洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】
この記事では、2025年6月の洋楽リリース情報を紹介していきますね。
アメリカのラッパー、カーディ・Bさんの赤裸々な心境を綴った話題作から、イギリスのウェット・レッグによる意外性に満ちたラブバラード、さらにはゲーム音楽という新たな舞台で輝くキャロライン・ポラチェックさんの運命的な楽曲まで。
それぞれが異なる魅力を放ちながらも、聴く人の心に深く刻まれる力強さを秘めています。
音楽が持つ無限の可能性を感じられる、珠玉の作品群をじっくりとご堪能ください。
洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】(51〜60)
South Still SpeakingLukah, Killer Mike, Statik Selektah

アメリカ・テネシー州メンフィス出身、アンダーグラウンドなアート性と物語性で注目を集めるラッパー、ルカさん。
彼がグラミー受賞歴を持つアトランタのキラー・マイクさん、そしてボストンの名プロデューサー、スタティック・セレクタさんと共演したこの楽曲は、2025年6月にリリースされたシングルで、同月発売のアルバム『A Lost Language Found』にも収められています。
スタティック・セレクタさんによる重厚なビートの上で、二人のラッパーが南部への敬意と失われた歴史を力強く表現する本作は、まさに”南部の声”そのもの。
南部の失われた文化的言語の再生という壮大なテーマを持つアルバムからの一曲は、ヒップホップの深層に触れたい方にこそおすすめですよ。
Type DangerousMariah Carey

5オクターヴ半の歌声で世界を魅了し続ける、アメリカ合衆国ニューヨーク州出身のディーヴァ、マライア・キャリーさん。
2018年のアルバム『Caution』以来となるスタジオ・アルバムからの先行シングルが、2025年6月にリリースされましたね。
本作はヒップホップ・ソウルを基調としつつ、Eric B. & Rakimによる1987年のヒップホップクラシック『Eric B. Is President』のグルーヴを大胆に取り入れた、アグレッシブで軽快なサウンドが特徴です。
危険な相手に惹かれる遊び心や自信を歌ったリリックと、Anderson .Paakさんとの共作によるモダンな感覚が見事に融合しています。
2025年6月のBETアワードでは、豪華ゲストと共に初披露され話題となりました。
彼女の新たな挑戦を感じたい方に、ぜひ聴いていただきたい一曲ですね。
NobodyMashBeatz, Nasty C, Usimamane

南アフリカの音楽シーンで異彩を放つプロデューサーのマッシュビーツさん。
同国ヒップホップ界のアイコンであるナスティー・Cさん、そして2024年に目覚ましい活躍を見せたダーバン出身の若き才能ウシママネさん。
この強力なトリオによる一作が、2025年6月にミュージックビデオと共にリリースされていますよ。
公開からわずか1日で再生数10万回を記録した本作は、マッシュビーツさん特有の重厚でダークなビートが印象的。
その上でナスティー・Cさんの熟練のラップとウシママネさんの新鮮なフロウが交差し、聴く者の内なる自信を呼び覚ますような力強い世界観を構築しています。
何かに打ち込みたい時、自分を鼓舞したい時に最適なヒップホップナンバーと言えるでしょう。
yellowstone (holding you)Matt Hansen

SNSでのカバー動画がきっかけで大きな注目を集め、多彩な音楽性を持つアメリカ・カリフォルニア州出身のシンガーソングライター、マット・ハンセンさん。
彼が2025年6月に公開した一曲は、雄大な自然の情景と大切な人への深い愛情を重ね合わせた、スケール感のあるポップバラードです。
伸びやかな歌声と心に響くメロディが、聴く者の感情を豊かに揺さぶりますね。
アルバム『LET EM GO』や2024年の『SOMEONE TO YOU』といった作品に続く本作は、彼の表現の幅をさらに広げる一曲と言えるでしょう。
ドライブミュージックとしてはもちろん、大切な誰かを想う穏やかな時間に寄り添ってくれるような、そんな温かさも感じられる作品です。
Love LanguageMimi Webb

TikTokでのブレイクをきっかけにスターダムを駆け上がったイギリス出身のミミ・ウェッブさん。
2023年初頭にはBRITアワードにもノミネートされるなど、その実力は折り紙付きですね。
そんな彼女からの一作は、これまでのポップな魅力はそのままに、エレクトリックな要素を大胆に取り入れた意欲的なナンバーです。
愛情表現の機微を歌い上げるとされる歌詞世界は、多くのリスナーの心に深く響くはず。
本作は2025年6月にリリースされ、同年9月リリースのセカンドアルバム『Confessions』からの先行シングルとなっているのですね。
以前にはメーガン・トレイナーさんとの共演作『Mind Reader』も話題となりましたし、アニメ映画『Ruby Gillman: Teenage Kraken』へ楽曲『This Moment』を提供したことも記憶に新しいです。
進化を続ける彼女の「今」を感じたい方、感情に寄り添うポップスを求める方にぜひ聴いてもらいたい一曲ですね。