洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】
この記事では、2025年6月の洋楽リリース情報を紹介していきますね。
アメリカのラッパー、カーディ・Bさんの赤裸々な心境を綴った話題作から、イギリスのウェット・レッグによる意外性に満ちたラブバラード、さらにはゲーム音楽という新たな舞台で輝くキャロライン・ポラチェックさんの運命的な楽曲まで。
それぞれが異なる魅力を放ちながらも、聴く人の心に深く刻まれる力強さを秘めています。
音楽が持つ無限の可能性を感じられる、珠玉の作品群をじっくりとご堪能ください。
洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】(91〜100)
HOW DOES IT FEEL?The Kid LAROI

『STAY』で世界を席巻したオーストラリア出身の若きスター、ザ・キッド・ラロイさん。
彼が2025年6月に放った新曲は、これまでのイメージを鮮やかに更新する意欲作です。
本作ではプロデュースとベースに奇才サンダーキャットさんを迎え、ヴィンテージ感漂うファンクやネオソウル風味の極上ポップチューンに仕上がっています。
パーティでの出会いを歌った心躍るテーマと、夏の幕開けを告げるようなサウンドは、ドライブや少しお洒落な夜にもぴったりですよね。
新プロジェクト『WATCH THIS!』からの先行シングルと目されており、彼の音楽的進化には誰もが驚かされることでしょう。
DominateThree Days Grace

オリジナルヴォーカリストのアダム・ゴンティアさんが11年ぶりに復帰し、現ヴォーカルのマット・ウォルストさんとツイン体制を組むという衝撃的なニュースは、ファンを大いに驚かせましたよね。
そんなカナダ出身のロックバンド、スリー・デイズ・グレイスが2025年8月リリースのアルバム『Alienation』に先駆けて公開した本作は、まさに彼らの覚悟を示すような一曲です。
ヘヴィなリフと二人のエモーショナルな声が交錯する様は、内なる葛藤を力に変えて世界に立ち向かう主人公の姿を描いているかのよう。
何かを成し遂げたいと強く願う時、あなたの背中を力強く押してくれるアンセムとなることでしょう。
True BlueTommy Genesis

音楽だけでなくアートやファッションの世界でも異彩を放つカナダ出身のトミー・ジェネシスさん。
ラッパーやモデルとして多岐にわたる活動を展開し、2023年にはラナ・デル・レイさんのアルバム『Did You Know That There’s a Tunnel Under Ocean Blvd』に参加したことも記憶に新しいですよね。
そんな彼女が2025年7月リリースのアルバム『Genesis』からの先行シングルを公開しています。
失われた愛と自身のアイデンティティが交錯する痛切なリリックを、不穏なギターとトラップビートに乗せたサウンドは聴き応え十分。
内省的ながらも彼女らしい挑発的な魅力に満ちた本作は、刺激的なヒップホップを探している方にこそぴったりはまることでしょう。
Where To StartWale

ワシントンD.C.出身の人気ラッパー、ウォーレさんが、Def Jam移籍後の新章を告げる一曲を2025年6月に公開しています。
本作は、SWVによる1992年のR&Bクラシック『I’m So Into You』をサンプリングしており、そのソウルフルな響きがとても心地良いのですよね。
一度は閉ざしてしまった心が再び誰かに惹かれ、凍てついた感情がゆっくりと溶けていくような、恋の始まりの繊細なときめきと戸惑いを巧みに描いています。
アルバム『Folarin II』から約4年、通算8枚目のスタジオ盤への期待感を高めてくれるこの一曲は、大切な人と過ごす時間や感傷に浸りたい夜にもしっくりはまってくれることでしょう。
davina mccallWet Leg

デビューアルバムでグラミー賞を獲得するなど、一躍インディーシーンの寵児となったイギリス出身のデュオ、ウェット・レッグ。
彼女たちの持ち味といえば、ポストパンク譲りの尖ったサウンドと痛烈な歌詞が印象的ですよね。
2025年6月にリリースされた『davina mccall』は、来るべきニューアルバム『moisturizer』からの先行シングルで、アグレッシブなイメージとは一線を画すやわらかく感傷的なラブバラードなのです。
この楽曲は、長く連れ添った関係の中にある愛おしい日常を歌っており、メンバーのパーソナルな恋愛経験が色濃く反映されているのですね。
幻想的なクレイアニメのMVも必見で、穏やかな時間を過ごしたい時にぴったりではないでしょうか。