洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】
この記事では、2025年6月の洋楽リリース情報を紹介していきますね。
アメリカのラッパー、カーディ・Bさんの赤裸々な心境を綴った話題作から、イギリスのウェット・レッグによる意外性に満ちたラブバラード、さらにはゲーム音楽という新たな舞台で輝くキャロライン・ポラチェックさんの運命的な楽曲まで。
それぞれが異なる魅力を放ちながらも、聴く人の心に深く刻まれる力強さを秘めています。
音楽が持つ無限の可能性を感じられる、珠玉の作品群をじっくりとご堪能ください。
洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】(51〜60)
Hard Time LoverGryffin ft. Chance Peña

アメリカ・サンフランシスコ出身のDJ兼プロデューサーとして人気のグリフィンさん。
チャンス・ペーニャさんを迎えた本作は、2025年6月にリリースされたインディー・ダンスと称されるナンバーですね。
チャンスさんのソウルフルなアコースティック歌唱を軸に、グリフィンさんらしいエモーショナルなビルドアップとドロップが巧みに織りなされています。
困難な時に寄り添うというテーマを温かくも高揚感のあるサウンドで表現しており、「ノスタルジックさと新鮮さが両立している」とファンの間でも評価が高いのですよ。
グリフィンさん自身も「アルバム『Gravity』当時を彷彿とさせるルーツへの回帰」と語る意欲作で、心に響く音楽を求める人にぴったりの一曲となっています。
Portland TownHeavenly

イギリスはオックスフォードから登場したヘヴンリーは、1989年結成のインディーポップ/ツイーポップを代表するバンドなんですね。
ドラマーだったマシュー・フレッチャーさんの逝去により1996年に活動を休止しましたが、2023年に嬉しい再結成。
そんな彼らが実に29年ぶりに作り上げたこの楽曲は、アメリアさんとキャシーさんの愛らしいツインボーカルと、きらめくギターリフが印象的な、まさに彼ら印のサウンド。
歌詞では、社会の中で少しはみ出してしまった人々へ温かいエールを送り、ポートランドという街を皆の避難場所として描いているんですね。
2025年6月に公開され、7月にはアナログ盤も手に取れるようになる本作。
懐かしいファンだけでなく、元気をもらえるポップスを求めている方にもぜひ聴いてもらいたいですね。
My Baby (Got Nothing At All)Japanese Breakfast

「日本の朝食」とはなんともお茶目な名前ですが、アメリカ・フィラデルフィア出身のインディーポップバンド、ジャパニーズ・ブレックファストは、韓国系アメリカ人のミシェル・ザウナーさんを中心としたプロジェクトです。
彼女は2013年に活動を開始、お母様の看病中に生まれた楽曲群は2016年リリースのデビューアルバム『Psychopomp』として結実。
2021年のアルバム『Jubilee』でグラミー賞にノミネートされたことも記憶に新しいですね。
そんなジャパニーズ・ブレックファストが2025年6月に発表した、セリーヌ・ソン監督映画『Materialists』への書き下ろしであるこの楽曲は、きびきびとしたオルタナティヴ・カントリー調と評されるサウンドが魅力的なんです。
歌詞では物質的な豊かさよりも愛する人との時間の大切さを歌い上げており、映画のテーマとも見事にリンクしています。
心の豊かさを求める方にこそ聴いてほしいナンバーですね。
Jesus Wouldn’t DoJordan Davis

伝統的なカントリーにポップやソウルの息吹を吹き込み、多くのリスナーを魅了するアメリカ・ルイジアナ州出身のジョーダン・デイヴィスさん。
2021年にはルーク・ブライアンさんとの共演曲『Buy Dirt』でCMAソング・オブ・ザ・イヤーに輝いた実力派ですね。
そんな彼が2025年6月にリリースした注目の作品は、来る8月リリースのアルバム『Learn The Hard Way』に収録予定の一曲です。
「イエスならしないようなこと」という自省的なテーマを掲げ、信仰を通じた赦しと成長への感謝を歌い上げています。
アコースティックギターの温かい音色とストリングスが織りなすカントリーポップサウンドの中で、彼の誠実な歌声が深く染み渡るはず。
静かに自分と向き合いたい夜にぴったりの、心温まる楽曲ですよ。
The DaysLil Wayne & Bono

アメリカのヒップホップシーンを代表するリル・ウェインさんと、アイルランドが誇る世界的ロックバンドU2の顔であるボノさん。
この二人がタッグを組んだ楽曲が、リル・ウェインさんのアルバム『Tha Carter VI』に収録されているのですね。
ヒップホップを軸に、高揚感あふれるポップなアンセムへと昇華させた本作は、リル・ウェインさんが自身の経験を踏まえて「今」の大切さを訴えかけるラップと、ボノさんの心に響く歌声で人生の素晴らしさを歌い上げるパートが見事に融合しています。
2025年6月のNBAファイナルではプロモーションソングにも起用され、試合を大いに盛り上げたそうですよ。
何かに挑戦する時や、日常に輝きを見つけたい時に聴くと、きっと勇気をもらえるはずです。