ウェストコースト・ジャズを代表するアーティストとして知られているアメリカ出身のピアニスト、デイヴ・ブルーベックさん。
変拍子がインパクトを生み出している代表曲『Take Five』は、ジャズにおけるスタンダードナンバーとして現在でもさまざまな場所で耳にしますよね。
また、1975年に発見された小惑星がデイヴ・ブルーベックさんの名前にちなんで「5079 Brubeck」と名付けられたことからも、その功績が分かるのではないでしょうか。
今回は、そんなデイヴ・ブルーベックさんの人気曲ランキングをご紹介します!
Dave Brubeckの人気曲ランキング【2025】
“Homecoming” Jingle BellsDave Brubeck1位

ジェームズ・ロード・ピアポントさんが1857年に作詞作曲した『Jingle Bells』。
この曲を知らないという方はいないのでは?
『Jingle Bells』はクリスマスの時期になると必ず街中で流れるので、かなりなじみ深い1曲だと思います。
学校でも課題曲として扱われるので歌ってみても楽しいかもしれませんね。
BlueRondo À la TurkDave Brubeck2位

こちらの『BlueRondo À la Turk』は『テイク・ファイブ』のレコーディングで知られるデイブ・ブルーベックさんが、トルコのストリートミュージシャンが演奏する曲のリズムに触発されて作った曲です。
2 + 2 + 2 + 3というリズムパターンとそれに続く3 + 3 + 3というリズムパターンで作られています。
ジャズというよりは民族音楽やクラシックの要素も感じるような曲は興味深いですね。
デイブ・ブルーベックさんはほかにも変拍子の曲を手掛けているので、聴き比べると楽しめると思います。
My Favorite ThingsDave Brubeck3位

ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の劇中歌のひとつとして有名なこの曲。
「私のお気に入り」という邦題でも知られていますね。
多くのジャズミュージシャンによって演奏されており、こちらはアメリカのピアニスト、デイヴ・ブルーベックによるもの。
シンプルながら美しいメロディはピアノと相性抜群です。
Someday My Prince Will ComeDave Brubeck4位

この曲は、1937年のアメリカ長編アニメ映画「白雪姫」の挿入歌として有名になった曲です。
1957年にデイブ・ブルーベックが初めて取り上げました。
それ以降、著名なジャズ奏者が演奏し、ジャズのスタンダードナンバーとなりました。
Spring In Central ParkDave Brubeck5位

都会のオアシスに訪れる春の息吹を、優美なピアノの旋律で描き出す名演です。
アメリカの重鎮デイヴ・ブルーベックさんが、1964年にテレビ番組『Mr. Broadway』のために手掛けた珠玉のインストゥルメンタル作品で、アルバム『Jazz Impressions of New York』に収録されています。
アルト・サックスの名手ポール・デスモンドさんとの息の合った掛け合いが心地よく、ニューヨークの街に溶け込む緑豊かな公園の情景が鮮やかに浮かび上がります。
木漏れ日の中を散歩する人々の足取りや、新緑に包まれた穏やかな空気感までもが、繊細なタッチとリズミカルな演奏によって見事に表現されています。
穏やかな午後のひとときに、心を癒やしてくれる一曲として、ぜひお楽しみください。
Take FiveDave Brubeck6位

シャネルのフレグランス、N°5 L’EAUを紹介しつつ、その使用がどのような影響を与えるのかを表現したCMです。
力強い語りと不思議な浮遊感にフレグランスを登場させ、表情から自信につながっていくことを伝えています。
そんな映像で描かれている力強さや大人なムードをより強調する楽曲が、デイヴ・ブルーベックさんの『Take Five』です。
スタンダードなジャズの編成で奏でられる優しい音色、時に弾むようなフレーズが、前向きな気持ちも伝えてくれますよね。
テイク・ファイブDave Brubeck7位

ピアノ、サックス、ドラムそれぞれのパートを存分に生かしていて、どこをとってもスイングしたくなります。
喫茶店などで何気に流れているのを聞くのもまた心地よいものです。
長い年月人気があるのがわかります。
真摯な演奏も良いです。