洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】
この記事では、2025年6月の洋楽リリース情報を紹介していきますね。
アメリカのラッパー、カーディ・Bさんの赤裸々な心境を綴った話題作から、イギリスのウェット・レッグによる意外性に満ちたラブバラード、さらにはゲーム音楽という新たな舞台で輝くキャロライン・ポラチェックさんの運命的な楽曲まで。
それぞれが異なる魅力を放ちながらも、聴く人の心に深く刻まれる力強さを秘めています。
音楽が持つ無限の可能性を感じられる、珠玉の作品群をじっくりとご堪能ください。
洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】(121〜130)
Virginia TechPanda Bear

実験的ポップバンド、アニマル・コレクティヴの共同創設者としても知られるアメリカ出身のミュージシャン、パンダ・ベアさん。
2025年2月リリースのアルバム『Sinister Grift』は高い評価を得ましたが、そのリードシングル『Defense』のB面として、当初は限定7インチレコードでのみ入手可能だったナンバーが2025年6月にリリースされ、広く聴かれるようになりました。
アニマル・コレクティヴのバンドメイトであるディーキンさんと共同で制作され、さらにワントリックス・ポイント・ネヴァーさんが追加プロダクションを手掛けています。
シンセサイザーやパーカッションが織りなす音像に、パンダ・ベアさんならではの多層的なボーカルが重なり、夢幻的で催眠的なサウンドスケープが広がりますね。
終盤に現れるシタールのような音色がサイケデリックな雰囲気をさらに深めており、感情の深淵を探求するような本作は、パンダ・ベアさんのキャリアの中でも屈指の美しさと評されています。
彼の音楽的探求心に触れたい方や、じっくりと音の世界に浸りたい時にぴったりの一曲と言えそうです。
many lives + part iiPurity Ring

カナダ出身、独創的な「フューチャー・ポップ」で知られるエレクトロニック・デュオ、ピュリティ・リング。
2025年6月に公開された2曲セットの作品は、彼らの新たなサウンドスケープが凝縮されていますね。
1曲目はドラムンベース風の疾走感あるビートに幽玄なゴーストヴォーカルが乗り、実験的でありながらどこか懐かしい雰囲気。
続く2曲目は、ハープを思わせるアルペジオと美しいコーラスが織りなすアンビエントなトラックで、聴く者を幻想の世界へ誘います。
2012年に公開されたアルバム『Shrines』でポラリス音楽賞にもノミネートされた彼ら。
本作は、エレクトロニック・ミュージックの深化と拡張を感じさせる、まさに必聴の一枚と言えるでしょう。
FORGONEQuadeca

YouTubeでの活動を起点に、ラップからフォークトロニカ、アートポップへと音楽的な探求を深めているアメリカのアーティスト、クエイデカさん。
彼はカリフォルニア州ロサンゼルスを拠点とし、自己の内面を深く掘り下げるリリックで多くのリスナーの心を掴んでいます。
2025年6月にリリースされた本作は、約8分にも及ぶ壮大なピアノバラードなんですよ。
失われた関係への追憶と、赦しを求める心の機微が、美しい旋律、荘厳なコーラス、そしてクライマックスのドラムに乗せて痛切に表現されていて、胸を打ちますね。
この楽曲は、2025年7月リリースのアルバム『Vanisher, Horizon Scraper』からの先行シングルで、彼自身のレーベル「X8 Music」からの作品です。
クエイデカさん自身が監督したミュージックビデオも公開されています。
一人静かに音楽と向き合いたい時や、感情を揺さぶる芸術的なサウンドに浸りたい方にぴったりの一曲と言えそうです。
HeatRita Ora

イギリス出身で、シンガーソングライターや女優としても多彩な才能を発揮するリタ・オラさん。
これまでにUKトップ10シングルを13曲記録し、うち4曲が1位に輝くなど、その実力は広く知られていますね。
2025年6月に公開された本作は、夏にふさわしい高揚感とプロダクションの鮮やかさが魅力のサンシャイン・ポップ。
自信に満ちた歌声が、自由と自己表現を謳歌するような開放的なムードと見事に溶け合っていますね。
本作は、同月ワシントンD.C.で開催されたWorld Pride Music Festivalでのパフォーマンスに合わせて公開され、世界的なLGBTQ+コミュニティへの力強いメッセージともなりました。
2023年7月リリースのアルバム『You & I』に続く作品で、ビーチでのバケーション気分を高めたい時にぴったりの一曲ですよ。
UnderdogRoddy Ricch

カリフォルニア州コンプトンから登場し、瞬く間にシーンの第一線へと躍り出たロディ・リッチさん。
2019年のデビューアルバム『Please Excuse Me for Being Antisocial』と、そこからの大ヒット曲『The Box』で11週連続全米1位を記録した実力は折り紙付きですよね。
そんな彼が2025年6月に発表した一曲は、映画『F1® THE MOVIE』の公式サウンドトラックに収録されたものです。
本作は、困難な状況からでも決して諦めずに高みを目指す、まさに「格下の挑戦者」の魂を宿したような力強いメッセージが込められています。
ロディ・リッチさん特有のメロディアスなフロウと、映画のスピード感にも呼応する疾走感あふれるビートが融合し、聴く者のアドレナリンを刺激する仕上がりとなっていますよ。
何かに立ち向かう勇気が欲しい時、本作が力強い後押しをしてくれるでしょう。
Off Road (ft. Masego & Freddie Gibbs)Rory

ポッドキャストホストとしてもお馴染み、アメリカを拠点に活動するローリーさんは、音楽プロデューサーやアーティストマネージャーとしてもマルチな才能を発揮している人物です。
2025年6月にリリースされた本作では、R&Bシンガーのマセーゴさんとラッパーのフレディ・ギブスさんをフィーチャー。
ローリーさん得意のドリーミーでムーディーなオルタナティブR&Bサウンドに乗せて、ホーンセクションや軽快なパーカッションが心地よく響きますね。
歌詞では、一夏の儚い恋とその裏に潜む危うさや警戒心を巧みに描き出しており、聴く者の心に深く染み渡りますね。
2023年のアルバム『I Thought It’d Be Different』を経た、彼の卓越したプロデュース能力が光る一曲で、夏の夜長にゆったりと浸りたい時などにぴったりですよ。
Venus (Bananarama Cover)Royal Republic

スウェーデン南部マルメで2007年に結成された実力派ロックバンド、ロイヤル・リパブリックが2025年6月に実にユニークなカバー曲を公開しています。
かのショッキング・ブルーが生み出し、後にバナナラマによるカバーでも一世を風靡した、美の女神の名を冠するあの名高いディスコ・アンセムを、彼ら流の解釈で大胆にアレンジした作品です。
こちらの楽曲は、彼らが「The Blastbeaters」という架空のブラックメタルバンドに扮し、ボルボ140を背景に激しいパフォーマンスを繰り広げるミュージックビデオも話題で、原曲のイメージを痛快に覆すハードなロックサウンドが炸裂する名カバーとなっておりますね。
全4部作に渡るディスコ・クラシックのリメイクシリーズ第一弾という点も、彼らの遊び心と音楽的冒険心を感じさせ、次に何が飛び出すのか期待が高まる一曲と言えそうです。
Mechanical ChaosShadow of Intent

アメリカ・コネチカット州を拠点とするシャドウ・オブ・インテントは、2013年にスタジオプロジェクトとして始動し、シンフォニック・デスコアの領域で注目を集めるバンドですね。
彼らが2025年6月に公開した、アルバム『Imperium Delirium』からの一曲は、テクニカルなデスコア、壮大なオーケストレーション、そしてメロディック・デスメタルの要素が見事に融合した、まさに彼らの真骨頂と言えるサウンドが展開されています。
この楽曲は現代の無人兵器がもたらす戦争の非人間性を告発するという重いテーマを掲げており、公式ミュージックビデオもそのメッセージを強調。
複雑さと破壊力を兼ね備え、かつドラマティックな本作は、深遠な世界観を求めるエクストリームミュージックファンに強く響くことでしょう。
GET HIGHERSophie

英国出身、ハイパーポップの旗手として知られ、2021年に惜しまれた革新的プロデューサー、ソフィーさん。
彼女が生前に手掛けた一曲が、時を経て多くの音楽ファンの元へ届けられました。
本作は液体金属のような質感の先鋭的サウンドと、体が自然と動き出すハイテンションなビートが融合した、これまた聴き応えのあるダンスナンバーとなっておりますね。
繰り返されるフレーズからは、身体が求めるままに高揚する解放感が伝わってきます。
共同制作者が語る「エゴを排した創作の高揚感」が、本作の躍動感の源泉と言えそうです。
元々2015年にアルバム『Product』日本盤限定でしたが、2025年6月に同作10周年記念盤に収録。
音に身を委ね踊りたい時や、先鋭的ポップを求める人に最適ですよ。
OOHSophie

ポップミュージックの未来を照らした英国出身の音楽プロデューサー、ソフィーさん。
2021年に急逝した彼女の才能が再び花開く形で、長年未発表だった楽曲がコンピレーション・アルバム『Product』の10周年記念エディションでリリースされています。
本作は、2011年頃から温められ、2019年に最終形が完成したという一曲で、Xファクター出身のJaide Greenさんをボーカルにフィーチャー。
失恋の悲哀とは一線を画す、明るくパワフルなエネルギーが特徴なのですね。
硬質で流麗なビートと、弾けるようなシンセサイザーの音色が織りなすサウンドは、まさにソフィーさんならではの革新性とポップな感覚が融合した仕上がりと言えそうです。
自己のアイデンティティや恋愛における感情の揺らぎを探求するような深みのあるテーマも内包。
リスナーに多様な解釈を投げかけてくれますね。
この刺激的な楽曲は2025年6月にシングルカットされ、7月にはフィジカル盤も登場。
彼女の先鋭的な音響世界や、エネルギッシュなダンスポップを求める人にうってつけの一作ですよ。
洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】(131〜140)
ManchildSabrina Carpenter

1999年生まれ、アメリカのペンシルベニア州クエーカータウン出身で、ディズニーでの活躍を経て今や世界的人気を誇るポップスター、サブリナ・カーペンターさん。
2025年6月にリリースされたこの新曲は、80年代を思わせるシンセポップにカントリーやディスコの要素がキラリと光る、ご機嫌なサマーチューンなのですね。
グラミー賞に輝いたアルバム『Short n’ Sweet』の成功も記憶に新しい中、本作では未熟な男性への皮肉を込めたユーモラスな歌詞が、多くのリスナーの共感を呼んでいます。
ドライブやパーティーで盛り上がること間違いなしのこの一曲、彼女の持ち味であるウィットに富んだ世界観をぜひ体感してみてください。
DoraSainté

イギリス・レスター出身、UKラップシーンで注目を集めるサンテさんの新作が2025年5月にリリースされています。
ジンバブエで生まれ、COVID-19のロックダウンを機に本格的に音楽制作を開始した彼は、2020年リリースのシングル『Champagne Shots』がSpotifyで1億回以上再生されるなど、そのメロウで洗練されたサウンドで人気を博しています。
本作はTrapやFuture Bassの要素を取り入れた滑らかなビートと、サンテさんの落ち着いたフロウが見事に融合し、リスナーにリラックスした雰囲気を提供。
自信に満ちたパフォーマンスと洗練されたスタイルが光る、UKラップの新たな波を感じさせる楽曲となっていますね。
2024年のミックステープ『Calm & Collected』に続くこの楽曲は、彼の音楽的進化を示す一作。
ドライブやチルアウトしたい時にぴったりのサウンドと言えそうです。
Rein Me In (feat. Olivia Dean)Sam Fender

現代イギリスのロックシーンで確固たる地位を築いたサム・フェンダーさん。
労働者階級の日常を歌う彼は、まさに現代の代弁者と言えましょう。
そんな彼が2025年2月のアルバム『People Watching』から、同郷の歌姫オリヴィア・ディーンさんを迎え再構築したのが、今回紹介するデュエット曲です。
本作は、関係性の中で支えを求める心の葛藤を男女それぞれの視点で歌い上げており、その表現力には唸らされるのですよね。
2025年6月のスタジアム公演で初披露され大反響を呼んだという本作は、二人の声が織りなす壮大でエモーショナルなアンセムです。
誰かに寄り添ってほしいと感じる夜に聴けば、心を揺さぶられることでしょう。
summer’s turningSamara Cyn

ローリン・ヒルさんといったレジェンドからも認められる、アメリカ出身の新進気鋭のシンガー兼ラッパー、サマラ・シンさん。
ヒップホップとネオソウルを溶け合わせたような彼女の音楽は、聴く人を心地良い世界へ誘ってくれるのですよね。
そんな彼女が2025年6月にセカンドEP『Backroads』をリリースしています。
EPの冒頭を飾る本作は、夏の終わりがもたらす焦燥感や内省的な心象風景を描いた一曲。
浮遊感のあるソウルフルなサウンドは、一人で物思いにふける夜や、少し感傷的な気分のドライブにもぴったりとはまってくれることでしょう。
OMG!Sexyy Red & Tiësto

オランダ出身で「EDMのゴッドファーザー」と称されるティエストさんと、2023年・2024年にBET Hip Hop Awardsで新人賞に輝いたラッパーのセクシー・レッドさんによる異色のコラボレーションが実現しましたね。
こちらの作品は、轟くベースと伝染力のあるスワッガーが特徴的な、EDMとヒップホップが見事に融合したエネルギッシュなクラブ・アンセムとなっているのですね。
2025年6月にリリースされ、ブラッド・ピットさん主演映画『F1® THE MOVIE』の公式サウンドトラックアルバム『F1 the Album』にも収録。
ティエストさんが2024年のAmsterdam Music Festivalで本作の断片を披露した際のエピソードも、ファンの間で話題になりましたね。
アドレナリン全開のサウンドは、F1レースさながらの興奮を味わいたい方や、フロアを揺るがすパーティーチューンで思いきり盛り上がりたい皆さんにぴったりでしょうね。
IcarusShadow Academy

YouTubeでの活躍でも知られるダン・エイヴィダンさんと、エミー賞受賞プロデューサーのジム・ローチさんによるアメリカのロックユニット、シャドウ・アカデミーが2025年6月に注目すべき一作を発表しています。
本作は、ギリシャ神話の登場人物を彷彿とさせるタイトルが印象的で、彼らが標榜する「大きな音楽」を体現したような壮大なギターリフとドラマティックな曲構成が胸を打つ仕上がりとなっておりますね。
2022年4月リリースのデビューアルバム『Shadow Academy』や先行シングル『One Way Mirror (feat. Griffin Taylor)』の流れを汲むこの楽曲は、ミュージックビデオも同日公開され、わずか4日で再生数2.8万回を記録。
現時点で特定のタイアップは確認されていませんが、物語性の高い音楽が好きな方や、日常を忘れて音楽に没入したい時に楽しんでほしいですね。
Clouded Retinas (feat. Will Ramos)Signs of the Swarm

アメリカ、ペンシルベニア州にて2014年に結成されたデスコアの雄、サインズ・オブ・ザ・スウォーム。
彼らは獰猛なリフと変幻自在のボーカルで、アンダーグラウンドシーンを席巻し続けてます。
そんな彼らが提示する渾身の一作は、ボーカリスト、デヴィッド・シモニッチさん自身の進行性の眼疾患との闘いという、極めて個人的な体験から生まれたメッセージ性の強い楽曲です。
この楽曲では、ローナ・ショアのウィル・ラモスさんを迎え、二人の絶叫が凄まじい化学反応を引き起こしています。
本作は、2025年8月にリリースされる彼らの6枚目のアルバム『To Rid Myself of Truth』に収録される予定で、この作品を通して退行性疾患への理解を深めてほしいという願いが込められています。
ヘヴィミュージックファンのみならず、困難に立ち向かう人々の背中を押してくれるような、魂を揺さぶるナンバーと言えそうです。
Drain The Blood (feat. Rory Rodriguez of Dayseeker)Silverstein

結成から25年を迎えたカナダのポスト・ハードコアの重鎮、シルヴァースタイン。
彼らが2025年9月リリースのアルバム『Pink Moon』に先駆けて公開した本作は、AIに芸術の魂を奪われることへの怒りと焦燥を叩きつけた、まさにバンドの真骨頂と言えるキラーチューンですね!
予測不能なギターリフと激情的なシャウトが織りなすサウンドは、人間だけが持ちうる非合理的な創造性の爆発そのものです。
Dayseekerのローリー・ロドリゲスさんがゲスト参加したパートは、作品の持つディストピア的な世界観を一層際立たせており、その絶望的な歌唱には鳥肌が立ちます。
ギタリストが第一案からこだわり抜いて完成させたという、彼らの信念が詰まった一曲です。
Documents (Feat.Nas)Slick Rick

ヒップホップ黄金期を代表する最高のストーリーテラー、イギリス出身でニューヨークを拠点に活動するスリック・リックさん。
2025年6月にリリースされた待望のアルバム『Victory』に、Nasさんをフィーチャーした楽曲が収録されています。
1999年の名盤『The Art of Storytelling』での共演から約26年、二人の伝説的な邂逅が再び実現。
East Coast Hip Hopを基調としたトラックに、スリック・リックさんの円熟した語り口とNasさんの深遠なリリックが絡み合い、圧巻の化学反応を生む名曲となっていますよ。
映像と共に物語を紡ぐヴィジュアル・アルバムとして制作された本作、その映像はトライベッカ映画祭でも上映され話題を呼びました。
言葉の芸術を追求する二人のレジェンドによる、聴き応え十分な一曲。
ヒップホップの真髄に触れたい方にはたまらない一曲でしょう。
2 Mazza (Feat. Drake)Smiley

カナダはトロントを拠点とし、かのドレイクさんが主宰するレーベルOVO Soundにも所属するスマイリーさんの話題作です。
R&Bのテイストが香るヒプノティックなトラップビートの上で、スマイリーさんは持ち味の軽やかなフロウを披露。
フィーチャリングのドレイクさんもさすがの存在感で応酬し、楽曲を一層引き立てていますね。
本作では、トロントのストリートスラング「mazza」が示すようなタフな状況や、そこから這い上がろうとする彼らのリアルな言葉が胸を打つ内容となっていますね。
この楽曲は2025年6月にリリースされたミックステープ『Don’t Box Me In』からの先行シングルで、同日にはミュージックビデオも公開されています。
ストリートの空気感と洗練されたサウンドが好きな方、タフな環境から夢を掴む姿に勇気をもらいたい方にピッタリな一曲となっていますよ。

