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洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】

この記事では、2025年6月の洋楽リリース情報を紹介していきますね。

アメリカのラッパー、カーディ・Bさんの赤裸々な心境を綴った話題作から、イギリスのウェット・レッグによる意外性に満ちたラブバラード、さらにはゲーム音楽という新たな舞台で輝くキャロライン・ポラチェックさんの運命的な楽曲まで。

それぞれが異なる魅力を放ちながらも、聴く人の心に深く刻まれる力強さを秘めています。

音楽が持つ無限の可能性を感じられる、珠玉の作品群をじっくりとご堪能ください。

洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】(41〜60)

Where To StartNEW!Wale

Wale – Where To Start (Official Audio)
Where To StartNEW!Wale

ワシントンD.C.出身の人気ラッパー、ウォーレさんが、Def Jam移籍後の新章を告げる一曲を2025年6月に公開しています。

本作は、SWVによる1992年のR&Bクラシック『I’m So Into You』をサンプリングしており、そのソウルフルな響きがとても心地良いのですよね。

一度は閉ざしてしまった心が再び誰かに惹かれ、凍てついた感情がゆっくりと溶けていくような、恋の始まりの繊細なときめきと戸惑いを巧みに描いています。

アルバム『Folarin II』から約4年、通算8枚目のスタジオ盤への期待感を高めてくれるこの一曲は、大切な人と過ごす時間や感傷に浸りたい夜にもしっくりはまってくれることでしょう。

davina mccallNEW!Wet Leg

Wet Leg – davina mccall (Official Video)
davina mccallNEW!Wet Leg

デビューアルバムでグラミー賞を獲得するなど、一躍インディーシーンの寵児となったイギリス出身のデュオ、ウェット・レッグ。

彼女たちの持ち味といえば、ポストパンク譲りの尖ったサウンドと痛烈な歌詞が印象的ですよね。

2025年6月にリリースされた『davina mccall』は、来るべきニューアルバム『moisturizer』からの先行シングルで、アグレッシブなイメージとは一線を画すやわらかく感傷的なラブバラードなのです。

この楽曲は、長く連れ添った関係の中にある愛おしい日常を歌っており、メンバーのパーソナルな恋愛経験が色濃く反映されているのですね。

幻想的なクレイアニメのMVも必見で、穏やかな時間を過ごしたい時にぴったりではないでしょうか。

spin cycleNEW!Yaya Bey

詩人やアクティビストとしての活動はもちろん、その音楽性も高く評価されているアメリカ・ニューヨーク出身のヤヤ・ベイさん。

オルタナティブR&Bを軸に多彩なジャンルを横断するスタイルは非常にクールで、批評家から絶賛されるのも納得なのですよね。

そんな彼女が2025年6月に公開したアルバム『do it afraid』から紹介する一曲は、ダブやレゲエの影響を感じさせるグルーヴが心地良いナンバーです。

深い愛情の喜びに浸りながら、その瞬間の儚さをも見つめる世界観は、リラックスしたい休日のBGMや、一人で物思いにふけりたい夜にばっちりはまってくれることでしょう。

ObserverNEW!quannnic

quannnic – Observer (Official Music Video)
ObserverNEW!quannnic

シューゲイザーやエモを現代的な感性で再構築し、2024年11月にはSlowdiveのツアーに参加するなど、新世代ロックシーンで注目を集めているアメリカのクアンニックさん。

そんな彼が2025年6月に、アルバム『Warbrained』からの先行シングルをリリースしています。

本作は、壁にぶつかったような閉塞感の中で、ただ状況を傍観するしかない無力感と、内側から湧き上がる衝動という相反する感情の葛藤を描いているかのよう。

その痛々しいほどの激情を轟音ギターと繊細な歌声で表現するサウンドは、聴く者の心を強く揺さぶるのですよね。

どうしようもない感情を抱えてしまった夜に、じっくりと浸りたい一曲だと言えましょう。

we never datedNEW!sombr

sombr – we never dated (official lyric video)
we never datedNEW!sombr

TikTokでのバイラルヒットをきっかけに、今や世界が注目する存在となったと言っても過言ではないでしょう。

アメリカ・ニューヨーク生まれの若き才能、sombrさんが2025年6月にリリースしたのがこの楽曲です。

本作は「付き合わなかった」関係に揺れる、誰もが共感しうる繊細でほろ苦い感情をテーマにしています。

浮遊感あふれるアンビエントな音像に、フォークを思わせる優しいメロディが溶け込むサウンドは実に心地良いのですよね。

前作『Undressed』がSpotifyで2億回再生を突破した勢いそのままに、2025年8月にはサマーソニック25での来日公演も決定済み。

インディーポップ好きであれば、完全にノックアウトされてしまうことでしょう。