【感動&感涙間違いなし】結婚式で弾きたいクラシックのピアノ作品を厳選
新郎新婦の新たな門出を祝う結婚式。
「ピアノで1曲演奏してもらえないかな?」大切な2人からそうお願いされたとき、最高に幸せな瞬間を迎えるカップルへのお祝いに、あなたはどんな曲を贈りますか?
本記事では、感動の結婚式を彩る余興演奏にピッタリのクラシック作品をピックアップ!
ピアノ独奏曲から管弦楽、オペラの劇中歌のピアノ編曲版まで、愛を誓い合う場、そしてゲスト全員が幸せに包まれる空間にふさわしい作品を幅広くご紹介します。
【感動&感涙間違いなし】結婚式で弾きたいクラシックのピアノ作品を厳選(1〜20)
パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43 第18変奏「アンダンテ・カンタービレ」Sergei Rachmaninov

偉大なピアニストにして偉大な作曲家、セルゲイ・ラフマニノフ。
彼の作品のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43 第18変奏「アンダンテ・カンタービレ」』。
4分の3拍子で平行長調である変ニ長調に転じており、タイトルの通りテンポをAndanteに落としているのが特徴です。
独奏曲として演奏されることの多い本作は、とにかく甘美で完成されたピアノ作品の傑作と言えるでしょう。
ノクターン 第2番 Op.9-2Frederic Chopin

フレデリック・ショパンが作曲した『ノクターン 第2番 Op.9-2』は、ピアノ演奏者にとって感情表現の幅を広げる絶好の機会です。
流麗でゆったりとしたメロディは、結婚式など特別な瞬間にピッタリの曲。
表情豊かに歌い上げることで、聴衆の心に響くまばゆい演奏に仕上げることができるでしょう。
美しいハーモニーが空間を包み込むなか、愛を誓う2人の幸せな気持ちを音で表現して、感動的なひとときを演出します。
新郎新婦だけでなく、全ての出席者が喜びに満ちあふれるような、温かな時間を生み出すのに最適です。
オンブラ・マイ・フGeorg Friedrich Händel

ヘンデルの名作『オンブラ・マイ・フ』。
オペラを代表する名曲の1つとして知られている本作ですが、ピアノ作品としても有名で、これまでに多くの演奏家によって披露されています。
そんな本作の魅力は、透明感のある中音域から次第に高音域へと展開されていく部分にあると思います。
歌詞には木陰というフレーズが登場するのですが、柔らかい木漏れ日が体を包むような雰囲気を見事に表現した楽曲です。
ぜひチェックしてみてください。
ワルツ 第1番 変ホ長調 Op.18「華麗なる大円舞曲」Frederic Chopin

フレデリック・ショパンの華麗なワルツは、愛を誓い合う結婚式にぴったり。
1833年に作曲され、翌年に出版されたこの曲は、ショパンのワルツ作品群のなかで最初に世に送り出されました。
華やかな変ロ音のファンファーレから始まり、5つの部分で構成された曲調は、新郎新婦の門出を祝福するかのよう。
後にバレエ『レ・シルフィード』でも使用されるなど、多くの人々に愛され続けています。
大切な2人の幸せな瞬間を彩るピアノ演奏として、ぜひ選んでみてはいかがでしょうか。
献呈Schumann=Liszt

結婚式の余興で披露するピアノ演奏には、心に響く上品で情感豊かな曲が求められます。
そんなシーンにふさわしいのが、愛の絆を象徴するシューマンとリストのコラボレーションによる『献呈』です。
この曲は、シューマンのロマンティックな旋律にリストが華麗なピアノテクニックを盛り込んだ、まさに聴く人の心を捉える作品。
結婚という祝福の時に、この曲が奏でる哀愁と喜びは、新郎新婦だけでなく会場中の人々に感動をもたらすでしょう。
幸せな1日を盛り上げる演奏として、間違いなくオススメです。