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洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】

この記事では、2025年6月の洋楽リリース情報を紹介していきますね。

アメリカのラッパー、カーディ・Bさんの赤裸々な心境を綴った話題作から、イギリスのウェット・レッグによる意外性に満ちたラブバラード、さらにはゲーム音楽という新たな舞台で輝くキャロライン・ポラチェックさんの運命的な楽曲まで。

それぞれが異なる魅力を放ちながらも、聴く人の心に深く刻まれる力強さを秘めています。

音楽が持つ無限の可能性を感じられる、珠玉の作品群をじっくりとご堪能ください。

洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】(81〜90)

Venus (Bananarama Cover)Royal Republic

スウェーデン南部マルメで2007年に結成された実力派ロックバンド、ロイヤル・リパブリックが2025年6月に実にユニークなカバー曲を公開しています。

かのショッキング・ブルーが生み出し、後にバナナラマによるカバーでも一世を風靡した、美の女神の名を冠するあの名高いディスコ・アンセムを、彼ら流の解釈で大胆にアレンジした作品です。

こちらの楽曲は、彼らが「The Blastbeaters」という架空のブラックメタルバンドに扮し、ボルボ140を背景に激しいパフォーマンスを繰り広げるミュージックビデオも話題で、原曲のイメージを痛快に覆すハードなロックサウンドが炸裂する名カバーとなっておりますね。

全4部作に渡るディスコ・クラシックのリメイクシリーズ第一弾という点も、彼らの遊び心と音楽的冒険心を感じさせ、次に何が飛び出すのか期待が高まる一曲と言えそうです。

GET HIGHERSophie

SOPHIE – OOH (Official Stream)
GET HIGHERSophie

英国出身、ハイパーポップの旗手として知られ、2021年に惜しまれた革新的プロデューサー、ソフィーさん。

彼女が生前に手掛けた一曲が、時を経て多くの音楽ファンの元へ届けられました。

本作は液体金属のような質感の先鋭的サウンドと、体が自然と動き出すハイテンションなビートが融合した、これまた聴き応えのあるダンスナンバーとなっておりますね。

繰り返されるフレーズからは、身体が求めるままに高揚する解放感が伝わってきます。

共同制作者が語る「エゴを排した創作の高揚感」が、本作の躍動感の源泉と言えそうです。

元々2015年にアルバム『Product』日本盤限定でしたが、2025年6月に同作10周年記念盤に収録。

音に身を委ね踊りたい時や、先鋭的ポップを求める人に最適ですよ。

OOHSophie

SOPHIE – GET HIGHER (Official Stream)
OOHSophie

ポップミュージックの未来を照らした英国出身の音楽プロデューサー、ソフィーさん。

2021年に急逝した彼女の才能が再び花開く形で、長年未発表だった楽曲がコンピレーション・アルバム『Product』の10周年記念エディションでリリースされています。

本作は、2011年頃から温められ、2019年に最終形が完成したという一曲で、Xファクター出身のJaide Greenさんをボーカルにフィーチャー。

失恋の悲哀とは一線を画す、明るくパワフルなエネルギーが特徴なのですね。

硬質で流麗なビートと、弾けるようなシンセサイザーの音色が織りなすサウンドは、まさにソフィーさんならではの革新性とポップな感覚が融合した仕上がりと言えそうです。

自己のアイデンティティや恋愛における感情の揺らぎを探求するような深みのあるテーマも内包。

リスナーに多様な解釈を投げかけてくれますね。

この刺激的な楽曲は2025年6月にシングルカットされ、7月にはフィジカル盤も登場。

彼女の先鋭的な音響世界や、エネルギッシュなダンスポップを求める人にうってつけの一作ですよ。

IcarusShadow Academy

Shadow Academy – “Icarus” (Official Video)
IcarusShadow Academy

YouTubeでの活躍でも知られるダン・エイヴィダンさんと、エミー賞受賞プロデューサーのジム・ローチさんによるアメリカのロックユニット、シャドウ・アカデミーが2025年6月に注目すべき一作を発表しています。

本作は、ギリシャ神話の登場人物を彷彿とさせるタイトルが印象的で、彼らが標榜する「大きな音楽」を体現したような壮大なギターリフとドラマティックな曲構成が胸を打つ仕上がりとなっておりますね。

2022年4月リリースのデビューアルバム『Shadow Academy』や先行シングル『One Way Mirror (feat. Griffin Taylor)』の流れを汲むこの楽曲は、ミュージックビデオも同日公開され、わずか4日で再生数2.8万回を記録。

現時点で特定のタイアップは確認されていませんが、物語性の高い音楽が好きな方や、日常を忘れて音楽に没入したい時に楽しんでほしいですね。

Documents (Feat.Nas)Slick Rick

ヒップホップ黄金期を代表する最高のストーリーテラー、イギリス出身でニューヨークを拠点に活動するスリック・リックさん。

2025年6月にリリースされた待望のアルバム『Victory』に、Nasさんをフィーチャーした楽曲が収録されています。

1999年の名盤『The Art of Storytelling』での共演から約26年、二人の伝説的な邂逅が再び実現。

East Coast Hip Hopを基調としたトラックに、スリック・リックさんの円熟した語り口とNasさんの深遠なリリックが絡み合い、圧巻の化学反応を生む名曲となっていますよ。

映像と共に物語を紡ぐヴィジュアル・アルバムとして制作された本作、その映像はトライベッカ映画祭でも上映され話題を呼びました。

言葉の芸術を追求する二人のレジェンドによる、聴き応え十分な一曲。

ヒップホップの真髄に触れたい方にはたまらない一曲でしょう。

2 Mazza (Feat. Drake)Smiley

Smiley – 2 Mazza (Feat. Drake) [Official Music Video]
2 Mazza (Feat. Drake)Smiley

カナダはトロントを拠点とし、かのドレイクさんが主宰するレーベルOVO Soundにも所属するスマイリーさんの話題作です。

R&Bのテイストが香るヒプノティックなトラップビートの上で、スマイリーさんは持ち味の軽やかなフロウを披露。

フィーチャリングのドレイクさんもさすがの存在感で応酬し、楽曲を一層引き立てていますね。

本作では、トロントのストリートスラング「mazza」が示すようなタフな状況や、そこから這い上がろうとする彼らのリアルな言葉が胸を打つ内容となっていますね。

この楽曲は2025年6月にリリースされたミックステープ『Don’t Box Me In』からの先行シングルで、同日にはミュージックビデオも公開されています。

ストリートの空気感と洗練されたサウンドが好きな方、タフな環境から夢を掴む姿に勇気をもらいたい方にピッタリな一曲となっていますよ。

洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】(91〜100)

Arabella (feat. Kristyn Hope)TULIP

カナダを拠点に活動するオルタナティブ・ロック/フォークバンド、TULIPがアイルランド出身のボーカリスト、Kristyn Hopeさんを迎え、2025年6月に注目すべき一曲をリリースしています。

クリアでエモーショナルな歌声と、エッジの効いたギターサウンドが融合し、中盤のスリリングな展開や力強いギターソロは聴き応え十分となっておりますね。

本作は、まるで困難を乗り越えようとする決意や、内に秘めた情熱が爆発する瞬間を捉えたかのようなエネルギーに満ちており、聴く者の心を鼓舞するようです。

現時点でのタイアップ情報はありませんが、ライブでの熱狂が目に浮かぶようなダイナミックさも魅力で、新たな音楽との出会いを求める方におすすめしたい一曲ですよ。