【ピアノの名曲】聴きたい&弾きたい!あこがれのクラシック作品たち
「この曲を聴くと癒やされる」「いつかこの曲を弾いてみたい」そんな印象的なピアノ曲はありますか?
お気に入りの曲は、ストレスや不安でモヤモヤした心を落ち着かせてくれます。
本記事では、そんな癒やしの1曲の候補となり得るクラシックの名曲の中から、世界的に有名なピアノ作品を厳選してご紹介します。
クラシックにあまりなじみがないという方でも、必ずどこかで耳にしたことがあるであろう有名な作品ばかりをセレクトしていますので、ぜひ最後までお楽しみください!
- ピアノで弾けたらかっこいい!魅力抜群の名曲たちをピックアップ
- 【クラシック】有名ピアノ作品|一生に一度は弾きたい珠玉の名曲たち
- 【大人向け】ピアノ発表会にオススメ!聴き映えする名曲を厳選
- 【上級】弾けたら超絶かっこいい!ピアノの名曲選
- 【クラシック音楽】全曲3分以内!短くてかっこいいピアノ曲まとめ
- 【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選
- 美しすぎるクラシックピアノの名曲。心洗われる繊細な音色の集い
- ピアノ初心者必見!一度は弾いておきたい定番クラシック作品を厳選
- 【上級者向け】ピアノ発表会で挑戦すべきクラシックの名曲を厳選
- 【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品
- 【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち
- 【ベートーヴェン】ピアノで簡単に弾ける珠玉の名曲をピックアップ
- 【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!
【ピアノの名曲】聴きたい&弾きたい!あこがれのクラシック作品たち(1〜10)
3つのノクターン第3番「愛の夢」Franz Liszt

新ドイツ楽派や交響詩を作り出した、偉大なハンガリーの作曲家、フランツ・リスト。
クラシック界のターニング・ポイントを作った作曲家で、いくつものオリジナリティにあふれる名曲を残してきました。
なかでも、こちらの『愛の夢』は特に美しい作品として、長年にわたって愛されています。
癒やしのピアノ曲として人気が高い作品ですが、実はもともとは歌曲として作られた楽曲!
リスト自身の手によって編曲されたピアノバージョンでは、ピアノの音色だからこそ生み出せる繊細な表現が見事に演出されています。
子供の情景 作品15-7「トロイメライ」Robert Schumann

ロマン派を代表する作曲家、ロベルト・シューマンの名作をご紹介します。
1838年に作曲された『子供の情景』に収録されている本作は、大人が子供時代を振り返るというテーマを持つ曲集の中でも、特に愛されている1曲。
ドイツ語で「夢」を意味するタイトルの通り、ゆったりとした旋律と穏やかな雰囲気が、聴く人を夢見心地にさせます。
シューマンが結婚を控えたクララへの愛情を込めて作曲したこの曲は、複雑な和音と優しいタッチが求められる一方で、心を癒やす美しさを秘めています。
日常の喧騒を忘れ、豊かな心の景色を垣間見たい方におすすめです。
ピアノソナタ第8番 ハ短調 作品13「悲愴」第2楽章Ludwig van Beethoven

ドイツ古典派を代表する作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが生み出したピアノソナタの中でも、『月光』や『熱情』と並び称されるのがこの『悲愴』。
1798年から1799年にかけて作曲されたといわれており、発表当時から高い評価を得て、ベートーヴェンが作曲家としての地位を固めるきっかけとなった出世作でもあしります。
特に「第2楽章」は、テレビやCMなどでもアレンジを変えてBGMとしても頻繁に起用されており、広く親しまれています。
穏やかでいてどこか切ない響きや、メインのテーマからがらりと雰囲気を変える中盤の展開が非常に美しい作品です。
【ピアノの名曲】聴きたい&弾きたい!あこがれのクラシック作品たち(11〜20)
ピアノソナタ 第11番 イ長調 Op.311 第3楽章「トルコ行進曲」Wolfgang Amadeus Mozart

クラシック音楽の巨匠、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの代表作といえば、この楽曲を外すことはできません。
実は『ピアノソナタ第11番』の第3楽章なのですが、単独で演奏されることも多い人気曲です。
トルコ軍楽隊を模した左手の伴奏が特徴的で、華やかで勇ましい雰囲気が魅力的。
1783年、ウィーン包囲の100周年にあたる年に作曲されたとされています。
テクニックや体力が必要な難曲ですが、弾き終えた時の達成感は格別!
名曲をかっこよく弾きこなして、発表会で日頃の成果を思いきり発揮しましょう!
別れの曲Frederic Chopin

世界で最も美しい作品の一つ、フレデリック・ショパンの『別れの曲』。
誰しも一度はこの作品の耳にしたことがあると思います。
そんなこの作品のポイントは、故郷を懐かしむ絶妙に切ないメロディー。
ショパンの楽曲にありがちな、高い表現力を求められる作品で、和音の連打に関しては高度なテクニックが要求されます。
そういったテクニックを維持しながら、表現力を養うことはピアノを上達する上で非常に重要です。
難しい作品ではないので、ぜひ中級者以上の方は取り組んでみてください。
8つのユモレスク Op.101 第7曲Antonin Dvořák

ゆったりとした優しいメロディーが印象的なアントニン・ドヴォルザークの名作『8つのユモレスク』。
今回はその中でも、こちらの『8つのユモレスク Op.101 第7曲』を紹介したいと思います。
この作品のポイントは譜読みと転調パートにあります。
譜読みに関しては、初心者にとってはなかなかの難易度をほこります。
そして、転調パート。
いきなりオクターブが登場するので、しっかりと指の体操をして取り組んでみてください。
乙女の祈りTekla Bądarzewska

美しい旋律が印象的なテクラ・バダジェフスカの名作『乙女の祈り』。
ピアノ曲としては、ややマイナーではあるものの非常に聴き映えのする美しい作品です。
そんなこの作品のポイントは、なんといっても10連符と7連符。
難易度としては中級程度なのですが、初心者から上がってきた方は、10連符や7連符に慣れていないため、最初は難しさを感じると思います。
とはいえ、そこさえマスターしてしまえば簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。