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Antonio Vivaldiの人気曲ランキング【2025】

水の都、イタリアのヴェネツィアの作曲家、Antonio Vivaldi。

彼は作曲家だけではなく、カトリック教会の司祭としても活動していました。

今回はそんな彼に注目します。

これまでにYouTubeで再生頻度の高かった人気曲をランキング形式でリストアップしました。

ファンの方はもちろん、初めましての方は興味がありましたらご覧ください。

Antonio Vivaldiの人気曲ランキング【2025】(41〜50)

マニフィカト ト短調 RV.611Antonio Vivaldi50

「マニフィカト」とはキリスト教聖歌の一つで、新約聖書「ルカによる福音書」の中の聖母マリアの祈りが歌われます。

ヴィヴァルディのマニフィカトは、オーケストラのくっきりとしたユニゾンと高貴で悲しみを帯びたソプラノの旋律が印象的です。

最もよく知られている版RV 610は、独唱、四部合唱、オーボエ、弦楽オーケストラ用に作曲されたものですが、1739年の最終版はオスペダーレ・デッラ・ピエタ孤児院の少女たちが歌う5つのアリアに置き換えられており、11曲構成で20分の大曲になっています。

ドイツのバロック時代の作曲家ヨハン・ゼバスティアン・バッハも同名の宗教音楽を書いており、そちらも有名なので並べて聞いてみてはいかがでしょうか。

Antonio Vivaldiの人気曲ランキング【2025】(51〜60)

ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 RV.238Antonio Vivaldi51

A. Vivaldi: Op. 9 n. 8 / Concerto for harp, strings & b.c. in D minor (RV 238) / M. Nordmann
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 RV.238Antonio Vivaldi

バイオリン協奏曲集「ラ・チェトラ」の中の1曲で、それぞれがテンポの異なる全3楽章から構成されています。

きらきら輝く旋律が顔を出したかと思えば、どこか抑制的な音色が登場するなど、内に秘めた二面性を思わせるような一曲です。

ヴァイオリン協奏曲 ニ短調「ピゼンデル氏のために」RV.236Antonio Vivaldi52

タイトルにある「ピゼンデル」とはドイツ後期バロック音楽のヴァイオリニストであるヨハン・ゲオルク・ピゼンデルのことで、イタリアの作曲家でありヴァイオリニストでもあったアントニオ・ヴィヴァルディに師事したことがある人物です。

ピゼンデルは多くの作曲家からヴァイオリン協奏曲の提供を受けていますが、ヴィヴァルディもまた、ピゼンデルの名を冠した楽曲を贈りました。

かなわぬ夢ですがドイツ随一のヴァイオリニストとの評価を得るピゼンデルの演奏で聴いてみたいですね。

ヴァイオリン協奏曲 ニ長調「不安」RV.234Antonio Vivaldi53

A. Vivaldi: L’inquietudine – Concerto for violin, strings & b.c. in D major (RV 234)
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調「不安」RV.234Antonio Vivaldi

ヴィヴァルディの協奏曲には、人間の感情を表す副題(お気に入り、疑い、喜びなど)がつけられた曲がいくつかありますが、この曲もその一つです。

“不安”と題されていますが、全体的に明るく期待に満ちた印象の楽曲です。

ヴァイオリン協奏曲イ短調 RV.356Antonio Vivaldi54

1711年に出版したアントニオ・ヴィヴァルディが作曲した合奏曲集「調和の幻想」に収録された作品。

軽やかに走り抜けるような急テンポで進む第一楽章の後、ゆったりした第二楽章が挟み込まれ、第3楽章では急激で情熱的なテンポを取り戻し、劇的に終結します。

冒頭から最後まで一音たりとも聞き逃したくないほど魅力的な旋律を持った一曲です。

二つのマンドリンのための協奏曲ト長調 RV.532Antonio Vivaldi55

マンドリンとは古代の楽器“リュート”の流れを汲み、19世紀頃にイタリアで改良されて生まれた撥弦楽器です。

田舎町の情景を思わせる、明るく屈託のない旋律が魅力的。

マンドリン独特の優美できらきら輝くような音色が堪能できる作品です。

合奏協奏曲 ト短調「ザクセン公のために」RV.576Antonio Vivaldi56

ヴァイオリン、オーボエ、2本のリコーダー、2本のオーボエ、ファゴット、弦楽の音色が甘く溶け合う魅力的な合奏協奏曲。

この作品はザクセンの選帝侯の宮廷楽団として使えていたドイツ後期の作曲家でありヴァイオリニストであったヨハン・ゲオルク・ピゼンデルがアントニオ・ヴィヴァルディと出会った後、その作品をヨーロッパ中で演奏しました。

イタリアの作曲家ヴィヴァルディの作品が他国にも知られるようになったきっかけの作品です。