アメリカ出身のジャズピアニスト、チック・コリアさんは、マイルス・デイビスとの共演から注目を集め、その卓越した演奏技術と革新的な音楽性で世界中のファンを魅了してきました。
ジャズにラテンの息吹を吹き込んだ「スペイン」や、目まぐるしい展開が印象的な「ナイト・スプライト」など、彼の紡ぎ出す珠玉の名演の数々は、グラミー賞23回受賞という輝かしい功績とともに、今なお多くの音楽ファンの心を揺さぶり続けています。
Chick Coreaの人気曲ランキング【2025】
SpainChick Corea1位

ホアキン・ロドリーゴさんの『アランフエス協奏曲』の優美な旋律から一転、情熱的なラテンリズムへと展開するドラマティックな構成が印象的な作品です。
チック・コリアさん率いるバンド、リターン・トゥ・フォーエヴァーが1972年にアルバム『Light as a Feather』で公開しました。
日本ではニュース番組のテーマやCMにも起用され、インスト曲としても広く親しまれています。
ピアノとギターで奏でれば、哀愁と情熱が入り混じるスリリングなセッションに仕上がるでしょう。
Morning SpriteChick Corea2位

ジャズ初心者にオススメされる曲の定番のひとつがチック・コリアの『スペイン』ですが、彼はそれ以外にも多くの名曲を生み出してきました。
その中でもこのアコースティック・トリオによる『モーニング・スプライト』は、「こんなジャズもあるんだ!」と思っていただけるのではないでしょうか?
爽やかなメロディと独特のフレーズ、そしてメンバーのテクニックを堪能できる一曲です。
nite spriteChick Corea3位

ピアニスト、チックコリアがスティーブガッドとともに超絶技巧で作り上げている曲。
絶え間ない連打とスピード感のある複雑なキメは、多くのフュージョンファンを生み出しました。
たった数分の楽曲ですが、彼らがどれほど実力を持っているか伺い知れる一曲です。
キング・コックローチChick Corea4位

リターン・トゥ・フォーエヴァーでは激しくテクニカルな演奏を特徴とするチック・コリアですが、このプロジェクトではかなり肩の力を抜いたアレンジでスムースに聴かせてくれます。
しかしサラッと演奏している風に見えますがリズムの鋭いことといったら…。
スペインChick Corea5位

クラシックとジャズをミックスさせたコンテンポラリーな音楽性で人気を集めた作曲家、チック・コリアさん。
クラシックというとやや疑問符が残るかと思いますが、こちらの『スペイン』はぜひとも上級者を目指す方に取り組んでいただきたい作品の一つ。
この曲の難しさはなんといっても、リズム感と指の俊敏な動きにあると思います。
ジャズテイストの作品にありがちな、鍵盤上を駆けまわるようなフレーズや、リズムをとらえにくいフレーズが多く登場しますので、上級者としてさらなるレベルアップをはかるために、ぜひチャレンジしてみてください!