John Coltraneの人気曲ランキング【2025】
モダンジャズのサックス奏者として、ジャズの歴史に名を残した20世紀ジャズの巨人。
無名時代が長かったものの、マイルス・デイビスバンドからセロニアス・モンクバンドを経て、デューク・エリントンと共演するなど、早逝のため、第一線での活動期間は10年程度でしたが、ジャズの巨匠として今も愛され続けています。
John Coltraneの人気曲ランキング【2025】(1〜10)
My Favorite ThingsJohn Coltrane1位

モダンジャズの発展に大きく貢献した、サックス奏者、ジョン・コルトレーンさん。
彼の代表曲は、1961年にリリースされたアルバム『My Favorite Things』に収録されている同名曲。
こちらを初めて聴く方も、どこかで聴いたことのあるような感覚を覚えるかもしれません。
というのも、この曲は『サウンド・オブ・ミュージック』の挿入歌のアレンジバージョンだからです。
ただし、かなり複雑なアレンジが加えられているので、雰囲気はガラッと変わっています。
ぜひ、両作品を聴き比べてみてはいかがでしょうか。
In a sentimental moodDuke Ellington & John Coltrane2位

1962年、アメリカジャズ界の重鎮デューク・エリントンさんと革新的なサックス奏者ジョン・コルトレーンさんが奏でた美しいコラボレーション。
愛する人への想いを星空に例えた詩的な世界観と、エリントンさんの優雅なピアノ、コルトレーンさんの柔らかなサックスが織りなす極上のハーモニーが、心に深く染み入ります。
1935年の誕生秘話も興味深く、友人同士のいさかいを和らげるために即興で生まれたメロディーは、今やジャズ史に輝く名曲となりました。
2005年の映画『Prime』でも印象的に使用され、穏やかな春の午後のカフェで静かに聴きたい一曲です。
心が温かくなるような、そんな癒しの時間を与えてくれることでしょう。
A Love Supreme, Pt. I – AcknowledgementJohn Coltrane3位

アメリカを代表するサックス奏者であり、ジャズファンでなくともその名前は聴いたことがあるかもしれない、レジェンド「John Coltrane」のアダルトで色気のあるグルーヴで奏でられる一曲です。
ジャズという音楽のふところの深さ、音楽は自由だということを表現するような、複雑かつ芸術的なアンサンブルの名曲です。
Giant StepsJohn Coltrane4位

モダンジャズの金字塔として知られるこの作品は、複雑なハーモニーと迅速に変化するコード進行が特徴的です。
1960年にアトランティック・レコードからリリースされたアルバム『Giant Steps』に収録されており、ジョン・コルトレーンさんが同レーベルと契約後、初めてリーダーとして制作した作品なのですね。
本作は、コルトレーンさんが1957年にセロニアス・モンクと共演した経験を活かし、ジャズの新たな地平を切り開いた革新的な一曲といえます。
ジャズの歴史に深い興味を持つ方や、技術的な挑戦を求めるミュージシャンの方におすすめの一曲です。
My One and Only LoveJohn Coltrane & Johnny Hartman5位

深く温かい歌声と、それに寄り添うように奏でられるサックスが織りなす珠玉のジャズ・バラード。
John ColtraneさんとJohnny Hartmanさんによる奇跡的な共演として知られています。
かけがえのない人へ捧げる、ひたむきで献身的な愛情が歌われており、そのロマンティックな世界観に誰もが引き込まれるはずです。
本作は1963年に公開された名盤『John Coltrane and Johnny Hartman』に収録されている作品で、驚くべきことにこのセッションは1963年3月にたった一日で録音されました。
一人で静かに過ごす夜や、大切な人と特別な雰囲気を楽しみたい時にピッタリ!
ジャズの持つ奥深い魅力をじっくりと味わうことができますよ。
Blue TrainJohn Coltrane6位

ジャズでは定番中の定番といわれるブルースのコード進行を用いたこちらの曲「Blue Train」はジョン・コルトレーン本人の作曲で、愁いを帯びたテーマから、ブルージーながら明るいソロ部分への展開がかっこいいですよね。
リー・モーガンとカーティス・フラーの個性が光るすばらしいソロもこの作品を聴きごたえのあるものにしています。
Chim Chim ChereeJohn Coltrane7位

『チム・チム・チェリー』は、ミュージカル『メリー・ポピンズ』の劇中歌の1つで、日本でもNHK『みんなのうた』で放送され、またペギー葉山さんらにもカバーされ、ご存じの方も多い曲ではないでしょうか。
このバージョンは、ジャズ・サックス・プレイヤーのジョン・コルトレーンさんが、自身のカルテットで録音した、その名の通り『The John Coltrane Quartet Plays』という1965年のアルバムに収録されています。
ジャズ・ミュージシャンとして、サックス・プレイヤーとして後世に計りしれない影響を与えたコルトレーンさんですが、この曲でも存分に浮遊感があふれるコルトレーン節のソロがさくれつしています。