洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】
この記事では、2025年6月の洋楽リリース情報を紹介していきますね。
アメリカのラッパー、カーディ・Bさんの赤裸々な心境を綴った話題作から、イギリスのウェット・レッグによる意外性に満ちたラブバラード、さらにはゲーム音楽という新たな舞台で輝くキャロライン・ポラチェックさんの運命的な楽曲まで。
それぞれが異なる魅力を放ちながらも、聴く人の心に深く刻まれる力強さを秘めています。
音楽が持つ無限の可能性を感じられる、珠玉の作品群をじっくりとご堪能ください。
洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】(101〜110)
Big Empty HeartCardinals

アイルランドはコークを拠点に活動する6人組、カーディナルズ。
DIY精神あふれる活動と、ポスト・パンクを軸にフォークやメロディックな響きも取り入れた独自のサウンドで注目を集めていますね。
フロントマンのユアン・マニングさんが「墓場の向こうから書かれたラブソング」と語るこの一曲は、伝統的なワルツの形式に挑戦した意欲作です。
キーボーディストのオスカーさんが12歳の時に生み出した旋律が核となっており、繰り返されるアコーディオンの調べが切なくも美しいのですね。
2025年6月にシングルとしてリリースされた本作は、同郷の先輩バンド、フォンテインズD.C.の2025年7月の公演でサポートを務めるのに合わせて制作されたそうですよ。
どこか懐かしくも新しい響きを持つ音楽が好きな方や、心揺さぶるドラマティックなインディ・ロックを求めている方にフィットするはず。
Dodge a BulletCorey Kent

オクラホマ州ビックスビー出身で、不屈の精神を持つカントリーシンガーソングライターのコーリー・ケントさん。
11歳から音楽活動を開始し、一時は音楽を離れ舗装現場で働きながらも夢を追い続けメジャーデビューを掴んだ苦労人なのですね。
彼が2025年6月にリリースしたこの楽曲は、夏にぴったりの爽快なカントリーロック。
抗えない魅力的な相手への抑えきれない想いを歌っており、軽快なギターとハスキーながらも心に響く歌声が特徴的です。
コーリー・ケントさん自身が「特別な曲」と語るほどの自信作で、アルバム『Blacktop』や大ヒットシングル『Wild As Her』に続く注目作とされています。
ドライブやアウトドアで聴きたくなる、開放的な気分にさせてくれる本作は、カントリーファンならずともチェックしておきたいですね。
One of My Bedbugs Ate My PussyCupcakKe

アメリカはシカゴ出身のラッパー/シンガーソングライターとして活動するカップケイクさん。
7歳からホームレス・シェルターで過ごした経験など、自身の困難な体験を作品に昇華させてきました。
2025年6月にリリースされた彼女の新たなシングルは、そのセンセーショナルな題名がまず強烈なインパクトを与えますね。
Hip Houseのビートに乗せて、持ち前の奔放かつ技巧的なラップが炸裂し、単なる過激さを超えた詩的な表現や社会的メッセージも感じさせます。
この楽曲は2024年6月のアルバム『Dauntless Manifesto』以来のソロ音源で、カップケイクさんのファンはもちろん、彼女の挑発的で奥深い世界観に触れてみたい方に聴いてほしい一曲です。
Nights Like TheseDRAIN

カリフォルニア州サンタクルーズ出身のドレイン。
2014年に結成、翌2015年にヴォーカルのサミー・シアラミタロさんが加わり現在のクロスオーバー・スラッシュスタイルを確立したバンドとしてぜひ注目してもらいたいのですが、こちらはそんな彼らが2025年6月に公開した一曲です。
バンドの友情やツアーの日々を讃えるテーマで、ジョン・マークソンさんプロデュースによる生録音のライブ感がダイレクトに伝わってきますね。
来るべきアルバム『…Is Your Friend』からの先行シングルで、過去のアルバム『California Cursed』や名盤『Living Proof』で彼らを知った方も要注目。
エネルギッシュなハードコアを求めるなら、まずこの曲を聴いてみてください。
Everybody LaughsDavid Byrne

伝説的バンド、トーキング・ヘッズの中心人物としても知られ、スコットランド出身でアメリカを拠点に多彩な活動を続けるデヴィッド・バーンさん。
そんな彼が2018年のアルバム『American Utopia』以来、約7年ぶりとなる2025年6月にリリースした本作は、来るべきニューアルバム『Who Is The Sky?』からの先行シングルなのですね。
トロピカルな雰囲気とゴースト・トレイン・オーケストラによる活気あるストリングスが特徴的で、バーンさん特有の切れ味鋭いスタッカート・ヴォーカルが、人間の共通体験という普遍的なテーマと見事に調和していますね。
人間観察に優れた彼ならではの視点が光るポップチューンは、日常のちょっとした息抜きにぴったりではないでしょうか。
洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】(111〜120)
Endless DreamersDubVision & SICK INDIVIDUALS

オランダのダンスシーンを熱くする二組の才能、ダブヴィジョンとシック・インディヴィジュアルズの共演と聞けば、それだけで胸が躍りますね。
プログレッシブハウスで知られる兄弟デュオのダブヴィジョンと、同じくオランダを拠点にエネルギッシュなトラックを生み出すシック・インディヴィジュアルズ。
彼らが2025年6月に共同でリリースした本作は、マーティン・ギャリックスさん主宰のレーベルSTMPD RCRDSからリリースされた注目作です。
爽快なシンセサイザーのメロディラインと力強いビートが織りなすサウンドは、徐々に高揚感を増していき、感情豊かなドロップへと展開。
ダブヴィジョンのアルバム『Another World (Deluxe版)』にも収録されており、フェスで一体感を味わいたい時や、気分を上げたいドライブのBGMとしても最高の選択になるかもしれませんよ。
SapphireEd Sheeran

異文化の風を運ぶようなサウンドが新鮮な、イギリスのシンガーソングライター、エド・シーランさんの作品です。
この楽曲は、彼の得意とするポップなメロディに、パンジャビ語の歌詞やシタールといったインドの伝統音楽の要素を大胆に取り入れた、まさにクロスオーバーな魅力が詰まっています。
夜のパーティーを楽しむような高揚感が、ダンサブルなビートに乗って伝わってきますね。
2025年6月に公開された本作は、同年9月リリース予定のアルバム『Play』からの先行シングルで、インドの人気シンガー、アリジット・シンさんとの共演も話題なのですね。
新しい音楽体験を求める方や、エキゾチックな雰囲気が好きな方にはたまらない一曲でしょう。