モダンジャズのサックス奏者として、ジャズの歴史に名を残した20世紀ジャズの巨人。
無名時代が長かったものの、マイルス・デイビスバンドからセロニアス・モンクバンドを経て、デューク・エリントンと共演するなど、早逝のため、第一線での活動期間は10年程度でしたが、ジャズの巨匠として今も愛され続けています。
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John Coltraneの人気曲ランキング【2025】(1〜10)
My Favorite ThingsJohn Coltrane1位

有名曲が少ないと言われるロジャース&ハマースタイン。
確かにそのとおりですが、1曲だけとてつもないヒットを巻き起こしたスタンダードナンバーが存在します。
それがこちらの『My Favorite Things』。
日本のCMでも頻繁に使用されているので、BLUE GIANTを知る前でも、一度は耳にしたことがあるかと思います。
原曲となるロジャース&ハマースタインのものと、現在のスタンダードナンバーとしての『My Favorite Things』はアレンジに大きな違いがあるので、本作をより深く楽しみたい方は、ぜひ聴き比べてみてください。
A Love Supreme, Pt. I – AcknowledgementJohn Coltrane2位

アメリカを代表するサックス奏者であり、ジャズファンでなくともその名前は聴いたことがあるかもしれない、レジェンド「John Coltrane」のアダルトで色気のあるグルーヴで奏でられる一曲です。
ジャズという音楽のふところの深さ、音楽は自由だということを表現するような、複雑かつ芸術的なアンサンブルの名曲です。
In a Sentimental MoodDuke Ellington & John Coltrane3位

ジャズ界の二大巨頭、ピアニストのデューク・エリントンさんとサックス奏者のジョン・コルトレーンさんによる夢の共演作ですね。
本作は、愛する人に包まれる幸福感と、それによって過去の孤独が癒やされていく様子が描かれた、とてもロマンチックなテーマを持っています。
エリントンさんの洗練されたピアノに、コルトレーンさんの驚くほど優しく甘美なテナーサックスが溶け合う様はまさに絶品です。
このバージョンは1962年9月に歴史的な名盤『Duke Ellington & John Coltrane』で録音され、2005年の映画『Prime』のサウンドトラックにもなりました。
物思いにふける秋の夜、少しセンチメンタルな気分で聴きたい曲に仕上げられています。
Blue TrainJohn Coltrane4位

ジョン・コルトレーンさんが1957年に発表したアルバム名にもなった『ブルー・トレイン』は、ブルーノート・レーベルの中でも人気のある1500番台の名盤で、ジャズの醍醐味が体感できる1曲です!
マイルス・デイヴィス・バンドで演奏をともにしたベースのポール・チェンバースさんと、ドラムのフィリー・ジョー・ジョーンズさんのグルーヴを軸に、ジョン・コルトレーンさんとリー・モーガンさんの管楽器の掛け合いが素晴らしい好演が魅力です!
CountdownJohn Coltrane5位

ジャズの名曲として知られるこの楽曲は、複雑なコード進行と速いテンポが特徴です。
1960年5月にリリースされたアルバム『Giant Steps』に収録され、ジャズ界に大きな影響を与えました。
ジョン・コルトレーンさんの卓越した即興演奏技術が存分に発揮された本作は、ジャズの標準レパートリーとして今なお多くのミュージシャンに親しまれています。
ジャズ理論や即興演奏を学ぶ学生にとっても重要な作品となっています。
ジャズに興味がある方や、新しい音楽に挑戦したい方におすすめの1曲です。
テナーサックスの魅力を存分に味わえる本作で、ジャズの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
Giant StepsJohn Coltrane6位

モダンジャズの金字塔として知られるこの作品は、複雑なハーモニーと迅速に変化するコード進行が特徴的です。
1960年にアトランティック・レコードからリリースされたアルバム『Giant Steps』に収録されており、ジョン・コルトレーンさんが同レーベルと契約後、初めてリーダーとして制作した作品なのですね。
本作は、コルトレーンさんが1957年にセロニアス・モンクと共演した経験を活かし、ジャズの新たな地平を切り開いた革新的な一曲といえます。
ジャズの歴史に深い興味を持つ方や、技術的な挑戦を求めるミュージシャンの方におすすめの一曲です。
Moment’s NoticeJohn Coltrane7位

自分の好きなジャンルの音楽について質問されて、思わず舞い上がって力説したら相手に引かれてしまった……音楽好きであればそんな経験は結構あるあるですよね。
『BLUE GIANT』の中で主人公の宮本大がガソリンスタンドのバイト仲間に「ジャズって難しい音楽なんでしょ」と言われ、反論するも「じゃ歌ってよ有名なやつ」と返された時に歌ったのがジョン・コルトレーンさんの名曲『Moment’s Notice』です。
いわゆるジャズの巨人であり、歴史的なサックス奏者のジョン・コルトレーンさんが1957年にリリースした傑作『Blue Train』に収録されており、ジョンさん自身が作曲も手掛けた楽曲なのですね。
軽快でアップテンポなナンバーですし、メインのフレーズも含めて非常に明快ですからジャズ初心者であってもサックスのかっこよさがよく分かる楽曲といえそうです。
大は有名なイントロのフレーズをハミングするのですが、残念ながら「分かんない」と一蹴されてしまうという……。
実はこの楽曲は原作において他のシーンでも登場しますから、興味のある方はぜひ原作をチェックしてみてください!