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ゴシック の検索結果(1〜10)
DesireGene Loves Jezebel

1980年代のポジティブパンク~ニューウェーブ、ゴシックロック勢の中でもその麗しいルックスで日本でも注目されたウェールズ出身のジーン・ラヴズ・ジザベル。
美形の双子、マイケルさんとジェイさんというアシュトン兄弟を中心として1980年に結成されたバンドで、2017年には新作をリリースするなど息の長い活動を続けているバンドなのですが、残念ながら兄弟同士の権利関係などの争いで現在は兄弟が揃ってのバンド活動は事実上不可能となってしまっているようです。
2人がフロントで活躍していた初期の作品群はどれもゴシックロックやポストパンクの歴史の中では高い評価を得ており、ポストパンク直系の硬質なギターと浮遊する音像、妖艶なメロディを美形が歌い上げるデカダンな世界観という完ぺきなスタイルは、今もって多くの耽美的なゴスファンを魅了することでしょう。
日本のヴィジュアル系へ与えた影響も大いにありそうですし、ヴィジュアル系の流れでゴシックロックに興味を持ったという方は、アシュトン兄弟が在籍していた初期の4枚をぜひ手に取ってみてください!
SpellboundSiouxsie And The Banshees

キュアーやバウハウスよりも早い1976年、まさにイギリスのパンクムーブメント真っ只中に結成されたスージー・アンド・ザ・バンシーズもまた、ゴシックロックのカリスマ的な存在として必ず名前が挙げられる存在です。
バンドの結成メンバーである女性ボーカリストのスージー・スーさんとベーシストのスティーブン・セヴェリンさんは、実はあのセックス・ピストルズの親衛隊……つまり熱狂的なファンだったのです。
最初期のメンバーにはかのシド・ヴィシャスさんがドラマーとして在籍しており、ピストルズが行くところにどこへでも付き添いながら、自分たちのバンドとしての活動も始めたという経緯が興味深いですよね。
本格的にバンドが始動してからはピストルズのフォロワーではなく独自のグループとして自分たちの音楽性を追求、オリエンタル風味のフレーズも印象的な1978年のデビューシングル『Hong Kong Garden』でいきなり全英チャート7位を記録しています。
そんな彼女たちは初期のポストパンク路線で成功しながらも作品ごとに実験的なサウンドへと変化、後の女性アーティストたちに大きな影響を及ぼしたスージーさんの呪術的なボーカルと強烈な個性を持ったメンバーたちによる独創的な音楽性を作り上げた高い評価を得ました。
とくにポストパンク~ニューウェーブ期における天才的なギタリストとして知られるジョン・マッギオークさんが在籍していた時期、バンドの中では「中期」に位置する時代の『Kaleidoscope』や『Juju』に『A Kiss in the Dreamhouse』といった作品群は、ゴシックロックという枠内をこえて1980年代の英国ロックに興味を持っている方は必ず聴いてみてほしいですね。
MoyaSouthern Death Cult

耽美的な要素も兼ね備えたダイナミックなハードロックで世界的な成功を収め、日本でも多くのバンドたちに影響を与えたイギリスのザ・カルト。
その前身バンドとして知られているサザン・デス・カルトは、ポジティブパンクやゴシックロックの代表的な存在としてシーンをリードした存在です。
ザ・カルトでもフロントマンを務めるイアン・アストベリーさんを中心として1981年に結成された彼らはオリジナルアルバムの発表も待たずに2年にも満たない活動で解散してしまいますが、残された数少ない音源を愛するゴシックロック好きは多いのですね。
アストベリーさんの特徴的なボーカルとダークな音楽性、隙間を生かしたいかにもポストパンク的なバンド・アンサンブルは、ザ・カルトでは味わえないまさにサザン・デス・カルトならではのもの。
ザ・カルトは聴いていたけどその前身バンドまでは知らなかった、という方であれば驚かれるかもしれません。
彼らが残した数少ない音源は1983年にリリースされた『Southern Death Cult』というコンピレーション作品で聴けますから、ゴシックロックを深掘りしたい方であれば確実にチェックしていただきたいです!
ゴシック の検索結果(11〜20)
Lucretia My ReflectionThe Sisters of Mercy

1980年に結成されたシスターズ・オブ・マーシーは、2022年代の今も活動を続けるゴシックロックの代表的なバンドとしては最古参の一つです。
とはいえリリースした作品は3枚のみ、1985年にリリースされた邦題『マーシーの合言葉』でも知られているデビューアルバム『First and Last and Always』の時点で一度解散しており、再始動後は結成メンバーのボーカリストであるアンドリュー・エルドリッチさんの実質的なソロプロジェクトとして活動を続けているのですね。
そんなシスターズ・オブ・マーシーの音楽性は、正式なメンバーとしてクレジットされているドラムマシーンが生み出す無機質なリズムを軸として、エルドリッチさんの艶っぽくしゃがれた低音ボーカル、ダークな叙情性を表現するギターがまさに「ゴシックロック」と呼ぶにふさわしく、彼らこそが「ゴスの帝王」と評する人も多いです。
初期の彼らはオリジナルメンバーとして後にゴースト・ダンスを始動させるゲイリー・マークスさんが在籍しており、後から加入したメンバーとしてウェイン・ハッセイさんとグレッグ・アダムスさんという、これまたゴシックロックの代表的なバンドとして知られるザ・ミッションを結成することとなるミュージシャンがいることも踏まえて、シスターズ・オブ・マーシーの存在自体が「ゴシックロックの歴史」そのものと言えるかもしれません。
ドラムマシーンも含めた「5人」によって生み出された前述したデビュー作は、ゴシックロックを通る上で必ず聴くべき名盤です。
より幅広い音楽性を手にして商業的に大きな成功を成し遂げた1987年のセカンドアルバム『Floodland』も合わせて、ぜひチェックしてみてください。
Wax and WaneCocteau Twins

コクトー・ツインズをゴシックロックの文脈で紹介すると、このバンドのドリームポップやシューゲイザーといった要素で聴いている方であれば違和感を覚えるかもしれません。
1979年にデビューを果たし、独創的なギタリストでありプロデューサーとしても活躍しているロビン・ガスリーさんと、唯一無二の幻惑的な歌声を持つシンガーのエリザベス・フレイザーさんといった特異な個性を持つミュージシャンが集まったコクトー・ツインズは、冒頭で述べたように後のドリームポップ、シューゲイザーなどのジャンルに多大なる影響を及ぼした名作を発表した名グループです。
名門レーベル4ADのカラーを決定付けた存在でもあり、彼らが作り上げた音世界は現在のアーティストたちも憧れてやまないほどなのです。
そんなコクトー・ツインズですが、もともとはポストパンク直系のサウンドを鳴らしており、1982年のデビュー作『Garlands』のリズムマシーンによる単調なリズム、楽曲を先導するベースライン、フランジャーを多用したネオサイケ的なギター、当時18歳だったというエリザベスさんの妖しくも瑞々しいボーカル……といった要素から生まれる楽曲は、音楽性の変化という意味でも転機となったサードアルバム『Garlands』以降の彼女たちしか知らない方が聴いたら驚かれるかもしれません。
エリザベスさんはスージー・アンド・ザ・バンシーズのスージーさんの大ファンだったそうでバンド自体も影響を受けていたようですし、ゴシックロックとしてのコクトー・ツインズを知りたい方はデビューアルバムや初期のEP作品を聴いてみてください。
Decline and FallVirgin Prunes

ヴァージン・プルーンズは通常のロックバンドとはまったく違うタイプの存在であり、はっきりと人を選ぶ音楽……アートを提示した特異なグループです。
実は、アイルランド出身の彼らはあの世界的なロックバンドであるU2のボノさんとは幼なじみという関係性であり、U2の名作デビューアルバム『BOY』で使用された少年は、ヴァージン・プルーンズのメンバーの弟さんなのですよ。
そんなヴァージン・プルーンズはU2とはまったく違うアンダーグラウンドなカルチャーに傾倒しており、音楽のみならず演劇に美術といった要素をパフォーマンスに取り入れた総合アングラ芸術的な表現を提示、地下シーンにおいて独自の活動を続けます。
リリースしたアルバムは1982年のデビュー作『…If I Die, I Die』と、1986年のセカンド作にしてラストアルバムとなった『The Moon Looked Down and Laughed』の2枚。
とくに前者はポストパンクやポジパン、ゴシックロックの名盤とされている作品ですが、強烈に妖しげな雰囲気が匂い立つアルバムジャケットを見るだけでもわかるように、ゴシックロックの中という枠内の中でも聴きやすい音楽とはいえません。
彼らの真骨頂はライブパフォーマンスにこそ発揮されますから、興味を持たれた方は必ずライブ映像を見ていただきたいですね。
FrontierDead Can Dance

コクトー・ツインズらと並ぶ4ADレーベルの看板グループとして知られる、オーストラリア出身の男女2人組であるデッド・カン・ダンス。
1981年の結成から1998年の解散までに7枚のアルバムをリリース、2005年に再結成を果たして以降はマイペースながら活動を続けて作品も発表しています。
そんなデッド・カン・ダンスの音楽性を語ることは非常に困難であり、ワールドミュージックから宗教音楽など既存のロックとは全く違う音世界はどこか違った世界からやってきた音楽の如し。
それでいてゴシックロック系のアーティストたちによるトリビュート盤が作られるほどに、その界隈で高い人気を誇るのは主に初期の作品で見せた作風によるものなのですね。
『エデンの東』という邦題でも知られる1984年のセルフタイトルのデビュー作では、ニューギニアの儀式用仮面をモチーフとしたというアルバムジャケットからも伝わる呪術的な要素が強く、民族音楽やトライバルなビートも盛り込みつつ、初期のコクトー・ツインズにも通じるポストパンク直系の楽曲もあり、ゴシックロックの名盤としての評価も高い逸品。
聴いているだけで、異世界へとトリップできそうな不気味な空気に支配された音世界は他ではなかなか味わえないものがありますね。
グループの本質的な魅力を知りたいという人は、世界的なヒットを記録した1993年の通算6枚目のアルバム『Into the Labyrinth』辺りをチェックすることをおすすめします!

