!Lil Tecca

Lil Tecca – Half The Plot (Official Video)
Half The PlotNEW!Lil Tecca

2019年の大ヒットシングル『Ransom』でシーンに躍り出た、アメリカ・ニューヨーク州クイーンズ出身のリル・テッカさん。

ジャマイカ移民の両親のもと、12歳でラップの世界へ足を踏み入れた彼の音楽は、メロディアスなトラップが特徴です。

そんな彼が2025年6月に公開したアルバム『DOPAMINE』収録のあるナンバーは、夏にぴったりの爽快なビートと力強いメロディーが見事に融合しています。

本作には「自分の道を自分で選ぶ」という、聴く者の心を鼓舞するようなポジティブなメッセージが込められており、ビルボードHot 100で10週連続トップ50入りを果たしたこの一曲は、ドライブや新しい挑戦への一歩を後押ししてくれるはずですよ。

SuzanneNEW!Mark Ronson & RAYE

Mark Ronson, RAYE – Suzanne (Official Video)
SuzanneNEW!Mark Ronson & RAYE

イギリスが誇る音楽プロデューサー、マーク・ロンソンさんと、同郷の新世代歌姫レイさんの注目コラボが実現しています。

マーク・ロンソンさんはグラミー賞9回、レイさんも2024年Brit Awardsで6部門制覇と、実力派同士の顔合わせですね!

本作は、トランペットやホーンが彩るヴィンテージ感漂うバラードで、夜のサパークラブを思わせるエレガントな大人のムードが特徴となっていますよ。

レイさんが「Suzanne Audemars」という人物から着想を得たとされるこの楽曲は、2025年6月、高級時計ブランド、オーデマ・ピゲの創業150周年記念企画の一環として公開された作品です。

洗練された官能的な雰囲気は、特別な夜や上質な音楽に浸りたい時にぴったりでしょう。

Expression On Your Face (feat. Ecco2k & Bladee)NEW!Mechatok

Mechatok – Expression On Your Face (feat. Ecco2k & Bladee)
Expression On Your Face (feat. Ecco2k & Bladee)NEW!Mechatok

ドイツ・ミュンヘン出身、ベルリンを拠点とする音楽プロデューサー、メシャトークさん。

クラシックギターの素養を活かしクラブカルチャーと融合、ポップで実験的なサウンドが持ち味です。

そんなメシャトークさんが2025年6月にエッコツークさんとブレイドイーさんを客演に迎え公開した楽曲は、繊細なシンセと二人のファルセットボイスが織りなすドリーミーで無重力的な浮遊感が魅力ですね。

本作は、2025年8月にリリースされる全11曲収録のソロデビューアルバム『Wide Awake』からの先行シングルで、音楽メディアでも注目を集め、アントン・タミ監督による芸術的なミュージックビデオも話題を呼んでいます。

日常を忘れ、幻想的な音の世界に浸りたい時や、美しい映像と共に音楽を堪能したい方にピッタリの作品と言えそうです。

Johnny GoneNEW!Modern Life Is War

アイオワ州出身のメロディック・ハードコア・バンド、モダン・ライフ・イズ・ウォーが2025年6月に素晴らしい楽曲を発表しています。

2002年結成、名盤『Witness』でも知られる彼ら。

本作は約1分59秒と短尺ながら、現代社会の混沌を映す強烈なエネルギーが特徴です。

主人公ジョニーの焦燥と風刺、マフサ・アミニさんへの言及はグローバルな問題意識を示し、オルガンやサックスが絡む実験的なサウンドは従来の枠を超えていますね。

本作は12年ぶりとなるアルバム『Life on the Moon』の先行シングル。

息苦しさを感じている方、衝撃的な音楽体験を求める方にピッタリな「神経質な稲妻」のような一曲と言えそうです。