洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】
この記事では、2025年6月の洋楽リリース情報を紹介していきますね。
アメリカのラッパー、カーディ・Bさんの赤裸々な心境を綴った話題作から、イギリスのウェット・レッグによる意外性に満ちたラブバラード、さらにはゲーム音楽という新たな舞台で輝くキャロライン・ポラチェックさんの運命的な楽曲まで。
それぞれが異なる魅力を放ちながらも、聴く人の心に深く刻まれる力強さを秘めています。
音楽が持つ無限の可能性を感じられる、珠玉の作品群をじっくりとご堪能ください。
洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】(11〜20)
HigherIShowSpeed

インターネットの世界から音楽シーンにも進出し、注目を集めるアメリカ出身のアイショウスピードさん。
YouTubeでの感情豊かな配信スタイルで人気を確立し、2021年からは音楽活動も本格化。
2022年にはシングル『World Cup』のミュージックビデオが1億6700万回再生を突破するなど、音楽分野でも才能を開花させています。
そんな彼が2025年6月にリリースした『Higher』は、聴く者の心を高揚させるアッパーなヒップホップナンバーですね。
この楽曲は恋愛におけるポジティブな感情や、常に上を目指す上昇志向をテーマに、リスナーを力強く後押しする内容となっていますよ。
前作EP『Trip 2 Brazil』で探求したサウンドの延長線上にありながら、よりポップな魅力も兼ね備えた一作。
新しい挑戦を始める時や、エネルギッシュになりたい瞬間にぴったりの作品と言えるでしょう。
The ProblemJuicyJ x Logic

異なるバックグラウンドを持つ二人の才能が火花を散らす、注目すべき一曲が2025年6月に公開されました。
テネシー州メンフィスを拠点とし、Three 6 Mafiaの一員として2006年にアカデミー賞歌曲賞に輝いたジューシー・Jさんと、メリーランド州出身のロジックさんによる共同アルバム『Live And In Color』からの一曲です。
本作は、ジューシー・Jさんの骨太なラップと、ロジックさんが全編プロデュースで手腕を発揮した緻密なビートが絡み合い、アルバム全体の物語を深める、聴き応えのあるトラックとなっていますよ。
ヒップホップの新たな可能性を感じさせる、深みのあるサウンドを体験したい方にぴったりの作品と言えるでしょう。
The Last HeroOMNIUM GATHERUM

フィンランドを拠点とし、1996年の結成以来「美しいもの」と「激しさ」の融合を追求してきたメロディック・デス・メタル・バンド、オムニアム・ギャザラムが2025年6月に素晴らしい新曲を発表しています。
本作は、従来のメロディック・デス・メタルに一層の「力強さとグルーヴ」を加えたとギタリストのマルクス・ヴァンハラさんが語る通り、ストレートでアグレッシブながらもキャッチーなフックを持つ楽曲となっておりますね。
歌詞では不屈の魂を持つ英雄の光と影、その盲目的な戦いがもたらす視野の狭さを描く寓話的な物語もまた、本作の魅力を深めています。
2025年リリースのアルバム『May The Bridges We Burn Light The Way』からの先行シングルで、彼らの持ち味である叙情性と攻撃性が高次元で融合したサウンドは、多くのメタルファンを唸らせるでしょう。
UnderdogRoddy Ricch

カリフォルニア州コンプトンから登場し、瞬く間にシーンの第一線へと躍り出たロディ・リッチさん。
2019年のデビューアルバム『Please Excuse Me for Being Antisocial』と、そこからの大ヒット曲『The Box』で11週連続全米1位を記録した実力は折り紙付きですよね。
そんな彼が2025年6月に発表した一曲は、映画『F1® THE MOVIE』の公式サウンドトラックに収録されたものです。
本作は、困難な状況からでも決して諦めずに高みを目指す、まさに「格下の挑戦者」の魂を宿したような力強いメッセージが込められています。
ロディ・リッチさん特有のメロディアスなフロウと、映画のスピード感にも呼応する疾走感あふれるビートが融合し、聴く者のアドレナリンを刺激する仕上がりとなっていますよ。
何かに立ち向かう勇気が欲しい時、本作が力強い後押しをしてくれるでしょう。
GET HIGHERSophie

英国出身、ハイパーポップの旗手として知られ、2021年に惜しまれた革新的プロデューサー、ソフィーさん。
彼女が生前に手掛けた一曲が、時を経て多くの音楽ファンの元へ届けられました。
本作は液体金属のような質感の先鋭的サウンドと、体が自然と動き出すハイテンションなビートが融合した、これまた聴き応えのあるダンスナンバーとなっておりますね。
繰り返されるフレーズからは、身体が求めるままに高揚する解放感が伝わってきます。
共同制作者が語る「エゴを排した創作の高揚感」が、本作の躍動感の源泉と言えそうです。
元々2015年にアルバム『Product』日本盤限定でしたが、2025年6月に同作10周年記念盤に収録。
音に身を委ね踊りたい時や、先鋭的ポップを求める人に最適ですよ。