洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】
この記事では、2025年6月の洋楽リリース情報を紹介していきますね。
アメリカのラッパー、カーディ・Bさんの赤裸々な心境を綴った話題作から、イギリスのウェット・レッグによる意外性に満ちたラブバラード、さらにはゲーム音楽という新たな舞台で輝くキャロライン・ポラチェックさんの運命的な楽曲まで。
それぞれが異なる魅力を放ちながらも、聴く人の心に深く刻まれる力強さを秘めています。
音楽が持つ無限の可能性を感じられる、珠玉の作品群をじっくりとご堪能ください。
洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】(31〜40)
Off Road (ft. Masego & Freddie Gibbs)Rory

ポッドキャストホストとしてもお馴染み、アメリカを拠点に活動するローリーさんは、音楽プロデューサーやアーティストマネージャーとしてもマルチな才能を発揮している人物です。
2025年6月にリリースされた本作では、R&Bシンガーのマセーゴさんとラッパーのフレディ・ギブスさんをフィーチャー。
ローリーさん得意のドリーミーでムーディーなオルタナティブR&Bサウンドに乗せて、ホーンセクションや軽快なパーカッションが心地よく響きますね。
歌詞では、一夏の儚い恋とその裏に潜む危うさや警戒心を巧みに描き出しており、聴く者の心に深く染み渡りますね。
2023年のアルバム『I Thought It’d Be Different』を経た、彼の卓越したプロデュース能力が光る一曲で、夏の夜長にゆったりと浸りたい時などにぴったりですよ。
Off The RailsBENEE

TikTokでの世界的ヒットも記憶に新しい、ニュージーランド出身のベニーさん。
彼女が2025年6月に公開した作品は、これまでのポップなイメージを覆す攻撃的なサウンドが魅力なのですよね。
本作は、世の中への不安や内なる混沌を「フェミニン・レイジ」として昇華させたもので、女性チームでの制作がこの生々しいエネルギーに繋がっているのでしょう。
2020年のアルバム『Hey U X』以来となる新作への期待が高まる中、『A Minecraft Movie』のサントラも担当するなど、その才能は多方面で開花しています。
何かを打ち破りたい時に聴けば、最高の解放感を与えてくれるはずですよ。
OutsideCardi B

自身のプライベートなゴシップさえも、容赦のない過激なリリックで音楽に昇華させてしまうのが、アメリカ出身のラッパー、カーディ・Bさん。
彼女が2025年6月にリリースしたソロシングルは、元夫への怒りを爆発させたかのような内容で大きな話題を呼んでいますよね。
クラシックなビートを引用したバウンシーなトラップサウンドは、聴いているだけで気分が上がることでしょう。
この楽曲は、当初非公開の予定だったものがファンの熱い要望で世に出たという背景も、生々しさを物語っています。
来るべきセカンドアルバム『Am I the Drama?』への期待を煽る一曲で、何かを吹っ切りたい時にぴったりの楽曲と言えそうですね。
GUILT TRIPPINCentral Cee x Sexyy Red

UKラップの覇者にして、今や世界を席巻する英国のセントラル・シーさんと、パワフルな表現でヒップホップ界を揺るがす米国のセクシー・レッドさん。
そんな大西洋を越えた二人が組んだ強力な一曲が2025年6月に公開されました。
本作は、UKドリルのクールなビートにアマピアノの陽気なリズムが見事に融合しており、夏の高揚感を誘うダンサブルなサウンドがたまりませんよね。
感傷的な男性心理をのぞかせるラップと、自信に満ちた奔放なフロウが対話するように交錯する構成は、二人の化学反応を最大限に引き出しています。
2025年1月にリリースされたアルバム『Can’t Rush Greatness』以来となる本作は、ジャンルを超えた刺激を求める音楽ファンにこそ聴いてほしいですね。
GoodnightFlorence Road

アイルランドのウィックロウで結成された幼馴染4人組バンド、フローレンス・ロード。
The Cranberriesなどの影響を感じさせつつ、ソーシャルメディアでの共感を足がかりに2024年11月には大手レーベルとの契約も果たした実力派です。
そんな彼女たちが2025年6月にリリースしたEP『Fall Back』に収録された一曲は、インディーロックらしい軽快でキャッチーなサウンドが心地良いですね。
ボーカルのリリーさんのパーソナルな感情から紡がれる切実な世界を、あえて少しコミカルで突き抜けたバンドサウンドに乗せているのが実にユニーク。
やるせない気持ちを笑い飛ばすような、若さあふれるエネルギーに元気をもらえることでしょう。
気分を切り替えたい時にぴったりのナンバーです。