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【ピアノの名曲】聴きたい&弾きたい!あこがれのクラシック作品たち

「この曲を聴くと癒やされる」「いつかこの曲を弾いてみたい」そんな印象的なピアノ曲はありますか?

お気に入りの曲は、ストレスや不安でモヤモヤした心を落ち着かせてくれます。

本記事では、そんな癒やしの1曲の候補となり得るクラシックの名曲の中から、世界的に有名なピアノ作品を厳選してご紹介します。

クラシックにあまりなじみがないという方でも、必ずどこかで耳にしたことがあるであろう有名な作品ばかりをセレクトしていますので、ぜひ最後までお楽しみください!

もくじ

【ピアノの名曲】聴きたい&弾きたい!あこがれのクラシック作品たち(21〜40)

フランス組曲 第1番 BWV 812 メヌエットⅠNEW!J.S.Bach

Bach French Suite No.1 “Menuet 1” P. Barton, FEURICH 133 piano
フランス組曲 第1番 BWV 812 メヌエットⅠNEW!J.S.Bach

バロック時代の舞曲形式の中でも、この優雅な3拍子の楽曲は1722年から1725年頃に作曲され、「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」にも収録されています。

シンプルで親しみやすい旋律でありながら、対位法的な要素も含まれており、教会で響く上品な音色をイメージしながら演奏すると雰囲気が出てきます。

本作は技術的な難易度が比較的低いため、ピアノを始めて間もない方やバロック音楽に憧れを持つ方におすすめです。

音色や表現、強弱などが重視されるクラシックの場合は、ロングトーンの練習や良い音色の探求をしながら弾いてみましょう。

インヴェンション 第2番 ハ短調 BWV 773NEW!J.S.Bach

バッハ / インヴェンション No.2 ハ短調 ( J.S.Bach: Two-Part Invention No.2, in C minor BWV 773 )
インヴェンション 第2番 ハ短調 BWV 773NEW!J.S.Bach

『インヴェンション』の第2番として知られるこのハ短調の作品は、バロック時代の対位法技術が凝縮された魅力的な1曲です。

1723年にまとめられた教育的作品集の一部で、右手と左手が2小節ずれてカノン形式で対話する構造となっています。

短い作品ながら声部の入れ替わりや転調も含まれ、演奏者には各声部の独立性とバランスが求められます。

ハ短調という調性が生み出す内省的で厳格な雰囲気も印象的で、単なる練習曲を超えた芸術性を持っています。

対位法の美しさを学びたい方や、バロック音楽の奥深さに触れたい方におすすめです。

技術的な挑戦と音楽的表現力を同時に養える、学習者にとって貴重なレパートリーとなるでしょう。

英雄ポロネーズ 変イ長調 Op.53Frederic Chopin

感謝!50万人 – 英雄ポロネーズ – ショパン- Polonaise No.6 “Heroique” Op.53 – Chopin – クラシック – ピアノ -piano- CANACANA
英雄ポロネーズ 変イ長調 Op.53Frederic Chopin

フレデリック・ショパンの作品のなかでも、なかなかの難易度をほこる名作として知られている『英雄ポロネーズ 変イ長調 Op.53』。

難易度としては上級に相当します。

序盤に登場する右手による16分音符で書かれた4度の音程や、ユニゾンで駆け上がっていく音形、左手のオクターブなど、難しい部分が多くありますが、非常に聴きごたえのある作品です。

上級者を目指そうとしている中級者の方はぜひこの作品に挑戦してみてはいかがでしょうか?

亡き王女のためのパヴァーヌ ト長調Maurice Ravel

ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ/演奏:大導寺錬太郎
亡き王女のためのパヴァーヌ ト長調Maurice Ravel

最も有名なクラシック作品の一つ、『亡き王女のためのパヴァーヌ ト長調』。

モーリス・ラヴェルの名作ですね。

ピアノ発表会でも頻繁に耳にする楽曲だと思います。

そんなこの作品のポイントは、Bパートの左手。

9度がギリギリ届くという手の方にとっては難易度が高く感じるでしょう。

オクターブが苦手な方にとってはとっつきにくい作品かもしれませんが、そこが魅せ場でもあります。

圧倒的に難しい作品というわけではないため、ぜひ取り組んでみてください。

フランス組曲 第1番 BWV 812 サラバンドNEW!J.S.Bach

Bach French Suite No.1 “Sarabande” P. Barton, FEURICH 133 piano
フランス組曲 第1番 BWV 812 サラバンドNEW!J.S.Bach

バロック音楽に憧れはあるものの、複雑な対位法が苦手という方にはこの楽曲がおすすめです。

1722年頃に作曲されたこの作品は、アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳に収められていることからも、家庭での演奏を意図した親しみやすい楽曲となっています。

3拍子のゆっくりとした舞曲で、シンプルな和声進行と美しい装飾音が特徴的です。

曲調もゆっくりですし、難しいフレーズも技巧的なところもないため、バロック音楽を弾き始めた方でも練習すればすぐに演奏できます。

音色や表現、強弱などが重視されるので、良い音色の探求をしながら弾きましょう。