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John Coltraneの人気曲ランキング【2025】

アメリカのジャズ界に革命を起こしたサックス奏者、ジョン・コルトレーンさん。

マイルス・デイビスさんのバンドで頭角を現し、後に『Giant Steps』や『A Love Supreme』といった傑作を世に送り出しました。

複雑なコード進行と独特の音色で知られる彼の演奏は、今なお多くの音楽家たちに影響を与え続けています。

愛好家の皆様から寄せられた熱い想いとともに、珠玉の名演の数々をご紹介します。

John Coltraneの人気曲ランキング【2025】

Chim Chim ChereeJohn Coltrane7

『チム・チム・チェリー』は、ミュージカル『メリー・ポピンズ』の劇中歌の1つで、日本でもNHK『みんなのうた』で放送され、またペギー葉山さんらにもカバーされ、ご存じの方も多い曲ではないでしょうか。

このバージョンは、ジャズ・サックス・プレイヤーのジョン・コルトレーンさんが、自身のカルテットで録音した、その名の通り『The John Coltrane Quartet Plays』という1965年のアルバムに収録されています。

ジャズ・ミュージシャンとして、サックス・プレイヤーとして後世に計りしれない影響を与えたコルトレーンさんですが、この曲でも存分に浮遊感があふれるコルトレーン節のソロがさくれつしています。

CountdownJohn Coltrane8

『BLUE GIANT』において、というより主人公の宮本大にとってジョン・コルトレーンさんの存在は非常に重要であり、サックス奏者の大にとっては最も敬愛するプレイヤーの1人ですよね。

作品をより楽しむ上でコルトレーンさんの音楽は欠かせないといっても過言ではないですが、こちらで紹介している楽曲『Countdown』は学園祭で大が披露する楽曲です。

1960年にリリースされたジャズ史に残る名盤中の名盤『Giant Steps』に収録されているナンバーで、コルトレーンさんが自身が作曲を務めた2分20秒と短い楽曲ながらも、縦横無尽に吹きまくるテナーサックスの迫力はまさに圧倒的の一言!

多くのジャズアーティストがカバーしている人気曲でもありますし、大がこの曲を選んだのは当然と言えるかもしれませんね。

Moment’s NoticeJohn Coltrane9

自分の好きなジャンルの音楽について質問されて、思わず舞い上がって力説したら相手に引かれてしまった……音楽好きであればそんな経験は結構あるあるですよね。

『BLUE GIANT』の中で主人公の宮本大がガソリンスタンドのバイト仲間に「ジャズって難しい音楽なんでしょ」と言われ、反論するも「じゃ歌ってよ有名なやつ」と返された時に歌ったのがジョン・コルトレーンさんの名曲『Moment’s Notice』です。

いわゆるジャズの巨人であり、歴史的なサックス奏者のジョン・コルトレーンさんが1957年にリリースした傑作『Blue Train』に収録されており、ジョンさん自身が作曲も手掛けた楽曲なのですね。

軽快でアップテンポなナンバーですし、メインのフレーズも含めて非常に明快ですからジャズ初心者であってもサックスのかっこよさがよく分かる楽曲といえそうです。

大は有名なイントロのフレーズをハミングするのですが、残念ながら「分かんない」と一蹴されてしまうという……。

実はこの楽曲は原作において他のシーンでも登場しますから、興味のある方はぜひ原作をチェックしてみてください!

What Child Is This? (Greensleeves)John Coltrane10

この曲は、16世紀後半によく歌われていたイギリスのもっとも古い民謡のメロディーで歌われる「みつかいうたいて」でも知られるクリスマスキャロルです。

ジョン・コルトレーンは、アメリカのモダンジャズのサックス奏者として伝説的なアーティストです。

Autumn SerenadeJohn Coltrane / Johnny Hartman11

ジョン・コルトレーンさんとジョニー・ハートマンさんのタッグで届けられる秋のジャズナンバー『Autumn Serenade』。

もうとにかくロマンチックで、ジャズの軽快なリズムに乗るジョニー・ハートマンさんのセクシーなバリトンボイスとジョンコルトレーンさんのムーディなサックスのアンサンブルはうっとりと聴き入ってしまいます。

大人が楽しむムードのある秋ソングとして、ぜひプレイリストに入れておいてはいかがでしょうか。

GreensleevesJohn Coltrane12

イングランド民謡である『Greensleeves』をスタンダードジャズにアレンジしたこちらの曲は、歌詞自体に冬という単語は入っていませんが、冬のように冷たい失恋をテーマとしています。

曲調は冷たい雰囲気ですが、テンポは早めとなっているので、ジャズを聴いたことがない方にも聴きやすい曲となっています。