洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】
この記事では、2025年6月の洋楽リリース情報を紹介していきますね。
アメリカのラッパー、カーディ・Bさんの赤裸々な心境を綴った話題作から、イギリスのウェット・レッグによる意外性に満ちたラブバラード、さらにはゲーム音楽という新たな舞台で輝くキャロライン・ポラチェックさんの運命的な楽曲まで。
それぞれが異なる魅力を放ちながらも、聴く人の心に深く刻まれる力強さを秘めています。
音楽が持つ無限の可能性を感じられる、珠玉の作品群をじっくりとご堪能ください。
洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】(11〜20)
LANDSLIDEgirlfriends

アメリカ・ロサンゼルスから登場したポップパンクデュオ、ガールフレンズ。
トラヴィス・ミルズさんとニック・グロスさんによるこの二人組は、2020年の結成以来、エモーショナルなサウンドでファンを増やしています。
2025年6月にリリースされた彼らのシングルは、人生で予期せぬ出来事が土砂崩れのように襲ってくる様を描きつつ、痛みがあっても息をしていれば希望はあるのだと力強く訴えかける、まさに魂を揺さぶる一曲となっておりますね。
アヴリル・ラヴィーンさんらとのツアーで感じた「止まらないエネルギー」を表現したという本作は、ジョン・フェルドマンさんのプロデュースのもと、ライブでこそ輝きを増すアンセムであり、聴く者に勇気を与えてくれる楽曲と言えそうです。
Now and at the Hour of Our Death (Feat. Bones)$UICIDEBOY$

アンダーグラウンドから絶大な支持を集め、自らの力で成功を掴んだアメリカのヒップホップデュオ、スーサイドボーイズ。
彼らが2025年8月発売のアルバム『Thy Kingdom Come』に先駆けて公開した一曲は、クラウド・ラップの先駆者BONESと10年以上ぶりに公式コラボを果たしたことでも話題です。
ミステリアスなピアノの旋律と重厚なベースが織りなすサウンドは、まさにホラーコアとトラップの融合。
本作で描かれるのは、女性への依存心や自傷衝動といった内面の闇であり、その赤裸々な叫びも含めてこそのスーサイドボーイズなのですよね。
彼らが放つダークな魅力に深く引き込まれることでしょう。
Bowling alleyAudrey Hobert

親友グレイシー・エイブラムスさんとの共作『That’s So True』がUKチャートで8週連続1位を記録するなど、ソングライターとしても脚本家としても非凡な才能を見せるアメリカのオードリー・ホバートさん。
2025年5月のデビュー曲『Sue Me』に続くシングルを6月に公開しました。
本作は、パーティーでの居心地の悪さや、人に見られることへの複雑な心境を、皮肉とユーモアを交えて描き出しています。
軽やかでキャッチーなインディーポップのサウンドと、誰もが一度は抱くであろう内省的な感情との対比が実に巧みですよね。
一人で物思いにふけりたい夜や、人間関係の機微に心を寄せたい時に聴くと、深く染み渡ることでしょう。
Rising HighBeyond The Black

2015年のデビュー作『Songs of Love and Death』で専門誌のアワードを受賞するなど、若くしてシーンの注目を浴びるドイツのシンフォニックメタルバンド、ビヨンド・ザ・ブラック。
彼らの音楽は壮麗なサウンドとパワフルなメタルが融合していて、聴き応え抜群なのですよね。
そんな彼らが、セルフタイトルの名盤『Beyond the Black』から約2年ぶりとなる2025年6月に新曲をリリースしました。
本作は、持ち前のドラマティックな展開はそのままに、より洗練されたロック/ポップのフックが高次元で融合した新たなアンセム。
逆境を乗り越え、新時代の幕開けを高らかに宣言するような力強いメッセージは、聴く者の心を奮い立たせ、力強く背中を押してくれることでしょう。
we never datedsombr

TikTokでのバイラルヒットをきっかけに、今や世界が注目する存在となったと言っても過言ではないでしょう。
アメリカ・ニューヨーク生まれの若き才能、sombrさんが2025年6月にリリースしたのがこの楽曲です。
本作は「付き合わなかった」関係に揺れる、誰もが共感しうる繊細でほろ苦い感情をテーマにしています。
浮遊感あふれるアンビエントな音像に、フォークを思わせる優しいメロディが溶け込むサウンドは実に心地良いのですよね。
前作『Undressed』がSpotifyで2億回再生を突破した勢いそのままに、2025年8月にはサマーソニック25での来日公演も決定済み。
インディーポップ好きであれば、完全にノックアウトされてしまうことでしょう。