【ピアノの名曲】聴きたい&弾きたい!あこがれのクラシック作品たち
「この曲を聴くと癒やされる」「いつかこの曲を弾いてみたい」そんな印象的なピアノ曲はありますか?
お気に入りの曲は、ストレスや不安でモヤモヤした心を落ち着かせてくれます。
本記事では、そんな癒やしの1曲の候補となり得るクラシックの名曲の中から、世界的に有名なピアノ作品を厳選してご紹介します。
クラシックにあまりなじみがないという方でも、必ずどこかで耳にしたことがあるであろう有名な作品ばかりをセレクトしていますので、ぜひ最後までお楽しみください!
【ピアノの名曲】聴きたい&弾きたい!あこがれのクラシック作品たち(1〜10)
パガニーニ大練習曲集 第3曲「ラ・カンパネラ」Franz Liszt

フランツ・リストの名作『パガニーニ大練習曲集 第3曲「ラ・カンパネラ」』。
最も有名なピアノ曲の一つなので、多くの方がご存じだと思います。
難易度は最上級に相当し、上級者でも気を抜けばミスタッチが出てしまいます。
その分、聴きごたえはバツグンです。
この作品のポイントは跳躍の多さと指の敏捷性が非常に高いレベルで求められること。
近道はなく、地道に実力をつけていくしかありませんが、ぜひこの楽曲を目標にピアノ練習に励んでみてください。
英雄ポロネーズ 変イ長調 Op.53Frederic Chopin

フレデリック・ショパンの作品のなかでも、なかなかの難易度をほこる名作として知られている『英雄ポロネーズ 変イ長調 Op.53』。
難易度としては上級に相当します。
序盤に登場する右手による16分音符で書かれた4度の音程や、ユニゾンで駆け上がっていく音形、左手のオクターブなど、難しい部分が多くありますが、非常に聴きごたえのある作品です。
上級者を目指そうとしている中級者の方はぜひこの作品に挑戦してみてはいかがでしょうか?
亡き王女のためのパヴァーヌ ト長調Maurice Ravel

最も有名なクラシック作品の一つ、『亡き王女のためのパヴァーヌ ト長調』。
モーリス・ラヴェルの名作ですね。
ピアノ発表会でも頻繁に耳にする楽曲だと思います。
そんなこの作品のポイントは、Bパートの左手。
9度がギリギリ届くという手の方にとっては難易度が高く感じるでしょう。
オクターブが苦手な方にとってはとっつきにくい作品かもしれませんが、そこが魅せ場でもあります。
圧倒的に難しい作品というわけではないため、ぜひ取り組んでみてください。
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66Frederic Chopin

フレデリック・ショパンの名作『幻想即興曲』。
今回はその中でも『幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66』を紹介したいと思います。
この作品は『幻想即興曲』のなかでも特に有名で、難易度としては上級に相当します。
Aパートでは右手と左手がバラバラな速いパッセージ。
Bパートでは美しい旋律が展開される楽曲で、Aパートに関しては高い難易度をほこります。
難易度が高い分、聴き映えのする楽曲なので、この楽曲を目標にピアノ練習に励んでみてはいかがでしょうか?
2つのアラベスク 第1番 ホ長調Claude Debussy

クロード・ドビュッシーの作品のなかでも、特に有名な名作『2つのアラベスク 第1番 ホ長調』。
ピアノ発表会などで最も耳にする機会の多いドビュッシーの作品ですね。
難易度は中級のなかでも上位に近いくらいです。
そんなこの作品のポイントは、力の入れ方。
アラベスクとは模様という意味です。
そのため、無機質な演奏を強調しているのですが、そのためには一定の強さで引き続けるテクニックが必要です。
『鬼火』のように手の体力が必要とされる楽曲と言えるでしょう。
無言歌集 第5巻 Op.62 第6曲 春の歌Felix Mendelssohn

フェリックス・メンデルスゾーンの名作『無言歌集 第5巻 Op.62 第6曲 春の歌』。
メンデルスゾーンといえば『結婚行進曲』が有名ですが、今回はあえて『春の歌』を紹介したいと思います。
この作品の魅力は、非常に洗練された美しいメロディー。
難易度としては初心者でもギリギリ取り組める程度で、ツェルニー30番と同じ程度です。
ただし、美しい演奏という意味でなら、中級者のなかでも上位に位置する作品なので、感性や表現力を鍛えたい方は、ぜひ取り組んでみてください。
イタリア協奏曲 BWV 971J.S.Bach

上級者向けの作品として有名なヨハン・セバスチャン・バッハの名作『イタリア協奏曲 BWV 971』。
楽譜だけを見れば簡単に思えるかもしれませんが、実際に弾いてみると意外に難しく、演奏には高い集中力が必要です。
『ラ・カンパネラ』のようなテクニックを全面に押し出した作品というよりは、『鬼火』のように体力的な部分が鍛えられる楽曲です。
基礎的なピアノの演奏力を上げたいという方は、ぜひこの作品に取り組んでみてください。






