世界中の音楽シーンが新たな輝きを放つ2025年6月の流行りの洋楽。
イギリス出身のエド・シーランさんが映画主題歌で魅せる情熱的なロックサウンド、アメリカのマルーン5が奏でる心躍るファンクビート、そしてUKラップシーンの鮮烈な才能まで。
グローバルに広がる音楽の波は、私たちの心に新鮮な感動をもたらしてくれます。
今こそ感性を解き放ち、世界が愛する音楽との素敵な出会いを楽しんでみませんか?
流行りの洋楽【2025年6月】(1〜20)
So Be ItNEW!Clipse

東海岸ヒップホップの重鎮として知られる、アメリカ出身の兄弟デュオ、クリプス。
彼らが2025年6月に公開した一作は、15年以上ぶりとなるアルバム『Let God Sort Em Out』への期待を否が応でも高める仕上がりです。
ファレル・ウィリアムスさんによる独創的なビートの上で、兄弟が紡ぎ出すのは、ステータスや忠誠、そして裏切りといったシリアスなテーマ。
プシャ・Tさんのヴァースにはある著名アーティストへの痛烈な批判が込められており、その背景には2023年のパリでの出来事があったとGQのインタビューで語られています。
毅然とした彼らの姿勢が、本作の持つ緊張感を一層際立たせていますね。
ルイ・ヴィトンの本社で撮影されたモノクロのミュージックビデオも、その世界観を深く表現しています。
彼らの復活を待ち望んでいた方はもちろん、骨太なヒップホップを求めるリスナーにこそ聴いてほしい作品です。
Dior (ft. Chrystal)NEW!MK

ハウスミュージック界の重鎮であり、デトロイト・テクノとUKハウスの融合を体現するサウンドでシーンに影響を与え続けるアメリカ出身のマーク・キンチェン、通称MKさん。
彼が2025年6月に公開したナンバーは、イギリスで躍進中のシンガーChrystalさんを迎え、トランスやUKガラージの要素も感じさせるポップなダンスチューンに仕上がっています。
心地よい四つ打ちのビート、うねるようなシンセベースが生み出すグルーヴに、Chrystalさんの透明感と力強さを兼ね備えた歌声が重なり、聴く者を高揚感と共に魅了する……MKさんの卓越したプロデュース能力が改めて感じられる一作ですね。
UKシングルチャートで17位にランクインした本作は、夏の開放的な雰囲気の中で、誰もが心躍るようなポジティブなエネルギーに満ちた楽曲と言えるでしょう。
The ContractNEW!twenty one pilots

多様なジャンルを巧みに融合させ、リスナーを唯一無二の世界観へと誘うアメリカ合衆国オハイオ州コロンバス出身のデュオ、トゥエンティ・ワン・パイロッツ。
彼らが紡ぎ出す物語の、まさに核心に迫る一曲が2025年6月に公開され、同年9月リリースのアルバム『Breach』への期待をいやが応にも高めていますね。
この楽曲はエレクトロポップやヒップホップ、さらにはニューメタルといった異なる響きを大胆に重ね合わせ、シンセの不穏な旋律と叩きつけるようなドラムが生み出す緊張感が、聴く者の全感覚を揺さぶります。
歌詞に込められたのは、拭いきれない不安や内なる葛藤、そして「契約」という重い枷。
「魔術師が外にいる」といった象徴的な描写は、主人公のパラノイアと息苦しさを生々しく伝え、彼らが長年築いてきた「Clancy」と「Blurryface」の物語がいよいよ最終章へ突入したのだな、と感じさせます。
その緻密な世界観にどっぷり浸かりたいファンはもちろん、ジャンルを超越した刺激を求める音楽好きなら、きっと心を掴まれるはずですよ。
ManchildNEW!Sabrina Carpenter

1999年生まれ、アメリカのペンシルベニア州クエーカータウン出身で、ディズニーでの活躍を経て今や世界的人気を誇るポップスター、サブリナ・カーペンターさん。
2025年6月にリリースされたこの新曲は、80年代を思わせるシンセポップにカントリーやディスコの要素がキラリと光る、ご機嫌なサマーチューンなのですね。
グラミー賞に輝いたアルバム『Short n’ Sweet』の成功も記憶に新しい中、本作では未熟な男性への皮肉を込めたユーモラスな歌詞が、多くのリスナーの共感を呼んでいます。
ドライブやパーティーで盛り上がること間違いなしのこの一曲、彼女の持ち味であるウィットに富んだ世界観をぜひ体感してみてください。
DriveNEW!Ed Sheeran

アコースティックな歌心で世界中のファンを魅了してきた、イギリス出身のエド・シーランさん。
そんな彼が2025年6月にリリースした本作は、パブリックイメージを覆すパワフルなロック・アンセムに仕上がっています。
この楽曲はブラッド・ピット主演の映画『F1: The Movie』の主題歌で、デイヴ・グロールさんやジョン・メイヤーさんといった豪華な面々が集結しているのも大きな話題ですよね。
限界に挑むレーサーの高揚感と、どこまでも突き抜けていくような疾走感をサウンドで見事に表現しており、まさに圧巻です。
休日の高速道路で本作をかければ、最高のドライブ体験が待っていることでしょう。