洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】
この記事では、2025年6月の洋楽リリース情報を紹介していきますね。
アメリカのラッパー、カーディ・Bさんの赤裸々な心境を綴った話題作から、イギリスのウェット・レッグによる意外性に満ちたラブバラード、さらにはゲーム音楽という新たな舞台で輝くキャロライン・ポラチェックさんの運命的な楽曲まで。
それぞれが異なる魅力を放ちながらも、聴く人の心に深く刻まれる力強さを秘めています。
音楽が持つ無限の可能性を感じられる、珠玉の作品群をじっくりとご堪能ください。
洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】(21〜30)
Mr. CoolKenya Grace

自ら作詞作曲からプロデュースまで手掛けた楽曲で2023年にUKチャート1位に輝いた、南アフリカ出身で英国育ちのケニア・グレースさん。
ベッドルームから世界を驚かせた彼女が2025年6月にリリースした新曲は、得意のドラムンベースにハウスミュージックの質感を加えた、心地良いダンスチューンなのですよね。
本作では刹那的な関係を繰り返す人物の華やかさと、その裏に隠された孤独や虚しさを描いています。
初めて外部プロデューサーを起用したというサウンドの進化も聴きどころですよ。
クラブで踊りたい夜はもちろん、少し物思いにふけたい時にもしっくりはまる、深みのある一曲と言えるでしょう。
ATTENTION!Kesha, Slayyyter, Rose Gray

ポップシーンを牽引する三人の強力な個性がぶつかり合う、まさに圧巻のコラボレーションですよね。
アメリカ出身のケシャさんとスレイターさん、そしてイギリスの新星ローズ・グレイさんが共演したこの楽曲は、2000年代風の煌びやかなシンセが心地よいダンスポップに仕上がっています。
本作は「他人の視線を奪い、自分のルールで輝く」という力強い解放のアンセム。
ケシャさんが自身のレーベルから2025年6月に公開した作品で、アルバム『.』からの先行シングルというのも注目点ですね。
気分を上げて自信を持ちたい時に聴けば、無敵な気持ちになれること間違いなしでしょう。
Sycamore TreeKhamari

ボストンの名門バークリー音楽大学で学んだ経歴も持つ、アメリカ出身のR&Bアーティスト、カマリさん。
彼が2025年6月にリリースした楽曲は、関係性の盛衰や欲望といった、抗いがたい力に翻弄される心情を描いた内省的なナンバーとなっています。
本作の魅力は、90年代R&Bを思わせる豊潤なサウンドで、伝説的なシンガー、ディアンジェロさんへの敬意が感じられる作りはファンにはたまらないですよね。
静かな幕開けから壮大に盛り上がっていく展開は、じっくりと物思いにふける夜のお供にもぴったりでしょう。
デビュー・アルバム『A Brief Nirvana』に続く次章への期待が膨らむ一曲です。
Not Like That AnymoreLola Young

2024年のヒット曲『Messy』で全英チャート1位を獲得し、一躍時の人となったイギリスのシンガーソングライター、ローラ・ヤングさん。
Ivor Novello賞を受賞するなど、その実力は折り紙付きですよね。
そんな彼女が、来るべきアルバム『I’m Only F**king Myself』に先駆けて2025年6月に公開したのが本作です。
過去の自分に決別を告げる力強いメッセージを、彼女特有のハスキーでソウルフルな歌声に乗せたオルタナティブ・アンセムとなっています。
R&Bを基調としたドラマティックなサウンドは、何かを断ち切って前へ進みたいと願うあなたの背中を、力強く押してくれるに違いありません。
HammerLorde

16歳でグラミー賞を獲得して以来、常に世代の声を代弁してきたニュージーランドのロードさん。
そんな彼女が2025年6月に、4枚目となるアルバム『Virgin』の幕開けを飾る楽曲をリリースしています。
本作は都市の熱気や身体の衝動をテーマにしたアーバン・ポップで、インダストリアルなビートと渦を巻くように重なるボーカルが生み出すサウンドは、スリリングでありながらどこか官能的なのですよね。
答えのない混沌や性の揺らぎさえも肯定し、力強く進む姿は聴く者を解放的な気分にさせてくれることでしょう。
都会の喧騒の中で自分を解放したい、という時にこそぜひチェックしてほしいですね。
With Rob As My WitnessLovejoy

イングランド出身のインディー・ロックバンド、ラヴジョイ。
2021年の結成からEP『Pebble Brain』などでチャートを賑わせてきた彼らが、2025年6月に待望のデビューアルバムからの先行シングルを公開しました。
この楽曲は、疾走感のあるポップパンクと成熟したガレージロックが見事に融合した、どこか切なくも力強いサウンドが魅力ですよね。
印象的なベースラインに乗せて、脆い人間関係やノスタルジックな感情が歌われており、ある人物が唯一の証人になるという象徴的なテーマが楽曲に深みを与えています。
軽快なサウンドながら内省的な世界観は、彼らの新たな一面を感じさせますね。
一人で物思いにふけたい夜に聴けば、また違った味わいがあるかもしれません。
So Help Me GodMalevolence

イギリスのヘヴィシーンを牽引する存在として注目を集めるマレヴォレンス。
ビートダウン・ハードコアとメタルコアを軸に、スラッジやグルーヴ・メタルの重厚さを融合させたサウンドは唯一無二なのですよね。
そんな彼らが2025年6月リリースのアルバム『Where Only the Truth Is Spoken』に収録した、強烈な楽曲を紹介します。
ボーカルのアレックス・テイラーさんが自身の恨みや怒りを赤裸々に探求したと語る本作は、激情が音になったかのようなエネルギーに満ちています。
アグレッシブなリフと叩きつけるリズム、感情的なシャウトが一体となり、聴く者の心を激しく揺さぶるサウンドは、ヘヴィな音楽ファンであれば狂喜すること間違いなしでしょう。
日々の鬱憤を吹き飛ばしたい時にぜひ聴いてほしいですね。