洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】
2025年5月の洋楽リリースは、デジタル社会への内省を込めたトム・グレナンさんの深みあるサウンド、TikTokスターから音楽界へ華麗に転身したアディソン・レイさんのキラキラとしたシンセポップ、そして母への愛情をつづったベンソン・ブーンさんの心温まるバラードなど、多彩な物語が紡がれています。
それぞれのアーティストが込めた思いと革新的な音楽表現が、あなたの日常に新しい彩りを添えてくれることでしょう。
洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】(11〜20)
Real ThingDrugdealer & Weyes Blood

1970年代のソフトロックを現代に蘇らせる才能で知られるロサンゼルス拠点のマイケル・コリンズさんによるドラッグディーラーと、カリフォルニア出身のシンガーソングライター、ナタリー・メリングさんことワイズ・ブラッドによる待望のコラボレーション楽曲が2025年5月にリリースされています。
パリ、ロサンゼルス、ニューヨークの3都市で2年以上かけて制作された本作は、透明感のあるメリングさんのボーカルとコリンズさんの洗練されたピアノアレンジが絶妙に融合した、温かみに満ちたチェンバーポップの名曲となっていますね。
70年代の音楽への愛情と現代的な感性が見事に調和しており、ノスタルジックな気分に浸りたい時にぴったりの一曲です。
Lovers’ HolidayDurand Jones & The Indications

インディアナ州を拠点とするソウル・R&Bバンド、デュランド・ジョーンズ・アンド・ジ・インディケーションズが2025年5月に胸を打つ新曲をリリースしています。
2012年にインディアナ大学で出身のメンバーによって結成された彼らは、ヴィンテージなソウルと現代的な感性を融合させたサウンドで注目を集める存在。
この楽曲はソウルとディスコの要素が見事に調和した作品で、同年6月リリース予定のアルバム『Flowers』からの先行シングルとなっています。
ルールを設けずにファンがときめくような楽曲を目指したという本作は、幻想的なミュージックビデオと共に公開され、バンドの成熟と音楽的進化を感じさせる素晴らしい名曲となっていますね。
REVERYElectric Callboy

2010年にドイツで結成され、エレクトロニックとメタルコアを融合させた独特な「エレクトロコア」サウンドで世界的な注目を集めるエレクトリック・コールボイ。
これまでのコミカルでパーティー感あふれる楽曲から一転し、2025年5月にリリースした本作はよりダークでシリアスな側面を打ち出した意欲作となっています。
オーケストラ的な要素やマイナーキーのメロディを取り入れることで、感情的な深みを増したサウンドが印象的ですね。
創設メンバーであるドラマーのデイヴィッド・カール・フリードリッヒさんが参加した最後の作品という点でも記念すべき楽曲と言えるでしょう。
This One’s For MeEvan Fong

カナダ出身のYouTuber兼ミュージシャンのエヴァン・フォンさん。
VanossGamingチャンネルで数百万のフォロワーを持つ彼が音楽制作に本格参入した新曲は、オルタナティブとポップパンク、エレクトロニックが絶妙に融合したハイブリッドサウンドが魅力的ですね。
力強いビートとエネルギッシュなボーカル、そして比喩的な風刺を織り込んだ歌詞は3年前に完成させた渾身の一作とのこと。
本作は2025年5月にリリースされ、デビューEP収録予定の重要な楽曲として位置づけられています。
ゲーム実況で培った感性と音楽への情熱が見事にマッチした本作は、エネルギッシュな音楽を求める方や新しいサウンドを探している方にぴったりの一曲ですよ。
DeadheadFoxwarren

カナダのプレーリー地方出身、アンディ・シャウフさんを中心とする5人組インディロックバンド、フォックスウォーレンが2025年5月にリリースした注目のシングルがこちら。
フォーク、カントリーロック、ヒップホップ、エレクトロニカなど多様なジャンルを巧みに融合させた実験的なサウンドで、MFドゥームを彷彿させるピッチシフトされたサンプルから始まり、ラインダンス風のギターリックやフルートの旋律、電子音などが3分半の楽曲内で展開される構成がおもしろいですね。
本作は7年ぶりとなるセカンドアルバム『2』に収録されており、失恋や喪失感の中でも前向きに生きようとする姿勢を描いた歌詞も印象的です。
ジャンルの境界を越えた音楽に興味がある方はぜひ聴いてみてください。
Take me backHaim

カリフォルニア州ロサンゼルス出身の三姉妹ポップロックバンド、ハイムが2025年5月に素晴らしい新曲をリリース。
70年代ソフトロックと90年代R&Bを融合させた独自のサウンドに、終盤のサックスソロが夏の雰囲気を醸し出す仕上がりとなっていますね。
元ヴァンパイア・ウィークエンドのロスタム・バットマングリさんとの共同プロデュースによる本作は、5年ぶりとなるアルバム『I Quit』からの第4弾シングルで、懐かしさと新しさが見事に調和した名曲です。
ノスタルジックな雰囲気に浸りたい時や夏のドライブにぴったりの一曲と言えそうです。
洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】(21〜30)
VIOLENT NATUREI Prevail

メタルコアとポストハードコアの融合で数々のヒットを生み出してきたアメリカ・ミシガン州のアイ・プリヴェイル。
2014年のテイラー・スウィフト「Blank Space」のメタルカバーで一躍話題となり、グラミー賞ノミネートも果たした彼らが2025年5月に新体制での初シングルをリリースしています。
共同創設者ブライアン・バークハイザーさんの脱退後、エリック・ヴァンレルベルグさんがリードボーカルを担う新体制となった本作は2分10秒という短い楽曲ながら、バンドらしい激しいギターリフと重厚なドラムサウンドが詰め込まれた攻撃的なナンバーですね。
内なる葛藤をテーマにした楽曲で、ヘヴィなメタルサウンドを求める方にはぜひ聴いてもらいたい一曲です!