井上章一さんと河上ひかる(じわりん工房)
国際日本文化研究センター教授
井上 章一 様
もくじ
文章と音楽のおいしい関係
- 井上
でもね、これも嫌な言い方だけど、世間へのアピールを考えるとね、山下さんもそうなんやけど、本を書いたはるミュージシャンはやっぱりいろんな意味で得してはると思いますよ。書けると言うことで。
- ひかる
確かに音楽と文章の両方でその人の世界に触れられて、ライブを聴いてやっぱりよかった!となると、より一層ハマっていきますよね。
- 井上
はい。それにコアなジャズファン以外の人にも訴えかけることができるじゃないですか。
- ひかる
裾野を広めることができますよね。今までジャズなんて聴いたことがなかった人が聴くきっかけになったりして。
そう考えると、井上さんも著書「アダルトピアノ」とCD「アダルトピアノ」の両輪で、おいしい位置にいらっしゃることになりますね。
著書を読んでからCDを聴くと、また違う味わいが出てきますもん。「あ〜、これがピアノ教室で一緒だった女の子から借りた楽譜で練習した曲かな?」とか。
1/29のCD完成記念ライブにはお客様にぜひ本をお読みになってからいらっしゃることをお薦めしたいですね。ライブを何倍も楽しめます!!- 井上
いやいや、僕はともかく。
- ひかる
でも井上さんだからこそ、音楽業界に貢献できることがまだまだいっぱいありそうですね。